‘…/もしこのうわさがこの店外に滲めば/…/その席に私も寝に選り分けなさい/その杯所のように乱雑なところがない/…’.
高麗歌謡 ‘サングファゾム’(双花店)はそれほど始まる.サングファ(饅頭)を売る店を背景でどんなことにも拘束受けない恋人たちの密愛を描いた歌だ.
元の支配の下置かれた高麗の混乱する現実に対する痛烈な諷刺でも読ませる. 柳河監督はまさに彼 ‘サングファゾム’(双花店)の音叉語である
‘サングファゾム’(霜化店)を自分の新作の題目にした.
‘サングファゾム’(製作オポスピックチョス)はまるで
‘霜花’のように激しく熱かった欲望の感情は一瞬間冷えてしまって結局破局の運命で自分たちを導いて行く三人の男女の話.
これら三人の人の時点で話を解いて行って見よう.
ジュ・ジンモ “女を抱くことができない王…大変だった”
○苦しいさびしさ,その愛憎の破局…王(ジュ・ジンモ)
元の支配を受ける高麗末期,自尊の国を夢見る王として極限のさびしさと苦痛をなぐさめてくれる存在はひたすら護衛無事ホングリムだけだ.
“女人を抱くことができない身”なので運命的に解くことができない愛慾は完全にホングリムに向かっている.しかしそれは単純な愛慾の解消ではなく自分を取り囲んだ運命と時代的抑圧に対するまた他の抵抗だ.
ジュ・ジンモ :
脱毛増税に苦しむほど演技するのに手に負えなかったキャラクターだった.しかし俳優が苦しいと観客が楽しいこと.もっと大変でも楽しかった.”
チョ・インション “愛前に泣き叫ぶ王の男…悲しかった”
○“どうして私を選んだんですか?”…ホングリム(チョ・インション)
幼い時代宮廷に入って来て文武を煮って王の親衛部隊ゴンリョングウィの首長になった.王の最側近で彼の苦痛とさびしさ,自尊に対する夢を見守って来た.
王に対する忠誠は王のすべてのものを受け入れるようにした.王后との代理合宮を命令受けた後まだ分からなかった強烈な欲情と愛に落ちこむようになることを見当をつけることができなかったのは当然だ.
それも運命だったので.しかしその運命もビキョがはした愛はそのように強烈なのだった.
“どうして私を選んだんですか?”と言いながら充血では目で王を眺めるホングリムの目つきは彼の話を貫く言葉でもある.
チョ・インション :
“王の命令と運命そして愛の間の灰色地帯に置かれた,受動的な人物だ.その受動の運命を脱するのは….積もって積もってまた積もると完成されるキャラクターだった.”
宋至孝 “王道,王の男も胸は女人…日覚ました”
○一瞬間触れた愛,捕らえる…王后(宋至孝)
原義公州として政略結婚という運命を,身として自分を抱くことができないし自分をそばに置いてからもホングリムに向かう王の桎梏も,皆受け入れなければならなかった.遂に尋ねて来た愛はそれでもっと激しくて逃すことができないこと.
単純な欲情を越して真正な愛を悟らせてくれた男としてホングリムは生の全部になってしまった.悲劇的運命の破局が分かりながらもその中に歩いて入って行くのをやっと選択するしかない.
宋至孝 :
“すべての状況を受け入れるしかなかった女人の感情を表情に積もうと思った.日捨て終わる分かるようにし終わる悟らせてくれたキャラクターであり作品だ.”
|