『言えない秘密』は、ピアノのメロディによって人々の感性を刺激する作品で、そこがとても良いなと思いました。
この作品でのピアノは、過去と現在を行き交う最も重要な媒体であり、シャンルンとシャオユーを繋ぐものです。そして同時に、シャンルンを引き立たせる道具であり、最も重要な主人公だとも感じました。
最初に登場するピアノバトルのシーンは、『グラディエーター』の戦闘シーンや『プライベート・ライアン』の戦争シーンなど、派手なアクションシーンにも匹敵するような、観客を引き込む力がありました。
さまざまなピアノ音楽のおかげで内容が分かりやすくなり、愛の悲しみなどが深く感じられ、より映画に入り込むことができたと思います。シャンルンがピアノを弾いているシーンには、観客を魅了する圧倒的な力がありました。
(ブロコリスタッフ・ユニ)
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