容量 : 39M/100M |
メンバー |
Total :19519 |
Today : 0 |
書き込み |
Total : 16168 |
Today : 0 |
|
|
Dear BYJ |
BAE YONGJOONさんに伝えたい・・・ そんな想いを綴る公開掲示板です(非メンバー様も閲覧できます) |
No |
346 |
HIT数 |
2921 |
日付 |
2006/08/29 |
ハンドルネーム |
はしかな |
タイトル |
【創作】「 happy birthday Dear joon 」 ~絆・・愛するものへ~ |
本文 |
「 happy birthday Dear joon 」
~絆・・愛するものへ~
" ハッピバースディ・トューユー♪ ハッピバースディ・トューユー♪ "
" ハッピバースディ・ディア・パパ~♪ "
" ハッピバースディ・トューユー♪ "
「パパぁ~おたんじょうび、おめでと~」
つぼみのような愛らしい唇が頬に押し付けられる。
甘い香りのする柔らかい体を抱き締めていると、なんともいえない幸福感に満たされる。
不意に、ヨンジェは花音の姿が自分と重なるのを感じた
今の花音と同じ頃に父を亡くした・・。
花音が自分と同じ痛みを味わう事になったら、、、
そんな想いが頭を過ぎっただけで、言いようの無い恐怖に胸が締め付けられる。
賑やかな笑い声が、突然、ヨンジェの世界から消えてしまった。
温もりを求めるように母にその身を摺り寄せても・・懸命にしがみ付いても・・・
その人の心は空っぽで・・ヨンジェを暖めてはくれなかった。
母さんが笑っている、、、あんなに幸せそうに、、、
その笑顔が見たいと、あんなに望んでいたのに、、、
その笑顔は見知らぬ人達に向けられていた。
新しい父と二人の兄が出来た日・・・母さんが遠くへ行ってしまった日。
ヨンジェがどんなに手を伸ばしても、届かないくらい遠い所へ・・。
孤独と言う意味も解らない言葉に、心を支配されてしまっていた自分。
いくつもの夜、
悪夢にうなされて目を覚ましたヨンジェを、心配そうに覗き込んでいる青い瞳とぶつかった。
「お前と僕は似てるよ」
そう言って、にっこり笑った。
血の繋がりだけが、家族の絆じゃないと教えてくれた大切な人達。
その夜から何かが変わった・・・それは自分の心だったのかもしれない・・。
けれど・・・・。
渇いた喉は、潤す一滴の水をほしがり、、、
乾いた肌は、、、この胸は、、、人の温もりを切ないまでに追い求める、、、
心は、安住の地を求め彷徨い続ける、、、
そして見つけた、、、
神様が半分ずつに分けた、僕のもう一つの魂。
手を差し伸べると、いつも君は何のためらいも無く、僕の手に全てを委ねてくれる。
僕の胸に頬を寄せて、見上げるその瞳は、愛以外のなにものも映さない。
詩音、、、君を愛して・・・僕は初めて知ったよ。
花音、、、君を初めてこの胸に抱いた時・・・パパは知ったんだ。
愛する人を亡くした母さんの苦しみが、、、引き裂かれるような胸の痛みが、、、
母さん・・・ごめん。
そして、、、ありがとう。
今度、会いに行こうね。
詩音と花音と、父さんと母さん・・皆で一緒に・・・
愛する人たちが眠る・・・あの場所に、、、
★★。゜~☆☆。°~~★★。゜~☆☆。°~~★★。゜~☆☆。°~~★★。★★。゜~
家族の皆様、おjはヨンございます(*^_^*)
♪happy birthday Dear ヨンジュンssiヽ(^o^)丿♪
今回は短編とも言えないような感じ何ですけど、2周年記念で書いた「沙羅の咲く日に」に書けなかった部分を、ヨンジェのモノローグと言う形にしました。
joonのお誕生日には相応しくないかも?とも、思いましたが、「絆」をテーマにしたお話になっていると言う事で、お許し下さいね(*^_^*)
今日という一日が、joonと皆さんにとって、かけがえの無い日でありますように。
そして、これからの一年、皆様との絆が強く、太くなる事を願って(*^_^*)
| |