題名の「サイの角のようにひとりで行け」は仏教経典にある言葉だそうです。
「音に驚かない獅子のように、 網にとらえられない風のように、 水に汚されない蓮のように、 犀の角のようにただ独り歩め」
サイの角は95年に映画化されました。映画の方は題名のひとりが漢字なのです。(ネット検索の時に違いがでます) イ・ミヨンさんがヨンソン役を、そしてなんと!
「宮」のユルオンマのシム・ヘジンさんがキョンヘ役をやっています(^.^)
すっかり「サイの角」にのめりこんでしまった私と友はこの古い映画を探しまくり(友はソウルに行ったときも探してくれました)やっと見つけました! 韓国文化院という所の映像資料室で見ることができるのです。(貸し出しは不可)
ここは駐日韓国大使館所属の施設で、映画や本をたくさん所蔵していて、本は貸し出しもしています。様々な催しもやっています。
で、見てきました。韓国文化院は高矢禮から歩いて15分くらいです。
雑誌のバックナンバーを含め、韓国関係の本がたくさんあって
友は「ヨダレものだねー、半日いても飽きないね」と言っていました。(^.^)
映画も新しいのもたくさんあって、その場で無料で見ることができます。
コン・ジヨンさんの作品で翻訳されたものは他に、韓国のハンギョレ新聞に辻仁成と共同執筆し話題になった『愛のあとにくるもの』だけです。早く『私たちの幸せな時間』も読みたいなと思っています。
私の報告は以上ですが、韓国の作家の素敵な作品をご存知の方、是非お知らせください。
PS シン・ギョンスク(申京淑)さんの『離れ部屋』、自伝的小説 だそうですが、民主化の時代を描いたすごい作品です。 もう1つの『砂時計』だと思いました。
(九老洞のあたりの話が出てきて、ジェホの貧しさがリア ルにせまってきます)
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