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B.S.J.
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No 268 HIT数 11355
日付 2007/10/01 ハンドルネーム Whistl
タイトル 【第7回を実況するスレ】をノベライズ(笑)
本文

B.S.J.のみなさん、こんにちわっ♪

このスピンオフ・ノベライズも第8弾っ♪ すでに3分の1近くが終わっています(驚)。
あんなに長い時間待ったのに、始まると、すごいスピードなのねっ(涙)。
今回は長いので、早速始めます。

繰り返しますが 「日本での放送まで細かい映像や内容は知りたくないっ!」 とお思いの方は、スルーしてくださいねっ♪

では、後半に衝撃が走る第7話、行きま~すっ♪


☆.。.:*・゜.。.★;:*・゜☆.。.:*・゜.。.★;:*・゜☆.。.:*・゜.。.★;:*・゜☆


2007年9月27日放送 『太王四神記』 第7話 


大河ドラマ風のオープニグタイトル。ニューバージョン。約4分間のCM

前回のダイジェスト。物語の復習の後、「第7話」の文字。

コムル村、夜。村長であるヒョンゴが瞑想をしている。そこに使者が手紙を持ってきた。その手紙を読んだヒョンゴは「弟子たちをみんな集めろ」と命令を出す。

都の空を青い鳥が舞う。獄中の窓から空を見上げていたスジニが騒ぎ出す。同じ房に投獄されている黒軍の選手たちは「何をしているんだ?」「おかしくなったのか?」とスジニに聞くが、スジニは、「青い鳥が飛んでいるんだから、行かなければいけないのに」と大騒ぎを続けている。

コムル村、夜。村の広場に村人が集まっている。一人の村人が「村長、南方の守護神、朱雀の神物である紅珠がチュシンの王を探し出したようです」と報告すると他の村人たちが騒ぎ出す。「ヨン・ガリョ邸でです。これで、私たちコムル村が待っていたチュシンの王は、ヨン家のホゲ様に間違いありません。ただ一つ、疑問があります。ご存じのように朱雀の紅珠は朱雀の主と一緒にいなければならないはずなのですが……」とその村人は言葉を続ける。それに対して別の村人が、「朱雀の神物は火天会が持っているが、朱雀の主はコムル村に居るではありませんか、それなのに誰がチュシンの王を探し出したというのでしょうか」と疑問を語る。さらに白装束を着た別の村人は、「そうです。17年前、私はチュシンの星が輝いた夜に『ヘ氏』宅にいきました。火天会に紅珠を奪われてしまった朱雀の主は私たちがコムル村に連れてきました。それがスジニ。朱雀の主はスジニです。村長もご覧になられたではありませんか、額の朱雀の紋を」と語っている。

しかし物売りの男は、「私は間違いなく朱雀の紅玉の光を見た。朱雀の主である女がヨン家に入るのも見た。そして、その女と一緒に火天会の大長老がいました」と話す。その言葉に、「では、朱雀の主はスジニではなく他の女だというのですか」と、集会は騒然となっていく。村長であるヒョンゴは、杖を地面に打ち鳴らし、村人を静かにさせるしかなかった。

コムル村の村長の家。物売りの男がヒョンゴに「朱雀はチュシンの王を守る四神の一つですよね。それなのにどうして朱雀の紅玉が火天会の悪党の手にあるのでしょうか」と質問する。するとヒョンゴは、「火天会のヒョンソ師父を知っているか」と、かつて火天会によって背中に虎族の紋章を浮かび上がらせられた男の話をし、「恐らくその朱雀の主も同じような目にあわされたのではないだろうか?」と語り合っている。(そのセリフに、片肌を露わにした現在のキハの姿がオーバーラップし)キハは、刀を抜き、自分の右肩にある刻印を傷つけようとするが、不思議な力によって刀が折れ、泣き崩れてしまう。

太室、昼。幽閉されているタムトクの元にカクダンが現われ、「今日の午後、新王の即位式があります」とタムトクを呼びに来る。「何だって?」と驚くタムトク。

神殿。2階の席に大神官が入り、着席する。

王の居室。ヤン王の元を訪ねたタムトクが「何をなさろうというのですか? 私を王になさるのですか?」とヤン王に詰め寄っている。ヤン王は落ち着いた様子で、タムトクの母親の形見である香水の瓶を差し出しながら、「お前の母親はチュシンの星が光った時に山奥でお前を産んだのだ。とても寒い晩だった。そしてお前を隠した。神殿の使いがおまえを守るために隠すように告げに来たからだ。お前がチュシンの王だと確信したからだ」とタムトクの生まれた日のことを語り出す。「母上は寒い夜に私を守るために山奥で生み、亡くなられたのですか? 私を守るために?」と問うタムトクに、ヤン王は「私はお前を王にするつもりだ。これは、天の意志なのだ。お前の母親はそのためのお前を残して亡くなったのだ。今日がその日だ」とタムトクを説得する。

母親の遺志を知り、悩みながらもタムトクは、「父上。即位式に反対する者たちの中には敵が隠れているかもしれません。そうすれば国が2つに分かれてしまいます。それをお望みですか? 内紛を起こしてまで、私が王になればよいとおっしゃるのですか?」と叫ぶ。ヤン王は、その場を動かないタムトクに近づき、タムトクの両肩を抱きながら、「即位式に遅れないように着替えて来い」と静かに諭す。

神殿。大神官と向かい合う位置にヤン王が着席する。貴族席にはチョンロの部族長の姿もある。しかし、新王の座るべき椅子は、まだ空席のままだ。

ヨン・ガリョ邸。寝室で目覚めたキハは、酷い頭痛に顔を歪ませる。その時、廊下から「ホゲです。お話があります」と声が聞こえる。

神殿。入ってきたコ将軍が、ヤン王に「陛下。皆が王宮から動きません」と耳打ちする。

王宮の廊下。カクダンが率いる近衛兵と共に歩くタムトクは、カクダンに「(新王の即位式に)貴族たちがどれぐらい参加しているのか調べろ」と命令する。

宮殿。大神官は貴族たちに神殿に来るようにと説得するが、ヨン・ガリョの計略で、部族長の息子たちがヤン王によって拉致されたと思い込んでいる貴族たちは、「まずは、(王様が)拉致した部族長の息子たちを解放し、天に恥じないようになされるべきではないか」と抵抗する。それに対し、大神官は「王様の意志に従うべきです」と言い放つ。ヨン・ガリョは「自分が王様のところに参ります」と声を荒げる。

ヨン・ガリョ邸。ヨン・ホゲはキハに「父上と大長老が手を組み、部族長たちの息子を拉致し、その濡れ衣を太子に負わせることをご存知だったのですか?」とキハに質問する。「ご存じなかったのですか? ご一緒に計略されたのではないのですか?」と驚くキハに、ヨン・ホゲは「そんな風に思ってらっしゃったのですか? そんな私を王と呼ばれたのですか?」と責める。しかし、キハは、「私があなた(ホゲ)を王様とお呼びしたのでしょうか?」と昨夜の出来事を覚えていないようだ。驚くヨン・ホゲに向かいキハは「私を外に出してください。ある方の命が危ないのです」と願いを伝える。「それが誰なのか、お聞きしてよいですか?」と聞くヨン・ホゲに、キハは「その方をお救いしなければ、私は生きてはいけません」と答える。

太室に戻ったタムトクはカクダンに「各部族長の息子たちを拉致したと? そしてそれが王様の仕業だとされているのだな? 各部族長たちはどこにいる?」と質問する。カクダンが「宮殿で、まず、息子たちを解放せよと主張しています」と答えた時、馬を駆り、王宮にやってきたキハの「太子様にお話があります。神殿のキハと申します」という声が聞こえ、タムトクは慌てて太室から廊下に出る。

馬で火天会の館を訪ねたヨン・ホゲは、大長老に向かい「どうして部族長の子息たちを拉致したのですか? それには私の父が関わっているのですか?」と詰め寄るが、大長老は、「ホゲ様は表で、私は裏で動きます。どうやって王になるかは重要なことではありません。王になって何をなすかが重要なのです」とヨン・ホゲに言い聞かす。

王宮。キハから部族長の息子たちがヨン・ガリョによって拉致されたという話を聞かされたタムトクは、カクダンの肩に手を置いて、「私は神殿には行かない。拉致された部族長の息子たちを助けに行く。父上には、私は他に行く所があると伝えてくれ。カクダン、頼む。私の父、陛下を守ってくれ」と命令し、キハに声をかけて、平民の服に着替え始める。

神殿。ヤン王に挨拶するチョクファン将軍にヤン王は宮殿にいる部族長たちをこの神殿につれて来るように命令する。しかし、「自分は王様のために命をかける覚悟は出来ていますが、部族長たちを強制的にお連れすることは出来ません」と断るチョクファン将軍。「それならば、太子を守る事は出来るのか」と問うヤン王に、チョクファン将軍は、太子を守るために神殿を出て行こうとする。だが、実はこのチョクファン将軍は、前夜、ヨン・ガリョ邸でキハが紅珠の不思議な光を発光させたのを目撃していたヨン・ガリョの手の内にある将軍だ。

そして、ヨン・ガリョは、出て行こうとする将軍に向かい、「何をしでかすか分からない投獄されている黒軍の人間を見張る方が大事ではないのか?」と語りかけ、ヤン王には3つの部族長たちの息子が拉致され、その仕業が王様によるものだと言われている事実を告げる。

新王に誰を任命するかでヨン・ガリョと、ヤン王を擁護するチョンロの部族長が激しい言い合いを続けている。徐々に激昂してくるチョンロの部族長。彼が大声を上げたとき、チョクファン将軍は「ここは神殿ですぞ」と制する。そしてヨン・ガリョはヤン王に、「3つの部族長の息子たちをお返しくださるなら、チョンロ部の人間(黒軍の選手たち)を解放しましょう」と、無理な条件を出してくる。

王宮の廊下を歩く平服姿のタムトクとキハ。そこに現われたチョクファン将軍は「王様の命令に従い太子様をお守りします」と告げる。その結果、チョクファン将軍が率いる一団が、「(部族長の息子たちを助けるため)行かなければならない所がある」というタムトクに同行することになった。

原野を馬で駆けていくタムトク、キハとチョクファン将軍が率いる騎馬隊。

王宮。どこかから一人の伝令が馬に乗って王宮に戻ってくる。その伝令から三千の軍隊が王宮に向かっているという情報を聞いたヤン王は、「東西の城門をすべて閉めろ」とコ将軍に命令。城の城門が閉められる。

ヨン・ガリョ邸。何かに取り付かれたように武芸の練習をするヨン・ホゲ。そこに使者が訪れ、タムトクとキハたちの行き先が告げられる。

広場のような場所に出たタムトクとキハ、騎馬隊。タムトクがチョクファン将軍に指示を出そうとするが、将軍はタムトクの命令に従う意志はないようだ。そして将軍は、自分が高句麗を守ってきた将軍家の血を引く子孫であることと、どうすればこの国を守れるかを考え続けてきたことをタムトクに説明する。それを聞いたタムトクが、「どういう意味だ? 私がこの命を差し出せば高句麗は安泰だということか?」と問いただすと、チョクファン将軍は、「太子様。この国のため、高句麗のために自決していただけますか?」と切り出す。その途端、タムトクとキハは、チョクファン将軍の騎馬隊に取り囲まれてしまう。

神殿。大神官と話すヤン王。「私のような者の言うことは誰も聞いてくれない」とつぶやいたヤン王は、「黒軍の選手たちを連れ、太子のいる城に出向いてくれ」とチョンロの部族長に命令する。ヤン王の身を案じ、「この危険な時に? 今は王様をお守りする人間が一人でも多く必要です」と、一度は王宮に残ることを申し出るチョンロの部族長だったが、ヤン王が自分の身よりも太子を守って欲しいと思っていることを知り、王宮を出ることを納得する。その様子を見たヤン王は、安心したように涙をためた目で大神官に一礼をする。

森の中。チョクファン将軍は、「あなたはチュシンの王を探されたではないですか? 朱雀の主がホゲ様をお守りするとお聞きしましたが違うのですか? あなたがここにいることをホゲ様はご存知なのですか?」とキハを問い詰める。驚くタムトク。キハは刀を抜き、チョクファン将軍とタムトクの間に割って入り、タムトクを守ろうとする。チョクファン将軍の口からヨン・ホゲの名前を聞いたタムトクは、将軍に向かい「あなたの言う通りだ。私がいなければ王宮は平和であろう。だが、チュシンの王になるはずの者(ヨン・ホゲ)が、なぜ、部族長の息子たちを拉致し、王に汚名を着せ、内乱を起こすようなことをするのか? 高句麗の首都を危険にさらし、太子である私を殺そうとすることは、本当にホゲ自身が望んだことなのか?」と質問をする。その時、「その質問には、直接私が答えましょう」と言いながら、馬に乗ったヨン・ホゲが現われた。

宮殿。大神官が即位式が延期されたことを伝えに来るが、息子を拉致された3つの部族長たちは、息子たちの安否を心配し、大神官を責めている。

森の中。タムトクを庇うキハを悲しそうに見つめながら、ヨン・ホゲは、「高句麗に王は2人必要ない」と答える。その一言で、一斉に刀を抜く謀反軍。その時、タムトクの前に立つキハは、手に麻酔針を仕込み、タムトクの手を握る。一瞬にして薬が回り、気を失うタムトク。崩れ落ちるタムトクを抱きとめたキハは、「約束します。明日、日が昇るまでに戻ります」と訴える。それを見ていたヨン・ホゲは「太子様には、遠い所に行き、二度と宮殿には戻らないように伝えてください。二度もお助けすることはできませんから」と伝える。そして、振り返りながら、「ひと言付け加えておきます。今回の汚い手に私は関係がありません。私が王になれば正々堂々とやっていきます。夜が明けるまでですよ。待っています」と言い残すと、タムトクとキハをその場に残し、謀反軍と共にその場を立ち去る。

街に高句麗国の新王の即位式が延期されたというたて看板が立てられている。

ヨン・ガリョ邸。花瓶を割り、宝箱を投げつけ、ヨン・ガリョがヨン・ホゲに対して「太子を救ったと? お前は何をしたのかわかっているのか!」と怒りを露わにしている。しかしヨン・ホゲは、「私が何をしていないのかははっきりしています。部族長の息子たちを拉致し、その濡れ衣を王様に着せることには私は加担していません。太子はすでにご存知です。いずれ、皆もわかってしまうでしょう。父上は私にチュシンの王になれとおっしゃっておきながら、どうしてこのように苦しめられるのですか? 朱雀の主であるあの女性が、私をどんな目でみたかご存知ですか? どれだけ軽蔑した目で見られたのか、お分かりになりますか?」と逆に怒りをぶつける。

「私は正々堂々と王になります」と言葉を続けるヨン・ホゲの頬を打ちながら、ヨン・ガリョは、「お前は一人の女のためにこの国を滅ぼすつもりなのか? それがお前の考える堂々とした王なのか?」と怒鳴りつける。そして、そこに姿を現わした大長老も「そうです。ホゲ様。これ(タムトクの殺害)は静かに進めるべきでした。息子を拉致された部族長たちを団結させ、国のためになると(タムトクを)自決させておけば、希望を失ったヤン王は、すべての貴族たちが望む通り、すぐにでもホゲ様に王位を譲ったでしょう。チュシンの王であるホゲ様が王になれば、平和を維持できたはずだったのです」とヨン・ホゲを責める。目を伏せるヨン・ホゲにヨン・ガリョは、「太子が生きているならば、残された方法はただ一つ。高句麗の兵士たちが互いに血を流す(タムトクとの戦い)事になる。そしてその原因はお前が作ったことになるのだぞ」と息子の判断の甘さを責める。

高句麗辺境の難民村。夜。あばら家で眠りから覚めたタムトクは、睡眠薬のせいか、おぼつかない足取りで建物の外にでる。しかし、外には、ムシロに身を包んだ貧しい人たちが大勢座りこんでいた。背負われた子供が「おかあちゃん。お腹すいた」と言っている横では、食べ物を奪い合う者たちもあり、タムトクは衝撃を受ける。そこに「気がつかれましたか? もう1日、お休みください」と言いながらキハが現われる。

キハに「この人たちは高句麗の人たちなのか?」と聞くタムトク。「いいえ、方々から連れてこられた移民です」と答えるキハ。「3年前、戦いがあった時に連れて来られた人たちなのか?」と問うタムトク。「(貧困は)戦いがもたらすのです」と答えるキハ。その時、母親に抱かれた子供の頬を撫でたタムトクは、大きなショックを受ける。あばら家に戻り、「(あの子は)死んでいるのに……」とつぶやいたタムトク。食事の準備をするキハは「チョンロ部の人たちが王様を守っているとのことです」と話を変えようとするが、タムトクは「キハ。私にできることは何だろう? 臣下たちは父上を敵対視し、彼らが推す王(ヨン・ホゲ)を擁立するため私を殺そうとし、私を守ってくれると追っていた兵士たちは私に自決をしろといい、私が信じていた女性は他の人を王として……」と問いかける。キハは「憎いですか? 恨まれますか?」とタムトクに聞く。

近づくキハの手を握り、「深く傷ついていたんだな」というタムトクに、キハは、「怒らないといけません、私は太子様を裏切りました」と告白をする。しかし、その言葉が終わらないうちに、タムトクは、「お前の本心もそうなのか?」とキハに問いかける。手を離し「キハ、朱雀は天から降りてくる運命だ。私のために苦労するな」と続けるタムトクに、「覚えています。初めて私に言葉をかけて頂いた時、胸がときめいたことを」と答えたキハは、涙を流しながらタムトクを抱きしめていく。

ヨン・ガリョ邸の祭壇のある部屋。部屋の片隅でヨン・ホゲが一人、呆然と腰を下ろしている。

夜中、あばら家。手を握り合いながら眠るタムトクとキハ。キハは下着姿。タムトクの着物の胸も少しはだけている。ドアを叩く音で起きたキハは、タムトクに布団をかけなおし、自らも上着を着て外に出る。2人の村人がキハに「チョンロ部の人たちが城を出ました」と伝えにやってくる。

朝。一人、原野を馬で駆けるキハ。

あばら家。まだ、眠っているタムトク。

王宮。チョンロの部族長が馬で王宮から去っていく。

馬で走るキハが火天会の使者たちに挟み撃ちにされる。取り囲まれるキハの前に、馬に乗った大長老とサリャンが現われる。大長老は「夜が明ける前に戻られるとおっしゃっていたのに、昼になろうとしています。太子タムトクさまと一緒におられたのですか? 私が既に警告したでしょう? 太子に何かあれば、それはキハ様のせいだと思いなさい」とキハに言う。大長老や火天会の使者たちを振り切って逃げようとするキハだったが、大長老の身体から立ち上る黒い影に怯えた馬が立ち止まり、動けなくなってしまう。

馬車に乗るヒョンゴと物売りの男。物売りの男は、ヒョンゴに「村長は、朱雀の主は、あの女とスジニの2人の可能性があるとおっしゃるのですか? 朱雀の神物は1つなのに、その主が2人いるという意味ですか」と問う。「そうだ」と答えたヒョンゴは、神話時代の因縁を話す。「本来、火の力を持っていたカジンとファヌン様が命じたセオが二人に転生したというのですね?」という物売りの男に、ヒョンゴは「たぶんな。だからこうしてスジニを助けに行くのだ」と語る。

あばら家。一人目覚めたタムトクは、キハの置手紙に気づく。「王宮の東西の門が閉められ、(ヨン・ガリョの計略によりチョンロの部族長たちも王宮から帰され、王が一人になり)王様が危ないとのことです。王宮に行き、陛下をお助けいたします。高句麗で私と太子様が頼れるのはチョンロ部だけです。彼らに太子様を助けるように告げてまいります。朱雀は天から降りてくる運命だとおっしゃいましたよね? 天の罰を受けます。太子様とこの世で一緒に暮らした後、天の罰を受けます。待っていてください。必ず戻ります」というキハの手紙を読んだタムトクが、キハが残した着物にそっと手を当て……

――東方神起の歌う『千年恋歌』に乗せた次回予告で第7話終了――。



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Whistl
Kibooさま。あらっ、丸1日、ほったらかしにしてごめんなさい(笑)。いえいえ。私がすごいんじゃないんです。彼のためなら、すぐに助け合えるファンの結束力の勝利(?)です(笑)。お楽しみくださ~いっ♪ 2007/10/15 03:36
Kiboo
ら離せないんじゃないかと思っています。 すごいご努力、チョンマル、チョンマル、カムサハムニダ!! 2007/10/14 08:56
Kiboo
Whistlさま: あなたのような方がいらっしゃってヨンジュン・ファンってすごいなぁ~~と感心しきりです。 本当に有り難うございます。 私たち12月3日に見ることができても、あなたのノベライズを手元か 2007/10/14 08:55
Whistl
satovicさ~ん。泣かないでぇ(笑)。この1週間で私もすっかり忘れてました(爆)。明日 (もう日付変わって、今日か) もきっとハゲるから、否、晴れるから、実況スレ、がんばってくださいっ(爆)♪ 2007/10/11 04:54
satovic
ありがたいよ〜〜お。このシリーズを書いてくださって。たった一週抜けただけで、先週どこまでいったかすっかり忘れていました。これ読んで復習完了! 2007/10/10 21:06
Whistl
ちゅんちゅんさま。はい。ノートとってます(笑)。第1話はB5のノート3ページぐらいだったのに、第4話以降は6ページ以上っ(驚)! 回を追うごとにセリフが増え、お話が複雑&難しくなってますぅ(涙)。 2007/10/03 04:56
Whistl
imoさま。後半のあばら家でのタムトクとキハの会話。内容がわかると切なさ100万倍ですよねっ(笑)。ホゲだって、ガリョと大長老が裏で糸を引かなければ、いいヤツかもしれないのに(苦笑)。 2007/10/03 04:52
ちゅんちゅん
whistlさん ノート取りながらなんですね、すごいです~ありがとうございます!先週見れなかったからもう~(@o@) 「すんごい9話」に備えて復習しなきゃ でもタムトクに酔いしれるだけかも(^^;  2007/10/02 22:34
imo
古代カジンは、次の世では必ずファヌンと結ばれて見せると啖呵を切っていましたね。それがこういう切ない愛になるなんて・・・思いっきり嵌っているワタクシです。MARInetさんのレス読んで9話がワクワクです 2007/10/02 18:23
imo
う~~惹きこまれる~whistlさんありがとうございます。ホゲも世が世ならきっとイイ武将に、タムドクのいい腹心になったろうに、と残念です。キハも可哀想。必ず戻ると愛誓ったのに。 2007/10/02 18:19
Whistl
sumiko3さま。乗りかかった船? 確かに(爆)。でも、Whistlも実況スレがないと、な~んにもわかんない状況なので、自分の頭の中の整理のためにも、続けられるだけ続けていこうかと(笑)。 2007/10/02 11:10
Whistl
ryomihaさま。もう、ノート取りながら太王を見るのにも慣れてきました(笑)。でも、それだけに見落としてるシーンもあって、土曜日の再放送は欠かせません(爆)。 2007/10/02 11:08
Whistl
MARInetさま。えぇ~? やっぱり今週は【すんごい】ことになるんですねっ? しかも第9話? 木曜日は覚悟が必要っ? 今からどきどきー(笑)。 2007/10/02 11:07
sumiko3
感謝と応援の言葉を送るしかできませんが、Whistlさんにこんなに感謝している人間がいることをお伝えしたくてレスなどしてみました。ファイティン!そしてありがとうございます。 2007/10/02 08:59
sumiko3
Whistlさん。毎回のご苦労、こころより感謝申し上げております。お体は大丈夫ですか?乗りかかった船ゆえ降りれなくなってなどはおられませんか?しかしきっと成し遂げられることにも意味があることと思います 2007/10/02 08:58
ryomiha
こんなに長い翻訳、お疲れ様です。タムとキハのことばかり見ていて、お話が分らん状態でした。お助けがあって今週に進めます。スゴイ9話とはホントなんですね。MARIさんのお顔からも納得。見たいけれどなぁ・・ 2007/10/02 01:49
MARInet
はぁ~はぁ~!!!!! でもキレギレのpreview見ないで、お楽しみは4日の本放送までガマンした方がじぇたいに良いかもです。感動が薄れる~、あ~ガマンすべきでした。 2007/10/02 01:31
MARInet
今、9話のpreview見てしまいました!すごい事になってましたぁ。やっと願っていたストーリー展開に。タムトク素敵過ぎ~~ドタッ、バタッ卒倒! 2007/10/02 01:26
Whistl
MARInetさま。NHKでの放送も決まったことですし、ストーリーはそこで確認するとして、とりあえずヨンヨンのお顔に酔いしれるのも、ひとつの楽しみ方かと(爆)。 2007/10/02 00:39
Whistl
sonata40さま。確かに物語の展開、速いですよねぇ~! でも、だからこそ、韓国で若い人に人気が出てるのかも。冬ソナのスピード感とは全然違いますもの(笑)。 2007/10/02 00:37
Whistl
reijubabaさま。う~ん、確かに。タムトクの初恋ですものねっ♪ でも、神話時代のことを思いだすと、ちょっぴりセオ=スジニにエールを送ってしまうWhistlでしたぁ~(笑)。 2007/10/02 00:35
Whistl
yoshiminnさま。そうだのよー。先週ぐらいから、MBC見るより、BSJにつなぐほうが難しいだのー。で、来週の「すんごい」ことってなに、なにっ(笑)? 2007/10/02 00:34
MARInet
なるほど、なるほど!あ~ぁ、付いて行くのにアップアップ状態。Whistlさん、大助かりです。ヨンの顔ばかり見ててお話分からなくなってましたぁ(^_-) 2007/10/02 00:32
sonata40
Whistlさんのノベライズをいつも密かにヨンでいます。ストーリー展開が早く、言葉もわからず、このノベライズは本当に助かります。ありがとうございます。 2007/10/01 20:36
reijubaba
最近、キハに感情移入してしまい、とても切ないです。好きなのに火天会に操られるキハ。あぁ~もう来週が見たいです。そして、タムトクとキハ一緒にいれないのね。あぁ~悲しいな。 2007/10/01 19:03
yoshiminn
前回辺りから、ものすごく繋がりにくくなって、今週が心配ーー。実況とここが頼りなのに・・ 噂によると、来週は「すんごい」らしいじゃないですか・・・ 絶対に入れなくなってしまいそう~で心配デス。 2007/10/01 17:49
Whistl
ぽごしぽさま。いえいえ、Whistlもこのノベライズを書きながら、ようやっとジェットコースターにしがみ付いてる状態です。はぁ。字幕のありがたさを実感(苦笑)。 2007/10/01 15:47
Whistl
siriusさま。今後の展開? そんなの私の方が知りたいだわーっ(笑)! ただ、タムトクとキハは、お互いを思いながらも対立する関係になっていく、とガイドブックなどには出てますが(笑)。 2007/10/01 15:44
Whistl
tianさま。 今週は、ちょっとお話が込み入っていて、秘密の韓国語の達人に、内容チェックを入念にやってもらってました(笑)。遅くなってごめんなさーいっ! 2007/10/01 15:42
Whistl
yoshiminnさま。先日はどもー(笑)。先週から、実況シスターズに加わってらっしゃいますよね? またのご活躍、お待ちしておりますぅ♪ 2007/10/01 15:41
Whistl
YANCHO25さま。確かに。セリフがわかるとタムトクとキハ、ホゲの恋心が伝わってきますよね。3人が少年時代を思い出すシーンは、3人それぞれの “初恋” を象徴するシーンだったんだと思います♪ 2007/10/01 15:40
Whistl
moondropsさま。だ~か~ら~、Whistlも韓国語はわかんないんですってば(笑)。Whistlは、実況シスターズと、ある韓国語の達人のメールをまとめる “書記係” みたいなもんです(笑)。 2007/10/01 15:37
ぽごしぽ
やっとみんなに追い着いたような気持ちです。だけどみんなは今度は8,9話に行くんだよね。数歩遅れて楽しんでます。有難うございます。キハとは今後どうなるんでしょうね。 2007/10/01 15:24
sirius
タムとキハ・スジニはこれからどうなって行くんでしょう?気になるわ~~Whistlさん、ご存知だったらそーっとおせーて~ 2007/10/01 14:49
sirius
話が複雑になってきましたね。この展開についていける語学力を持ち合わせていないので、助かります~。 2007/10/01 14:45
tian
催促しては申し訳ないとじっと我慢の子で待ってました。言葉がわかるとこんなにも違うんですね。キハと太子の切ない恋に涙です。 2007/10/01 10:10
yoshiminn
いつもコマスミダ^^ 頭の中の整理にとっても役立ってマス^^ 理解できたところで、もう一度見ると、感動が倍倍増~です。 2007/10/01 10:01
YANCHO25
お待ちしていました。おかげさまで、さらにさらタムドクの心に近づくことが出来そうです。またまた興奮!この切なさ、、ああ、この先私たちの身は持つでしょうか~(@_@;) 2007/10/01 09:01
moondrops
いつもいつもありがとうございます。しっかり他力本願で、アップしてくださるのをまだかまだかと待っておりますです。これだけ理解できたらリアル視聴も楽しいだろうなぁ~お勉強しよ!! 2007/10/01 08:20
 
 

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