テサギファンの皆さん、アンニョンハセヨ~
第17話は如何でしたでしょうか? ^ 韓国での放送前日か当日?指を怪我されたという情報があり気になりつつ実況したこと。そして、実況の後、makishi小隊長が包帯ぐるぐる巻きの写真を速攻アップ! 興奮さめやらず、実況スレで遅くまで皆さんとああでもないこうでもないと話し合った事を思いだしました^^
17話のヨンタムは単にモッチだ(カッコイイ)というだけではなく大きなオーラーを発してましたね。 決闘シーンなので当然と言えば当然でしょうが、怪我をしたために一段と集中せざるを得ない状態があの研ぎ澄まされて、殺気立った表情と演技に成ったような気がしますが皆さんはどう感じられたでしょうか?
ドラマは青龍の神器が目覚める重要なシーンですね。 16話で大長老が神器の目覚める条件を説明していました。ここでも少し整理してみました。 (間違い等あればご指摘下さいね^^)
「神器というものは条件が揃ってこそ初めて覚醒する。単にチュシンの王と神器の主が一緒にいるだけでは不十分。第一に神器、神器の主、チュシンの王の3者が揃うこと。そして、その神器が覚醒するには“心”が必要。強い感情が動かない限り、神器は力を発揮できない」
朱雀:赤い情熱 (ハングル 붉은 열정 プルグン ヨルチョン)直訳:赤い熱情 =王に対する熱い心が神器を目覚めさせる
玄武:暗闇の怒り (ハングル 어두운 분노 (オドゥウン プンノ)直訳;暗い憤怒 =王の心に深い怒りを感知して覚醒する
青龍:冷たき慈悲 (ハングル 차가운 자비 (チャガウン チャビ) 白虎:純真なる勇気 (ハングル 순결한 용기(スンギョrハン ヨンギ)直訳:純潔な勇気
朱雀と玄武の説明に比べて青龍と白虎については少々わかりにくい?
青龍の目覚め: 玄武と同じように王の心の動きを察知して神器が目覚めるというなら、王の臣下への慈悲の心が生じて神器が目覚める。 17話でタムトクの目の前で臣下が殺され又、自害することに対して、タムは強く冷静(冷たい)な慈悲の心が生じた。その心に青龍の神器が目覚めチョロがその力を使って大長老を突き刺し、タムドクを助けた。というのが私の「冷たき慈悲」の理解ですが、、、。
ただ、この部分の日本語訳が3種類ほどあるようですね。 NHK:「冷たき慈悲」 映画(16話):「青い仁愛」か「冷静な仁愛」のいずれかでした (すみません、「仁愛」だけはっきり憶えてて前の形容詞がうろ覚えです;;) ヨンチングさんからお聞きした:「冷静な決意」
翻訳が微妙に違うという事は神器の目覚めの解釈が違うのでしょうか 白虎は純真なる勇気ですが、これについては目覚めた時に又、原作も読んでお話できればと思っています。
さて、、 本題の原作との比較ですが、15回や16回のようなさほど大きな違いはないですね。 ただ、ドラマにない一言、一行があるだけで又、理解が深まるかなあと書き出してみました。
ではでは、どうじょう~ようぞう~ (全く関係ありませんが、関西限定ラジオのパソーナリテイのこの方この春で32年目に突入されました^^;)
ドラマタイトル:「冷たき慈悲」 原作タイトル: 「マナk 火天会の馬脚を現す」 「談徳、天地神堂の金鎖を切る」 「チョロ、青龍の槍を飛ばす」
*ヨン・ガリョが火天会の武士達にヨン・ガリョ宅内を占領され、 その怒りを大長老にぶちまけるシーン:
「ホゲをチュシンの王だと仕えるものが高句麗の部族長達に刃を向けるとは?」 「この全ての事はチュシンの王を必要とするために起こしたのです。チュシンの王だけが神器を目覚めさせることができますから」 ヨン・ガリョは大長老(マナk)の気持ちが把握出来なかった。「しかし、どうして、こんな、、、、」 大長老は誰かに聞かれるかと思い、声を落とした。 「真実をご存じではないですか?疑惑もお持ちでしたでしょう。いつからでしたか?ホゲ様が生まれたその日からでしたかな?もちろん否定されたいでしょう。ホゲ様がチュシンの王ではないという事実をです。」 ヨン・ガリョははっと息を呑んだ。 「やっと真の王が来られるのですよ。火天会はその方が必要なのです。ですから手に入れねばならないのです。その方も、側にある神器も、、、、」
ヨン・ガリョはこれ以上我慢ならなかった。既に大長老は全てを知っていたのだ。ヨン・ガリョが墓場まで持っていこうとした秘密までも。火天会はもう、ヨン・ガリョの友軍ではなかった。大長老は裏切り者、ヨン・ガリョを利用したペテン師だったのだ。ヨン・ガリョは理性を失い、腰にある刀を抜き大長老の肩さきを切り下ろした。力一杯振り下ろした刀は服を裂いただけでそれ以上深くは入らなかった。ヨン・ガリョの手に伝わる感触はまるで数十年間皮をなめしてきた動物の皮を叩いているようだった。大長老は手を上げて刃を掴み親指に力を込めた。刀がぱんという音を出して折れた。 「中におられる高句麗の部族長達を傷つけるつもりはありません。ヨン大家が協力を続けて頂ければよいのです。あ、そして、、、」
ヨン・ガリョが今起きたことが信じられずぼっとしている間に大長老はヨン・ガリョの懐から貴族会議の紋章を抜き出した。 「この紋章、しばらくお借りします」 大長老は紋章をしまい礼儀の笑みを見せながらゆっくりと去っていった。ヨン・ガリョは自分がどれだけ愚かだったのか痛感した。火天会は単なる権力に寄生しようとする少数武力集団だけではなかった。そして、刃でも突けなかった火天会の大長老が一体どんな存在かと思うと恐ろしくなってきた。建物の角を曲がる大長老はヨン・ガリョの目にもう普通の人間には見えなかった。
ヨン・ガリョが大長老に刃をむけるとはちょっと意外なシーンでしょう? 何処かの回でもお知らせしましたが、原作のホゲはチュシンの星が消えかけた時に誕生したという設定になっています。
*そして、スジニの可愛いしぐさがあります^^(ほんのちょっとしたシーンです)
大神官・キハにお祓いの儀式を受けろと言われ、1人国内城に行こうとするタムドクにヒョンゴ、スジニ、チュムチが説得したり一緒に行こうするシーンがありますね。そのシーンです。:
チュムチが「シウ族たちが塀を乗り越えるのが得意だから、自分たちが先に行って道を空け、、、」 タムドクが真剣な顔で振り向くとチュムチが一歩下がった。 「国内城は私の家だ。誰が自分の家に戻りながら塀を越えるのか。国内城の兵士達はすなわち私の部下達だ。誰が自分の家を守る者達と戦うのか。我々が戦わねばならない奴らは他にいる。」 「俺の話しは、戦うのかということです。」 「戦う。私のやり方で、私が望む時に」 チュムチがにやっとわらった。 「分かった。ただし、今回は1人ではだめですよ」 「私も王様を1人では行かせません」 スジニはそう言って、タムドクの袖を掴んでいた手に力を込めた。スジニは1人自分を助けにきたタムドクを思い出した。やっと立場を変える時だったし、タムドクを1人敵陣に行かせることは出来なかった。 タムドクもそんなに反対しなかった。 「そうしなくても何人かは必要だ。しかし、危険でもあるので自発的に進み出る兵士達だけ15名程度連れていこうと。」近くで聞いていた太王軍の兵士達が先を争って王を護衛しようとした。 チュムチはその中で強そうに見える者を必要なだけ選んだ後、選別した部下達に馬を連れて来るようにさせた。スジニはその姿を見て城内に入った後、どうするのかをタムドクと打ち合わせした。しかし、選んだ兵士達の中に兜で顔を隠したチョロが居ることは誰も分からなかった。
*チョロが目覚めた神器を拾い上げて槍を大長老に投げるシーン:
部族長・アハンが自害しようとした場面から
「やめろ!」 タムドクは何の未練もなく両手にあった朱雀と青龍の神器を放り投げて人質達の真ん中に走っていった。そして、アハンが自害しようと握っていた刀を払い落とした。部族長と重臣達は誰彼なしに両足で立ち上がりタムドクを攻撃しようとする火天会の武士達を体で防いだ。
修羅場になっていてもチュムチは武士達の頭が誰であるかを見当つけながらサリャンの方へ走っていった。サリャンは反射的に刀を抜いたが、チュムチが振り回す斧の怪力に後ずさりして大きくとんで去っていった。スジニは混乱の中でもお互いの力を正確に区別して連続して矢を放った。倒れていくのは全て火天会人だった。チョロは自分の足下に転がってきた青龍の神器をじっと眺めてゆっくりと掴んだ。 タムドクは火天会武士達を背にして直ちに大長老を攻撃した。矢は突き刺ささないことは既に分かっていたので単純な威嚇は意味がなかった。
タムドクは渾身の力と部族長達を失った憤怒を込めて刀で大長老を斬ろうとした。大長老は血管が浮き出ている手で刃を受けた。浅い傷さえも出きなかった。タムドクが驚愕する瞬間、大長老が手を広げた。タムドクは力と一緒に伝ってくる気に押された。大長老はその隙にすかさず反対側の手に殺気を込めてタムドクの胸を刺した。
しかし、大長老の殺気漂う攻撃はタムドクには届かなかった。後ろでヨン・ガリョが刀を振り回し大長老を斬りつけた。しかし、ヨン・ガリョの刃は大長老を少し止めただけで、そのまま跳ね飛ばされた。大長老は面倒だという様子で両方の手のひらに気を集めタムドクとヨンガリョを同時に押し出した。タムドクは数歩後ろに下がりかろうじて倒れることはなかったが、ヨン・ガリョは3通りまで飛ばされて倒れた。
ヨン・ガリョが飛ばされて倒れたところの先にチョロが片手に槍を、もう一方の手に青龍の神器を持ってタムドクを見た。あちこち転がっている死体と敵と刀を合わさねばない他の者達はダムドクを助けに近づくことも出来なかった。タムドクの攻撃は全て無駄だった。大長老はびくりともしない石のようだった。タムドクはついに刀を離してしまい、大長老は手のひらをしっかり握りしめて格別の力で落とした刀をおびき寄せて自分のものにした。大長老は神器を手に入れ、チュシンの王を殺す絶好の機会が来たと口が裂けるほど笑いながら刀を刺した。
その刀は急に吹いてきた強風の為にタムドクの心臓に刺せずに横にそれた。大長老は自分の刀を押し出した強風に驚いて、風の震源を探した。その中心にいたのは他でもないチョロだった。チョロが手にしている青龍の神器が眠りから覚めて徐々に光りを噴き出した。 タムドクはその光を憶えていた。テジャ城の前で全てを停止させた光、その時の光が無形だったなら、今、青龍の神器が吹き出しているものは間違いなく実体があったし、その実体は風だった。周辺に掴むものがない者達は中庭を掻き乱す突風のせいで倒れて転んだ。
神器の光は1つに集まりチョロの体に絡んで回り槍に流れて行った。チョロはその瞬間、自分が何をすべきか分かった。槍は即ち行動であり、力であり、方法だった。その方法が向かう所はタムドクだった。チョロは槍を持って大長老に飛ばした。大長老は眉をひそめて手を伸ばした。そして、見えないくらい速く飛んでくる槍先を掴んだ。しかし、槍に込められた力はどんな人間のものよりも強かった。槍は大長老の握力を無視してそのまま奥に入り込み、大長老の左の横腹を貫通した。しかし、それで終わらなかった。大長老が渾身の力を注ぎ足先に力を入れたが、槍は少しも止まることなく大長老を追いやった。大長老は歯を食いしばり呻いた。チョロの槍はヨン氏家の中庭を飛び越え空中に大長老の体を飛ばした。瞬間、大長老は獣と同じ頓狂を上げて黒い煙を残して消えた。
*そして、天地神堂でのキハとタムドクの切ないシーン:
原作では、お祓いをする為に天地神堂のあちらこちらに白い絹がかけられ、そして絹の道を作ります。タムドクに神堂に入りキハのいる神殿に行くまでにこの白い絹の道を歩かせるのです。それをすることでお祓いするというキハのこじつけをタムドクは感じます。
*そして、二人の会話ですが、ほぼドラマと同じです。ただ、ドラマでは言わなかったタムドクのセリフがあります。その部分のみです。
「今、私を殺して下さい。そうして私を止めて下さい。私も分かりません、どこに行こうとするのか」 その言葉には一点の嘘もなかった。大神官の地位までキハを押し上げたのは見えない手、赤く巨大な力だった。しかし、タムドクの手で全てを終わらせてくれるなら、それは又満足できるようだった。
タムドクはキハをちらりと見て背を向けた。 「今となって分かる。私には未だ未練が有ったということを。そして、お前の言われるままにこうして訪ねてきたのだ。もう、、、終わった!今のお前は殺す価値もない。」
キハも又分かっていた。白い絹のクモの糸を編んでいるのが他でもないキハ自身だった。もう、自分の手足は自らの意志で動かせず運命と欲が編まれた巣の中で動かすだけだった。その見えない糸を切ることが出来る唯一の人はそうしないとはっきりと言ったのだ。もう前に進むしかなかった。 タムドクが神殿の外に出て前を防いでいる絹の金鎖を少し見つめた。そして、最後の因縁の糸を切るようにそのまま小刀を抜いて一刀で金鎖を切った。左右でその姿を眺めていた下位巫女達ははっとして息を飲み込んだが、タムドクは気にかけず大股で神堂の前庭を横切った。
如何でしたでしょうか? いつもの半分の文字数でしたので、少し読みやすかったのではないでしょうか^^
今週末には地上波が始まりますね、どんな仕上がりになっているのかも楽しみです! そして ペ・ヨンジュンさんが杖なして歩くことが出来たという嬉しいニュースも飛び込んできて 春らしくぽかぽか気分になりますね~! ヨンジュンさん、ファイティ~ン
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