太陽を抱いた月
第16話のたぶんこんな感じのあらすじ

正妃に呼ばれたハンガインは何か正妃がカギを握っているのではないかとカマをかけてみる「亡くなった元皇太子妃の子を　私はあの部屋で目撃しました。もう私を忘れてお元気でお過ごしくださいと言っていました」ぎゃっと震えだす正妃は「あの子が（殺そうとした私に）そんなことを言うはずがないわ　あんたはもうここから出ていって！」
正妃の反応から、あたしたち仲がいいわけじゃなかったのね、と察するハンガイン。
正妃は、実家の父大臣が自分を正妻にするために、当時正妻第一候補だったハンガインを殺したことを知っているので良心の呵責から部屋のすみでぶるぶる震え泣きわめくようになる。見舞いにきた王の母姑皇后にも「ハンガインが生きてたんです　あたしは知ってるのよ　お父様があの子を殺したこと、、、」

ハンガインに問い詰められた本物の巫女は、呪いをかけたとき（第三者で呪いの目的になる行為を願う少女が必要だったので皇太后が利用して）王の妹が現場にいたことを答える。ハンガインは、すでに正妃もいる王には何も知らせないでくれ、と言うが、全部明らかにして元の場所にもどるか、全部あきらめて今のまま生きていくか決めるように言われる。
ハンガインは、本物巫女のことを、「私を殺す目的だった薬で８年前に　あなたは私ではなく私の父を間接的に殺してしまったのだ」と責める。

王は未練をすてきれずやってきた元皇太子妃の部屋の前で、これまた未練で部屋にはいっていたハンガインと偶然出会う。体は大丈夫か、と聞く王にそっけなく大丈夫だと答えるハンガインは　もう自分が元婚約者だと知っているが、なんの解決策もないまま正妃のいる王に名乗れぬと考え、他人のふりを貫く。王はその手を放して「行け　もう二度と私の前に姿を見せるな」と言う。泣きながら王から離れていくハンガイン。

チョンイルはハンガインとの会話や、王が執着する様子から、ハンガインが元皇太子妃だと確信する。「どうかいっそ厄除け巫女だといってくれ、どうか元皇太子妃ではないといってくれ、どうか弟王とはなんの因縁もない間柄だといってくれ、、、」と祈るチョンイルは、自分がまた当て馬になってしまったことを知る。
ハンガイン母も　街でみかけた囚人娘ハンガインが他人事とおもえずその後ずっと気にしている。

王の命令でハンガインの死を再調査していた元成均館生徒会長の警察官僚は、ハンガインの実家で「お嬢さんの墓は荒らされていて気の毒だった」という証言と、「皇太子妃だったハンガインの下女が　厄除け巫女についていた護衛と同一人物」だという証言を持って帰る。今まで厄除け巫女ハンガインが自分をあくまで知らないヒトのように扱ったので他人の空似だと自分にいいきかせてきたが、王はついに本物の巫女を直接追及する。巫女は「呪術をかければ　私が死にます、私が死んでいないということは、死んだ人はいなかったということです　死んでいないなら生きているということではないでしょうか」とハンガインが生きていることを遠回しに認める巫女。直接「あの厄除け巫女が元皇太子なのか」と確認して事実を知る王・・・