「先生達、1日考えさせてくださいといってたわ。joonが参観できるようにジョンとナヨンが喜ぶためにどうしたらいいか。話し合うそうよ。」
「よかった。断られなかったんだね。あとは、僕が見つからないようにするとめでたしめでたしというわけだね。」
「そうよ。でも見つからないようにするのは、難しいと思うけど。」
「そんなことはないよ。普通にしていると良いんだよ。」
「joon、それはあまいよ。みんなjoonの仕草だって癖だって笑い方だって知っているのよ。」
「えーっ、たとえば?」
「そうね。口元にすぐ手が行くとか、唇を指でこするとか、歩くとき足を引きずるとか、ゆっくり歩くとき両手が一緒に動くとかいろいろあるわ。」
「そんな癖があったの?」
joonは、僕の知らない僕をみんなが知っていると思うと不安になってきた。
「レイ、やっぱり透明人間になるしかないね。」
「ほんと・・」
とjoonとレイは顔を見合わせて笑った。レイの1番好きな笑い声でjoonは、笑っていた。
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