2006年同性愛(同性愛)を扱った独立映画 ‘後悔しなくて’が観客 4万人が超えるびっくり興行を成した.それでも韓国映画で同性愛は相変らず扱うこと気難しい素材だ.

‘ワングウィナムザ’のように ‘諷刺コード’で活用するとか,最近 ‘アンティック-西洋骨董洋菓子店’のように花美男俳優できれいに包装する方法などを通じて大衆に接近されている.

最近言論試写会を通じて公開された ‘サングファゾム’(監督柳河)は近来忠武路で作られた商業映画中一番粘っこい濃度の同性愛を盛り込んでいる.高麗の王が ‘ホモ’という破格的設定で出発した映画は権力がタブーされた愛にとらわれすぎる時運命がどんなに破局で走り上げることができるか描く.出発から果敢に性(性)アイデンティティを現わす.チョ・インション,ジュ・ジンモ二人の美男俳優が裸でもつれて舌を行き交ってディブキスを分ける場面を見て観客たちは大きい衝撃を受けることができる.ところで映画の中直接的な同性愛描写はこれが終わりだ.以後から同性愛はお互いにおいしい食べ物をトモックヨズは ‘鶏肉行為’位に順化される.結局 ‘サングファゾム’の同性愛は商業映画と妥協した姿だ.

むしろ ‘同性愛’は美学的設定と陰謀の軸に作用する.女を抱くことができない王(ジュ・ジンモ)は幼い時代からそばに置いて惜しんで来た護衛無事ホングリム(チョ・インション)を愛する.そうして厚謝のために王后(宋至孝)とホングリムを関係させる.こんな決定をした王の本音を置いてあらゆる考えをすべてやって見られる.王后とホングリムが情事を分ける場面を門の空き間を通じて見守る王の瞳を通じてその解答に近付いて見られる.映画の中性整体性は絶えず衝突して対立する.それで混乱する.初めて女を経験したホングリムは内題された愛(異性愛)を確認する.やっぱり初経験と見える王后も欲望が解放される.二人は本能的に愛に陷って王はその間をやきもち焼く.

同性愛が加味されたとは言うが三角関係は愛情映画で本当に古臭い設定に違いない.ここで柳河監督の語り手としての腕前が発揮される.つまらない話をすごくおもしろく解いた.それで愛した二人の男が刀を持って争う最後のハイライト場面で感情に沒入することができる.俳優たちの演技もよく調練し出した.

その代わり,大作史劇としてのスペクタクルは期待暗い見通しだ.このごろかなりの TV史劇ドラマでも似ている水準のアクションを見られる.踊りと歌が加味された宮廷宴会場面は障る.わざわざ ‘バリウッド’映画みたいなぎこちないことを設定したのではないなら,不必要な見物こと里だ.正劇としての映画の流れを邪魔する.ランニングタイムが 2時間30分に近い映画はとても長いという指摘を受けている.

話題満発である映画の中エロチシズムではチョ・インションの骨髓ファンではないなら宋至孝が目立つ.キャスティング当時にはアダルト映画をするにはイメージが幼くないがと言う憂慮まじた視線を受けたりしたが熱演で自分の存在を証明する.‘愛されることができない女’の悲しみと ‘片付けることができない欲望’ の間を行き交いながら搖れない演技をやりこなした.30日封切り.