k&t 太王四神記MV第二弾
流刑
知っていた・・・
わたしの後ろにはいつも
おまえの影があることを
わたしがきっと・・・
暗闇を恐れぬように・・・
寂しさに潰されぬように・・・
振り返ることも・・・
立ち止まることも・・・
ましておまえの涙には
濡れることさえ許されぬ・・・
空が下したわたしへの罰を
おまえが共に受けてくれる
それがおまえの切ない愛の証 こんなにもおまえが愛しくて
おまえの肌が恋しくて
夜ごと狂おしく
涙の筋を頬に描く
幾度生まれ変われども
温もり分けあうことさえも
とわに叶わぬ運命なら
おまえとふたり・・・
地獄の谷へと消えゆこう
あぁ・・・それすらも
許されぬというならば
この身朽ちるまで永らえて
おまえの気配だけ身にまとい
とわに彷徨い続けよう
時に歩みを緩めたなら
心でおまえを抱きしめる
悲しい愛を感じて欲しい
そうしてつかの間いだきあう
幻の夢を見ていたい
なのにその夢すらも・・・
おまえ追いかけ泣き明かす
空の涙が哀れむように
ふたり流す涙を
ひとつ川にした
空が下したわたしへの罰を
おまえが共に受けてくれる
それだけで・・・
ふたり同じ空仰ぐこの宵が・・・
明日もまた静かに訪れる
ただそれだけで・・・
もう何も・・・
・・・望むことはない・・・
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