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ペ・ヨンジュンさんを愛する人達 ペササ
ペ・ヨンジュンさんを愛する人達 ペササ(https://club.brokore.com/byjssd)
いつまでもペ・ヨンジュンさんを愛し、その愛でアジアの学生達を応援したいと思う人達の集まりです
サークルオーナー: MARInet | サークルタイプ: メンバー制 | メンバー数: 1363 | 開設:2009.02.03 | ランキング:20(16047)| 訪問者:11404885/13124581
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BSJ 奨学会報告
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No 45 HIT数 9165
日付 2008/02/01 ハンドルネーム Comittie
タイトル 【報告】李秀賢さんを偲ぶ会(7周忌)・朗読劇
ファイル
本文


1月26日は、李秀賢さんの7回目の命日でした。
今年もLSHアジア奨学会より「ぺヨンジュンさんを愛する人たち」の皆さん宛として、「故李秀賢さんを偲ぶ会」のご案内状をいただきました。
今年もいつもの顔ぶれともいえる皆さんから参加表明をいただき、揃って参列してまいりました。
今回は毎年ご参加されているメンバーのおひとりkitahamiさんが、すでに会の様子をご報告くださっていますので、ぜひそちらも併せてご覧いただきたいと思います。
http://club.brokore.com/user/freeboard/freeboard_view.jsp?circleid=a0100077&instid=62&serial=383


毎年スヒョンさんが事故に遭われた午後7時近くの夕方から偲ぶ会が行われますが、今回は、偲ぶ会の前の時間帯を使い、スヒョンさんのことを語り継いでいく目的で朗読劇「李秀賢頌歌」が上演されました。 
この朗読劇はかねてからLSHアジア奨学会に力を注がれ、ピース登山(慰霊登山)や語学留学生の集いなどを精力的に進めてこられた中村里美さんのプロデュースによるものです。

出演者は、スヒョンさんの在学していた赤門会日本語学校在学の韓国の学生さん、語学留学生の集いやピース登山隊に参加協力してきた早稲田大学の学生さんはじめスヒョンさんに心を寄せる有志の方々、奨学会事務局の寺井さん、中村里美さんでした。

会場は、高田馬場駅近くにあるライブハウス。約60名ほどしか入れない狭い会場ではありましたが、ステージ横にスヒョンさんの遺影が掲げられ、スヒョンさんを偲ぶ厳粛な雰囲気でありながらも、これから学生さんたちが頑張られるのだと思うと温かい空気も感じられました。


スヒョンさんのお写真は、みんなのことを見守っているかのようです。
開演間近にご両親が入場され、映画でスヒョン役を演じたイ・テソン君も席に付かれ、ご紹介されました。


スクリーンにはスヒョンさんのお写真が映し出されながら….
こんな内容進められていきました。



スヒョンさんが愛したものは….

ジョンレノンの「イマジン」。
平和を愛し音楽好きなスヒョンさんは自分で韓国語に翻訳して歌っていた。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」。
名前の賢の文字が同じだとうのも一つの理由。
日本に関心を持ち、詩人の心を持つ人だった。

マウンテンバイク。富士山頂に登り、友人と
生ぬるいビールで乾杯した。

2001年1月26日、新大久保駅で
勇気ある行動で帰らぬ人に。


スヒョンさんを悼み、ご両親に宛てられた数々の手紙。

そして、彼の行動に心を打たれた留学生たちのメッセージ。

「千の風になって」の歌。

LSHアジア奨学会の設立に至る経過。

そしてフィナーレは「忘れないよ、いつまでも」♪
                 (詩はkitahamiさんがお書きくださいました)


  早稲田大学の学生さんたち(中央はスリランカの方)

    赤門会日本語学校の学生さんたち


会場内には目頭を押さえる人や、すすり泣く声も聞こえてきました。
私もこらえきれず、途中でハンカチで目を押さえました。
ご両親へは、あらかじめ脚本の翻訳をお渡ししてあったそうです。2列後ろに座られたご両親でしたが、どんな思いでご覧になったのでしょう。

皆さんもご承知のとおり、アルバイトに通いながら日本語学校に通う語学留学生たちにはなかなか多くの時間もとれず、短い練習時間だったとのことでしたが、彼ら自身の口でスヒョンさんを伝えて行くことに深い意味がありますし、その彼らそれぞれの思いに感動し、内容的にも心に響くものでした。学生さんたちの日本語もとても上手でした。

奨学会のお話では今後も各日本語学校に出演の募集をし、学生さんたちに参加していただきながらこの朗読劇を続けて行きたいとのお話でした。彼らが語り継いで行くことは、ご両親にもお喜びであろうと思います。
この朗読劇は他の機会にも上演したいとのお話でした。一般からの出演者も募集しているそうです。


出口では取材カメラもあり、韓国の放送局のインタビューを受けました。
日本のメディアだったら躊躇したとは思いますが、スヒョンさんのことだから、そして韓国にも是非伝えたいと思ったので応じさせていただきました。

「毎年スヒョンさんを偲ぶ会に参加させていただいています。
朗読劇、素晴らしくて感動しました。
昨年は映画の製作もありましたが、今回新しい試みだというこの朗読劇は語学留学生の方々によるものだそうで、スヒョンさんと同じく日本語学校で学ぶ学生さんたちによってスヒョンさんのことを語り継がれていくことは、素晴らしいことだと思います」というような感じで応えたと思います。」

.....緊張しました^^




冷たい風の中したが、会場を近くのホテルに移し、7回忌偲ぶ会が行われました。

始めに参加者全員で黙祷しました。
奨学会の谷野会長のご挨拶のあと、映画関係者の方々とスヒョン役を演じたイ・テソン君が紹介されました。

そして、スヒョンさんのお父様が前に立たれ、スヒョンさんに宛てた手紙を読まれました。
ハングルはわからないにしても、お父様のスヒョンさんへの語りかけは温かく、会いたくても会えない息子スヒョンさんに対する愛に溢れた言葉で満ちていました。周りがどんなにスヒョンさんを讃えても、やはりその死は納得のできることではなく..。お前はいつの間にか、親の手を離れ、お前の取った行動から日本と韓国の心の交流が深まってきたのだよ。私達のことは心配しなくていいから….
といったような内容でした。

毎回のお父様のご挨拶は、奨学会にご寄付をされる方々への御礼でしたが、初めてスヒョンさんへの語りがけを聞いて、同じ子を持つ親として、その心中を察すると胸が苦しくたまらなくなりました。

7年の歳月が経ってもなお息子さんの死は認めることはできないのでしょうが、先日のお母様の講演会もそうですが、お二人とも少しずつ心の平安を取り戻されているのではないかと感じました。


        スヒョンさんへのお手紙を読まれるお父様

そして、ご両親から献花をし、参加者全員がスヒョンさんにお花を捧げました。
今年も皆様のお気持を代表して花束を持参してお参りさせていただきました。(BSJイベントカンパ金残金より支出させていただいています)


懇談会ではご両親を囲みメンバーの皆さんとお話をしてきました。ご両親に対しては、何度お会いしてもスヒョンさんのことについて触れることはできません。お母様はいつも私たちを笑顔で迎えてくださり、私自身も毎回ご参加のメンバーをお連れし、ご紹介することで何かが伝われば嬉しいと思っています。毎回万障繰り合わせてご参加くださるメンバーもいらっしゃり、ご両親もお馴染みのみなさんに遠くからでも気付いて笑顔をくださるようになりました。最近は日本に来る楽しみも増えたとおっしゃるお母様です。

遠方からお見えの方もいらっしゃるとご紹介すると、お父様が「旦那さんのお食事はちゃんと作ってきたの?」などとおっしゃり、みんなを和ませてくださいました。

懇親会では、朗読劇をされた学生さんや有志の方々、企画された方々とお話もしました。
皆さんが熱い思いで取り組まれているのが伝わってきました。


    ご両親と朗読劇のメンバーの皆さん


ご両親には、もうすぐバレンタインデーが近いことも話題にして参りました。

事故のあった時間にあわせてご両親は、新大久保駅に向かわれました。毎回私どもが持参する花束を現場にお持ちくださいます。




ご参加されたメンバーの皆様、お寒い中お疲れ様でした。

改めてイ・スヒョンさん、関根史郎さんのご冥福をお祈りします。

                            (報告)cranberry

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cranberry
MARInetさん、再演の情報があればまた皆さんにお知らせしましょうね^^ 学生さん達の頑張りを是非見ていただきたいです。 2008/02/04
MARInet
cranberryさん、報告有難うございました。今回参加出来ませんでしたが、詳しいレポを読んで朗読劇・偲ぶ会に参加した気持ちになりました。再演がありましたら是非聞きたいです。 2008/02/03
cranberry
loveandyさん、 拙いレポで恐縮しています。毎回参加させていただき、秀賢さんからはもちろんですが、ご両親様から学ばせていただくことが沢山あると感じています。 2008/02/03
loveandy
おもいます。。。決して忘れません。秀賢さんのご冥福を心からお祈りしています。 2008/02/02
loveandy
cranberryさん、ご報告ありがとうございます。ご参加下さった皆様もありがとうございました。ご両親様のお元気そうなご様子・・・嬉しいです。秀賢さんを想う時、人を愛することの尊さと自分の責任を 2008/02/02
 
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