1月26日はイ・スヒョンさんのご命日。 今年で9年になります。
LSHアジア奨学会が主催する『故李秀賢さんを偲ぶ会』にオーナーMARInetさんはじめ11名のぺササメンバーの皆さんと参加して参りました。
新大久保の隣、高田馬場駅前のBIGBOXの中の会場には、今年もスヒョンさんを偲んで、たくさんの人が集まりました。 70名位だったでしょうか。 メディアも何社か来ていて、韓国からはKBSが来ていてカメラを回していました。
1月になるといつも東京に気持ちが向き、今でも息子スヒョンさんが東京にいるような気がする、とお父様がご挨拶で話されました。
韓国では命日には夜中から祭祀(チュサ)を行い、毎年寝る間もなくそのまま飛行機に飛び乗ってこの会のために来日されるご両親。 さぞお疲れでしょうに、それでもいつも変わらぬ笑顔で集まられた皆さんに応対されるご両親です。
近くにご挨拶に伺うと、前夜のチュサのときに転んでしまい右手首を捻挫したというオモ二ム... チュサの準備は女性にとってたいへんなことだと聞きますが、かいがいしく動き回る中、転んでしまったのでしょう。 病院に行く間も無かったとのことで、手首は腫れていてかなり痛むのか、皆さんとの握手は、左手でされていました。 息子のスヒョンさんのために、そして集まってくれる方々のためにと、頑張られていたオモ二ムの姿が想像できます。お大事にしていただきたいです。
今年は、日本語学校の学生さんたちがたくさん参加していました。 ご両親はとても嬉しそうに彼らと話をされます。 スヒョンさんの遺志を継いでかけはしになろうとする希望に満ちた彼らですから。
奨学生を代表して、台湾の学生さんが日本語で挨拶されました。 日本に来て2年という彼女は、とても上手な日本語でご挨拶。 アルバイトをしながら日本語を学んでいて、奨学金に助けられていると言います。 こうして奨学金を受けているご本人から話を聞けるのは本当に嬉しいことです。微力ながらも寄付を続けていてよかったと思う瞬間です。
新宿区長さん(女性の方)も見えてご挨拶されました。 スヒョンさんが亡くなられてからずっと新大久保駅で毎日のようにお経を唱えられているという僧侶の方も見えて挨拶されました。
新大久保駅の近くにお住まいで事故当時からご両親に心を寄せ,奨学会を支えていらっしゃる内山理事が歌を披露されました。『釜山港へ帰れ』ともう一曲....
そして、何年か前からスヒョンさんの朗読劇をプロデュースしている中村里美さんが 登場され、『忘れないよいつまでも』を、編曲されたヘンリ未来さんとご一緒に 今回はハングルの歌詞で披露されました。
お二人は、スヒョンさんのご両親の通訳をされているパクさんからハングルの指導をうけたそうです。 何度か聞いているこの歌、ハングルになるとまた味わいが違いました。ご両親は熱心にお二人の歌に耳を傾けていました。
そして、続けて学生さんや奨学会事務局のの寺井さんも加わって 今度は日本語の歌詞で歌いました。歌詞カードが配られて、参加者も一緒に歌いました。 スヒョンさんのことを歌った覚えやすく心に沁みる歌詞です。
中村さんのブログによれば、 年内にハングルと日本語でCD録音する予定だそうで、ご両親にはそれに先立ち音源をプレゼントされていました。
ぺササメンバーとご両親も囲み、お話させていただきました。東京に心を向けると......同時に私たちのことが目に浮かぶ、本当にいつも応援してくださるヨンジュンさんの家族の皆様には感謝です......と目を潤ませながらおっしゃるオモ二ムでした。
「また、秋にお会いしましょう」と言ってお別れしました。
ぺササからとして 花束をお供えしました。 ご両親はこれをお持ちくださり新大久保のホームでお参りしてくださったことでしょう。
ご参加された皆様、お疲れ様でした。
さて、来月はバレンタインですね! 今年もヨンジュンさんへの心の贈り物としてLSHアジア奨学会への寄付のご案内をいたします。 まもなくお知らせいたしますので、いましばらくお待ちくださいね^^
*********
以前も出しましたが、 「忘れないよいつまでも」の歌詞です。
忘れないよいつまでも
歌詞・曲 中村里美
わすれないよ いつまでも 大きな夢抱いてた君を 僕らは忘れないよ…. 留学先の見知らぬ命を救おうとして 天に召されて暗闇消し去る光となった
忘れないよ いつまでも 大きな夢抱いた君を 僕らは忘れないよ….. 君が僕らの心に残してくれたもの 愛と 勇気と やさしさ おもいやり 国を超えて
君の国と僕の国の架け橋になりたいと かたっていた君の夢 忘れないよ いつまでも
忘れないよ いつまでも 大きな夢抱いた君を 僕らは忘れないよ….. 今を生きる僕らの手に この星の未来がある 忘れないよ いつまでも 君の夢かなえるために
lala……
(報告)cranberry
|