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【ごめん、愛してる】ミサ廃人の会
【ごめん、愛してる】ミサ廃人の会(https://club.brokore.com/misa)
ごめん愛してるを見て泣いた方~♪一緒にジソブを応援しましょう♪♪
サークルオーナー: minmimi | サークルタイプ: 承認制 | メンバー数: 2373 | 開設:2005.04.25 | ランキング:14(26056)| 訪問者:423786/749425
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資料室
資料室
No 60 HIT数 518
日付 2006/11/03 ハンドルネーム salan78
タイトル MY FIRST その後のハルキ その4
ファイル ハルキ.bmp
本文 コンサート会場に向かうと、久しぶりにみる。あなたの姿。
あの頃より、また少し痩せたようだった、消えるような美しさで
RYOUに寄り添っていた。
きっと、RYOUはコンサート会場を早めに後にする。
スタンディングオベーションの中を出てくるだろう。
きっと、その時狙われる。
どこだ・・・俺は、隠れていそうなところを探した。
コンサートが終わる時間になってRYOUとあなたがでてきた。
その時、二人を狙う銃口を見つけた。
「RYOU!!!伏せて!!!」
俺は飛び出して行った・・・RYOUは驚いたようにあたりを見渡し
俺の姿を見ると大きく目を見開き、そして自分に向けられている銃口が
裏切りだと気づくと、とっさにRYOUはあなたをかばった
そして、銃口から飛び出した玉はRYOUの背中を貫いた・・・
俺は、夢中で飛び出し裏切り者を撃った
「RYOU・・・しっかりして!!!」
「お前・・・・生きていたのか」
「RYOU・・・しゃべらないで」

あなたは、RYOUの肩を抱きしめて泣いている。
「HARUKI、HITOMIはなお前のことを忘れちゃいない・・・
俺のそばにいても、考えていることは、お前のことばかりだ
HITOMIの記憶の中で・・・お前は生き続けていた・・・・お前は生きていたんだ。
お前を、殺せば・・・・忘れ去ると思っていた。だけど逆みたいだったな・・・・」
あなたは、首を振りながら、そんなこと・・・と泣き続けた。
「HARUKI・・・・俺はお前を消そうとしたのに。助けに来たのか?・・・・
HITOMIは、お前のものだ・・・・俺は、どうやらダメみたいだ・・・
俺にも・・・HITOMIという弱点があったな・・・・・言っただろ・・・人を愛するということは
弱点を一つ作ることだって・・・・」
RYOUはフッと笑い、苦しそうにあなたを見つめ・・・・・逝ってしまった。
あなたは、悲鳴とも叫びともつかない泣き声をあげて・・・RYOUを抱きしめていた。

「さあ、早く逃げよう・・・・」
俺は、RYOUにすがるあなたの手を握り走り出した。
あなたを、ひどい目にあわせたくない。その一心だった・・・・。
きっと、俺の地下室の部屋は見つけられるだろう・・・。
俺は、あなたを夫婦の家に連れて行った。

チャイムを鳴らすと
「遅かったのね・・・・」とあの人が出てきた・・・
「HITOMI・・・・・」
あの人は、あなたの顔を見ると驚いたように目を大きく開いた。

その5に続く


 
 
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