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メンバー |
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書き込み |
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No |
61 |
HIT数 |
555 |
日付 |
2006/11/03 |
ハンドルネーム |
salan78 |
タイトル |
MY FIRST その後のハルキ その5 |
ファイル |
1.jpg
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本文 |
何故、あの人がどこか懐かしい思いをさせたのか・・・・。 あの人は、あなたの十年以上前に別れた母親だった・・・・・。 何年離れていようと、あなたを忘れたりしないと・・・ 何年会えなくても・・・あなただとすぐにわかると・・・・。 あの人は泣き続けた。
そして・・・しばらくの間、夫婦とあなたと俺の生活が続いた・・・・ そして、あなたは一人海外に行くと告げた 「どうして、やっと穏やかな生活を手に入れることができたのに・・・・」 あなたは、優しく微笑むと・・・ 「幸せだったわ・・・、あなたと暮らせて・・・だけど、私は行くわ・・・」 「どうして・・・俺のことを愛していないの・・・」 「愛している・・・・愛しているわ・・・・言葉では表現できないくらい、あなたのその目も 口も鼻も全て、この世の中で一番愛している・・・二度とこの世の中で会うことはできないと思っていた二度とあなたをこの手で抱きしめることはできないと思っていた・・・」 「だったら・・何故」 「あなたを、愛すれば愛するだけ・・・RYOUのことが思い出されるの・・・・RYOUのことを 記憶から消すことができない。彼はまだ・・・生きているの・・・あなたに見つめられると あなたに対する愛しさの分だけ・・・・RYOUが私を離そうとはしない・・・」 あなたは、泣きながら続けた・・・・ 「だから、私は二人から離れなければならないHARUKIあなたとも・・・・ でも、あなたのことを愛していると言うことを告げられて良かった・・・・ 私が・・・あなたのことだけを思って一番幸せだった瞬間は・・・ あなたを待っていたあのわずかな時間だったわ・・・・」
その6に続く
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