【 ドンヒョク 鬼のかく乱! はじめての病気 … 】 13話大きな仕事終え レオとカサブランカで祝杯と称し 少し早いピッチでグラスを口に運び 私は ジニョンの言葉を思い出し レオにある一言を … 「 レオ 今まですまなかった。 」 と 口にした。レオは予期しない言葉がドンヒョクの口から飛び出し 耳を疑いながら「 ボス酔いが回るにしたら少し早いぞ。 悪酔いか? 」「 いや ジニョンに言われた。 レオも知ってるように僕は家には仕事は持ち込まない。出来る限り職場で済ませてから というようにしてきたが 今回は相手との時差でしかたなく … レオからの電話は必ず書斎で話しているが 気がつくとどうしても大きな声になっていることが多々あった。ある時 ジニョンが静かに 『 ドンヒョクさん!』 」レオもドンヒョクも飲む手は止まり グラスを眺めていた。最初はレオも合いの手を入れていたが黙って聞いていた。ドンヒョクも静かに淡々と 話し続けた。「 『 ドンヒョクさん 私はレオさんに比べればあなたの事は何も知らないわ。あなたはレオさんの事 仕事のパートナーと言うけれどあなたにとってレオさんはそれだけではないしょう。勿論 仕事の事は私にはわからないし 厳しいものだと思うわよ。でも レオさんは仕事とは言え あなたのために一生懸命してくれているわ。あなたの すべてを受け入れて …あなたの事だけではないわ。 私にも気を使ってくれているわ。あなたはどう? レオさんのために … ?怒鳴ったらダメとか 静かに話して と 言っているのじゃないのよ。あなたは人に厳しいけれど 自分にも何倍も厳しいというのはレオさんもよくわかっていると思うの。でもね。 どうしてそのあとに よろしくとか … ありがとう … 悪いね … お疲れ様 … といった 一言 一言でいいの。 感謝を表す言葉? う~ん ちょっと違うかなあ。とにかく 怒鳴りぱなしというのは あなたの心も痛みを抱えたままだと思うわ。あなたは 私にはこんなに こんなに優しく 大切にしてくれているのに あなたにとって レオさんは例外ではないわ。 一番大切な人を どうしてもっと大切にしないの?私 あなたがレオさんに このような態度が続くようだったら あなたの事 信じられなくなるかも … 自信なくなるわ。』そう話したあと ジニョンはそっと僕を抱きしめてくれた。レオ 長い間 悪かった! 」レオは メガネをはずし片手で 顔を覆い 肩をふるわせた。この事でも レオとの関係を過去を含め大きく変えた。今回 発熱をを経験した事で また 大きく私の人生が変わりつつある。ジェニは ジニョンと寝袋の中でジニョンから感じた同じ思いをこの私も身体全体で受け止めようとしつつある。この世ではじめて恋焦がれ愛し 愛おしいと 何物にも変えがたいソ・ジニョンと言う女神が 大人として女として はじめて愛したと言った ハン・テジュン!どうしても 心が身体が拒否反応を起こし形だけは つくろうが受け入れる事が出来なかった。