私は一年前彼が使っていた同じ部屋のドアを開けた
ドンヒョクssiは私の後に続いて部屋に入ると
しばらく私の顔を言葉も無く見つめていた
そんなに・・・見つめないで・・・
いいえ・・・見つめていて・・・
ねぇ・・・ドンヒョクssi?あなたって
私があなたのその瞳に吸い込まれそうになること・・・
知っているの?
このまま行ってしまうつもり?
本当は私もこのまま一緒にいたい・・・
あなたと同じ気持ちなの・・・
でも仕事に厳しいあなたならわかってくれるでしょ?
待ってて・・・
ドンヒョクssi・・・今度は本当に・・もう少しだけ・・・
・・・僕は壊れてしまうよ・・・
壊れるって・・・ドンヒョクssi・・・
脅かさないで・・・
ええ・・・
よくわかっているわ・・・その意味も・・・
それがいつも・・真剣であることも・・・
・・・良かった・・・僕の名前は忘れてなかったね・・・
えっ?・・・ドンヒョクssiったら・・・
・・・あなたの前では駄々っ子みたいだ・・・
私に甘えてくれると言うこと?
ええ・・・いいわ・・・・もっと甘えて・・・
そして私の前ではいつも
本当のあなたを見せていてね・・・
突然あなたが力強く私を抱きしめて唇を塞いだ
激しく強く私の呼吸を塞ぐ・・・
ああ・・力が抜けてしまいそうよ・・・
あなたの腕の中で私は崩れ落ちそうだった
あなたの愛に溺れてしまいそうだった
このまま・・・こうしていたかった・・・
ドンヒョクssi・・・
本当に・・・あなたなのね・・・
本当に・・・ドンヒョクssi・・・なのね・・・
もう離れなくてもいいのね・・・
もう・・・泣かなくてもいいのね・・・
でも・・・いつまでも涙が溢れてしまう・・・
どうか消えてしまわないで・・・
またいなくなるなんていやよ
あなたのこの確かな温もりが・・・
夢だなんて・・・
お願い・・・決して・・・
・・・言わないでね・・・