collage & music by tomtommama
story by kurumi
いつの間にか私は うたた寝してしまったみたい
気がついたら目の前にあなたの顔が・・・
驚いた・・・でも・・素敵・・・
あなたの顔をこんなに近くで・・・こんなに長い時間 見つめているなんて・・・初め・・て?
あなた・・・・・きれいな顔してるのね
肌も私より綺麗・・・何だか・・許せないわ・・・
あなたの目・・・・・
まるで小さな宇宙のように澄んでいる
この目に・・・私弱いのよね・・・
ドンヒョクssi・・・・・そんなに見つめないで
あなたに見つめられると・・・
僕がしたいことしていい?
聞かないで・・・
そんなこと聞かないで・・・
あなたの顔がもっと近づいて 柔らかいくちびるが
私のくちびるで一回弾んで・・・そして
さわやかな風が 私の髪であなたの頬をくすぐった・・・
あなたは私の髪があなたに触れる度、小さくまばたきをする あなたの長い睫毛の動きに合わせて私もまばたきをした
少しでも多くの時間をあなたと見つめ合っていたいから・・・
電話? ドンヒョクssi 電話よ・・・出ないの?
あなたはまるでそれが聞こえないかのように ずっと私の唇で遊んでいた
電話に出て ドンヒョクssi・・・
私は仕方なく自分から離れたわ
あなたも仕方ないという顔をして電話をとった
レオssiのようね・・・
ドンヒョクssi・・・あなたそんな言い方しなくても・・・
あなたっていつも レオssiに対して厳し過ぎない?
あなたに一度注意しなくては・・・
私は書斎に移動したあなたを追ったわ
えっ? ・・・ 女? ・・・今 そう言った?
あなたの会話は早い英語で所々聞き取れない
女・・・ドンヒョクssiの?・・・私以外の?・・・
頭の中で以前オンマが言ってた言葉が蘇った
《あなた、ドンヒョクssiの前ではいつも綺麗でいなさいね うかうかしてたら他の人に盗られちゃうわよ あんな人他の人が放っておくわけないんだから・・・ 綺麗でいなさい・・・私に似て元は悪くないんだから・・・》
オンマ・・・私だって分かってるわ
あの人を見ていると・・・ どうして私なんだろうと思う時がある
今まで女の人とのお付き合いが無かったなんて・・・ 思ってはいないわ
きっといたと思う・・・ 私よりずっとずっと素敵な人が・・・いたと思う
でも 今も?
そんなはず無いわ
あなたは私を愛してくれている
信じていいのよね・・・
ドンヒョクssi・・・
私は聞くべきなの?
今の話は何?・・・
女の人って誰?・・・
そう問い質すべきなの?
私の知らない この一年間のあなた
そして 私と出会う前のあなた
その隣に・・・いたかもしれない 女性のこと・・・
でも聞くことなんか出来ない
あなたの口から・・・ もしも私が望まない真実が告げられたら
私の心はきっと 冷静でいられそうに無いから・・・
あなたは何かをごまかすかのように
私を後ろから抱きしめた・・・そして・・・・・・・
この感覚は何?
私は自分の声に驚いた
胸の高鳴りをあなたに聞かれるようで
慌ててあなたから離れたわ
あなたに抱きしめられるたび
あなたにくちづけされるたび
私の心があなたに何かを言いたくなる・・・
私の心があなたの何かを求めている
あなたはもう・・・それに
・・・気がついているのね・・・
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