collage & music by tomtommama
story by kurumi
ドンヒョクssi・・・・聞いてもいい?
おんなのひとのこと・・・・
私は悩んだけれどやはり聞いてみることにした
このままだとあなたがいない間 きっと気になって落ち着きそうに無いから・・・
でも 信じてないわけじゃないの 本当よ
・・・・じゃあいない・・・ってそんな言い方・・・
いないならいないと言って
・・・・いないよ・・・・
私は本気でホッとした
今までまったくいなかったなんて思ってない
でも 今はいないのよね
そう・・それだけでいいの
あなたが前に言ってくれた・・・・
君に逢うまで 心から愛した人はひとりもいなかった・・・と
それは信じられるわ・・・・
あなたにこうして抱きしめられるだけで 私はあなたの心が信じられる
空港に近づくに連れ 私は自分の鼓動が
速くなっているのを感じていた
また この手を離さなければならない
長い時間じゃないこともわかってる・・・でも・・・
・・・そんな目で見ないで欲しい・・・
そうなの? あなたは私にこうして見つめられると
行きたく無くなるの?
な~んだ・・それならもっと早くにそのことに 気がつけば良かった・・・
そしたらずっとこうして見つめていたのに・・・・
冗談よ・・・・あなたの仕事の邪魔はしないわ
気をつけていってらっしゃい
今度はあなたが不安にならないように
あなたに愛をいっぱい届けながら
待っているから・・・・
私はドンヒョクssiの姿がゲートの奥から見えなくなると
直ぐに携帯を取りだし 彼に宛てメールを打った
逢いたい逢いたい逢いたい逢いたい逢いたい 逢いたい逢いたい逢いたい逢いたい逢いたい ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
制限文字いっぱいに・・・
一文字ずつ丁寧に心を込めて・・・
ふふ・・これをあなたが見るのはいつかしら
その時のあなたの反応を想像して思わず
声を出して笑ってしまった
前を歩いていた人が変な顔をして私を見ていたわ
思わず自分の口を手で押さえ
それでも自然に緩む頬を両手で押さえた・・・
可笑しいでしょ?
たった今別れたあなたに・・・
もう逢いたい・・・
ほんの一秒たりともあなたのいない 私の心はないのよ・・・
プリクラで撮ったあなたの写真を見て
また 微笑んだ
今度はちゃんとしたあなたとの写真が欲しいわ
あなたの言うように今度は写真館で撮りましょう
あなたの温もりが私の胸に鮮明に残ってる 私は・・・その温もりをほんの少しも逃がさないように 自分の胸を両腕でしっかり抱きしめた・・・
その時きっとあなたを乗せただろう飛行機が 私の頭上を通過して次第に遠く小さくなって・・・ そして消えていった
私はしばらく呆然とその光景を眺めていた
わかってるわ・・・
仕方のないことよ・・・
わかってる・・・
悲しい別れじゃない・・・それもわかってる・・・
でも私のせいじゃないわ・・・
こんな風に涙が出るのは・・・
涙が・・・止まらないのは・・・
・・・私のせいじゃない・・・
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