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ペ・ヨンジュンさんを愛する人達 ペササ
ペ・ヨンジュンさんを愛する人達 ペササ(https://club.brokore.com/byjssd)
いつまでもペ・ヨンジュンさんを愛し、その愛でアジアの学生達を応援したいと思う人達の集まりです
サークルオーナー: MARInet | サークルタイプ: メンバー制 | メンバー数: 1363 | 開設:2009.02.03 | ランキング:20(16047)| 訪問者:11482082/13201778
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自由掲示板
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No 400 HIT数 12870
日付 2012/06/07 ハンドルネーム napi
タイトル ♪スンチョンにお茶名人シンガンス先生をたずねて(NO2)♪
本文


【最初の、夜の会食】
私たちが到着したのは、日が長い韓国にあってようやく
暗くなり始めた七時少し過ぎだった。

先生はその日のお仕事がまだ終わってないそうで、先生の
お仕事が終わるのを待って夕食に出たのは、8時を過ぎて
いただろうか?(メモもとっていないアバウトな記憶で済み
ません。)向かった先は2009年6月初め、ヨンジュンさんが
先生を訪ね時間を忘れて話に聞き入った後、食事を摂って
いなかったことに気づいて行かれた、まさにそのお店であった。
その時食事に向かったのは9時頃だったとか? (先生とご一緒
というだけで既に、緊張と興奮で心ここにあらず状態、たくさん
伺ったお話しが、ちっとも具体的な言葉や数字が覚えていなく
て、ミアナmニダ! )。

お店までは車で行ったのだが、着いてみるとお宅から目と鼻
の先の焼き肉ガーデンだった(有名なお寺が近くにあると
いう事で観光地なのか、近所には焼肉レストランがたくさん
あった)。
車から降りるとお嬢さん(ソンミssi)は、家から持参したたくさん
のサンチュを、ご近所同士自分ちにある物は何でも、分かち
合うのだとお店の御主人に渡し、食事中に飲むために、自家
製のお酒も持参されていた。
何種類かの木の実(果物)で作った甘いお酒と、梅の実を干し
たもので作った物の2種類。まずは甘いお酒で乾杯し
ついでお酒の種類を変えては乾杯、時間が少し経過したから
乾杯、何だかお酒を注ぐたび乾杯していたような~

韓国の人は、特に何にということでもなくても、一度の会食中
に何度も乾杯を重ね、飲み且つ食べるのが好きなのだとか
おっしゃったが、今にして思えば私たちが緊張して座が白け
無いよう、気遣ってくださったのかも・・・。
注文のお肉はお店にある全種類、牛・豚・鶏・猪。きっとヨン
ジュンさんの時も同じものだったのだろう。テーブルには季節
の山菜や野菜のナムル、数種類のキムチなどパンチャンが
所狭しと並べられ、ご本198ページに彼が自国の植物資源の
豊富な事を誇らしげに書いている通り、その食材の豊かさに
野菜料理に目が無い私は、目が釘付けになった。

ふと気付くと先生は黙々とお肉を頬張り、杯を口に運んでいら
っしゃって、シャイでお茶の事について話すような時以外は
無口でいらっしゃると聞いてはいたものの、何もおっしゃらない
のが気になり「先生は食事の時はいつもこのように無口で
いらっしゃるんですか?」と言ってしまった。それが契機となった
わけではないが、食事も進むうちぽつぽつヨンジュンさん
来訪の折のお話しも出始めた。

先生はペヨンジュンという名の俳優の存在はご存知であった
し、目の前に居る若者がその人である事も知っていらした
そうだが、敢えてその事には触れずお話しされていたそうで
ある。その間彼は帽子をかぶり、サングラスも被ったまま
先生のお話しに傾聴し、お茶を二十何杯も飲んだのだそうだ。

食事に出て、彼自身の事に話が及ぶと、初めて帽子をとり
サングラスを外したのだとか。そしてその席でか、またその後
の席でなのかは失念したが、先生のお茶について
"初めての自分に出会ったようだ"とかおっしゃったそうだ。

ヨンジュンさんが真剣に先生のお話しの精髄を受け止め
感じられたであろうその感覚が、どんなものだったのか
もっとよく知りたくて聞き返して見たか゛、悲しいかな俗物ミーハ
ーな私には瞬時の理解が難しく、かつ更に聞き返すのも
憚られた。またの機会があればもっとしっかりお聞きしたい
と思う。

開き始めた先生のお口は閉じることなく、ご自身の来歴から
始まって、お父上が住職をなさっていたソナムサ(仙厳寺) の
開祖は、日本で臨済宗を起こした栄西が学んだと同じ中国(宋)
の臨済宗で学んだ同門の流れであること、そこに伝えられた
茶脈を先生はお父上から継がれて、お釈迦さまから数え
87代目のお弟子にあたるのだということなどをお聞きした。

栄西は九州佐賀県せぶり山でお茶を栽培し、それが日本で
初めてお茶が生えた山だそうで文化財として保護されている
そうだ。
栄西が書いた『喫茶養生記』には、お茶は仙薬で寿命をながく
してくれる。
どんなお茶が良いお茶かと言うと、五味を持った調和的なお茶
が五臓が安らぐ茶になる、云々。
お茶と仏教は一つのものとしてとらえられ、お茶の習慣が、寺を通じて伝えられてきたが、李氏朝鮮の長い崇儒廃仏思想の
中で、寺は山奥へ山奥へと追われる中で、民間ではすっかり
廃れてしまった。日本から改良種の大量生産茶が入ってきて、すっかり在来種のお茶の木が少なくなったと聞いた時、貴重な
種を絶やしたようで、申し訳ないと思うと伝えると、それは
必ずしも悪いことばかりではないと言って下さった。
おかげでまたお茶の習慣がでてきたのだと。


【一回目のお茶】楽しい会食にお腹も心もすっかり充たされて
戻ると、先生の後継者としてお茶の様々な楽しみ方を研究し
ているというアドニム(息子さん)が、お肉を食べた私たちに、
明朝消化不良をおこさずにいられるようなお茶を淹れましょう
と、お茶の展示販売兼百人くらいの人数がお茶体験できそう
な「名家・勝雪軒」という建物へ案内して下さった。
この時のお茶は低温で発酵させて、一年寝かせたというお茶
で、通常より濃い目に淹れてくださったのだという。
勧められるままに杯を重ね十杯以上は飲んだだろうか。

お茶の味は、私には描写する力が無いから触れないが、効果
のほどについては、翌日午後に先生が入れて下さったお茶も
いただいたので、それと合わせて最後に書いてみたい。もった
いぶってミヤネ^^

喫茶を終え勝雪軒を出、部屋に戻る時、ソンミssiが夜空の星
が美しい事を教えてくれて、しばし観賞。しばらくあとで部屋の
周りの街灯も消して再度、あそこにもここにもと満天の星を
楽しんで就寝。


【仙厳寺へ朝の散策】アドニムのお茶の効果か、爽やかに
目覚めた私たち、身支度を整えているといつしかソンミssiが
やって来た。今日はお昼にみんなでお刺身を食べようと、
お父さんが市場へ買い出しに出かけたので、戻ったら朝食に
しましょう。それまで時間があるので、散歩がてら仙厳寺へ
行ってきたらどうかと勧められた。

昨日のバスの一件の時、同じ停留所で下りた若者たちに、
その停留所からソナムサまでの距離を聞いたら、三キロだと
言っていた。停留所からシンガンス茶まで二キロはあった
から、ソナムサ迄は残り一キロ程だと考え、軽い朝の散策の
積もりで歩き始めた。嗚呼韓国の寺は決して初めてでは
なかったというのに・・・・。

ソナムサはチョゲサン(曹渓山)という山中にあり、多分山裾の
麓までがお寺の敷地になっていて、最初にソナムサの文字が
ある門までは確かにすぐ着いた。
がいわゆる伽藍のあるせまい意味でのお寺の門前までは
さらにかなりの距離があった。最初の一キロの倍ぐらい歩いた
頃には、若干後悔の念が湧いたが、若芽を芽吹かせている
名も知らぬたくさんの木々を愛で、鮮やかに花開かせている
牡丹や薔薇、西洋アジサイに目を奪われ歩くうちに到着して
しまった^^

道中の山道の左側にはせせらぎが流れていて、それも変化
があって良かった。ところどころに橋がかかっていて、かなり
奥まで進んだ所に昇仙橋という、宝物指定を受けている美しい
橋があった。これはあの四つの石井戸と同じくらい必見だと
思う。

(続く)


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napi
MARInetさん、コピー貼り付け、テニオハ手直し、ほとんど終了間際に一度飛んでしまうハプニングがありましたが、一応最後までアップt完了です。ほッ^^ 2012/06/08 21:54
MARInet
napiさん、お手数かけてすみません、読み易くなりました^^早速に有難うございました。「韓国の美をたどる旅」の本を脇に置いて、照らし合わせながらnapiさんの旅行記を読んでいます。 2012/06/08 17:54
napi
MARInetさん、おはようございます。ブロメありがとうございます。文字の大きさ、修正しました。自分がもともと125%で見ているものですから、気がつかず失礼しました。アドバイスありがとうございました。 2012/06/08 09:43
MARInet
napiさん、先生との会食、自家製のお酒、韓国の食材の豊かさ、そしてヨンジュンさんのお話、お寺内の山道の風景等、ワクワクしながら読ませて頂きました。引き続きお茶のお話、楽しみにしています。 2012/06/08 02:13
 
 

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