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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9620776/11428421
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【 koko の Valentine's Day 】




【 koko の Valentine's Day 】 は

医師の 呼ぶ子と書く 呼子 koko ちゃん と 直さんとのお話です。





No 23 HIT数 4852
日付 2009/09/18 ハンドルネーム maako4
タイトル 22話 【 koko の Valentine's Day 】 
本文







【  koko の Valentine's Day 】 22話




koko は、じろっと、 こお子をにらみつけ答えなかった。



今の koko は誰とも話したくなかった。


1分 ・ 1秒でも早くひとりになりたかった。


そんな koko に、 こお子が …



「 ごめん。 ごめんやす。 愚問どしたなあ~ 

7年間もの長いおつき合い。 まったくということおへんわな~ 」


また! こお子をにらみつけた koko が、


「 まったくおへんでした。 

心配していただいているような事は、 一度も … 」


「 うそ~ うそですやろ? 清いなかということどすかあ~ 」


「 そうどす。」


「 このマンションにきはった事は? 」


「 きた事も、泊まったことも何度もあります。」


「 泊まりはったの?」


「 そうや~  もうええやろ~ 」


「 なんや? さっきからの koko ちゃん、こわおすなあ~ 」



祖母八重がみかねて、 「 こお子。 もうおやめ。

多分、今頃、園田様のお宅でもすなおに話されているでしょうね。


こお子と同じように、すなおのお母様が違うと言うことも

含めて、姉、こおこがいるということ。


あなたがすなおの妹だと言う事も …


お母さんが、 あなた達のお母さん。


直穂子であると言う事もね。


今日は、 どんなに遅くなっても京都に帰らなくてはいけまへん。


明日、おばあちゃんもおかあさんも今日、急にこんな運びに

なったさかいに、ご迷惑をおかけした方々にご挨拶に …


こお子ちゃんだけでも、 いてもろたらいいのどすけど …


koko ひとり残して帰るのも心配どす。

どうえ~ 一緒に帰れへんか? 」


「 私のことだったら心配しはらんでも、 よろしおす。」


「 そうかあ~ 」



直穂子が掛け時計に目をやった。


9時10分 … 



「 おかあさん。  そろそろお電話。」 


「 そやね~ どうします。


どうしたら、 よろしいやろなあ~

こちらに来ていただくのもねえ~

こちらから、よせていただきましょかあ~


それとも、後日と言うことに …


そやけど、園田の志乃さん。 こお子にあいたいと

言われてましたし、私達もひと目すなおに …


とにかくお電話して来ます。」



八重は、 思いつくままに言葉を並べ、 ぶつぶついいながらkoko の寝室へ …



koko の寝室の電話から八重は電話を入れた。



リビングでは、直穂子がてんとう虫のチョコを手に


「 このチョコなあ~ すなおの育てのおかあ様が

送ってくださっていたのよ。


子供が安心していただけるチョコレートだからと言ってね。


ヨーロッパでは、てんとう虫は 「 幸せのシンボル 」  として

広く親しまれていると言う事もお手紙に書いてあったわ~


もう、 20年以上月日がながれたのね …


このチョコレートを見るたびに

すなおも食べているのかな~  いつもおもっていたわ。」



おばあ様も母も何気なくちょくさんのことを、 すなお、

すなお と 呼び捨てで簡単に口にしているけれど、

私は、二人の口から、すなお と耳にするたびに、

どうしてか胸のあたりが重く、 いらだちを感じた。



チョコの事を思い浮かべた。



ちょくさんの手のひらに私がチョコをのせた時、

珍しいチョコだから、ちょくさんがしばらく

眺めていたのだと思ったが、今にしてみるとそうではなく、

他の思いに …



筒井の料亭のおじたんさんも …



それにしても、ちょくさんはどのような思いでこの話を聞き、受け止めたのだろ~



いままでにない、ちょくさんへの思いがこみ上げてきた。



あいたい …



しかし …



祖母が、 寝室から出てきた。



「 とにかく、 園田様のご自宅に今からよせていただきます。


 koko 私達はこのままでいつでも行けます。


あんた、 着替えてきなさい。


koko の着替えが終わり次第お邪魔させていただきますので


タクシーを呼びましょ~


あっ! そうそう … 直穂子あちらにお電話をして道順を聞いておくれやす。


私が聞いても分かりませんさかいに 折り返し

あんたがかけ直すとお話しましたさかいに … 」



こお子が  「 koko ちゃんが知ってはんのと違うの?」


「 行ったことあれしまへん。  私は控えさせていただきます。」


三人は、いっせいに koko を見た。



「 koko ちゃん。 行きはらへんの~ 」



koko は、 必死で、いいわけを考えていた。















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