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続【koko … 白いぺージ】 |
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ 白いページ 】 は
【 koko の Valentine's Day♪ 】 の 続編です。
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No |
11 |
HIT数 |
7075 |
日付 |
2009/11/12 |
ハンドルネーム |
maako4 |
タイトル |
11話 《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 |
本文 |
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 11話
どれくらい沈黙が続いていただろう~ 呼子 が …
「
ねえ~ 私は少しうとうとしていたようだけれど、
ちょくさんは眠れたの。」
「 ………
」
直の返事はなかたが様子から寝ていないのは感じとった。
「 大丈夫?」
「
… 大丈夫だ 」
時間(とき)の流れの中、簡単には変わらない事も
…
ぶっきらぼうな二人の会話は相変わらずだった。
「 シャワーする?」
「
そうだな~」
「 そうね。」
「 シャワーのあと少しお湯につかりたいな~」
「 そう。 じゃ
… 用意してくるわね。」
と、 呼子 が起き上がろうとしたがまたケット中にもぐりこんだ。
呼吸を整え
…
「 ねえ~ 直 さん! むこうむいてくれる?」
直 は、 笑いをおさえながら 呼子
に背をむけた。
背中が開放され、 そのあとばたばたと
…
ガチャッ!
ザァ~
生活音が心地よく耳に入ってくる。
バスロープ姿であらわれた
呼子 がカーテンを開けながら
「 10分もすればお湯がたまるから … 」
「
僕はあとでいいよ。」
「 時間見計らって入ってね。 着替えがないわね~ 」
「 いいよ。 帰って着がえれば …
」
「
そ~ じゃ~ 私はシャワー済ませてしまうわね。
浴室の場所わかるでしょ~ 以前の場所のところ。
バスロープは小さいかも? 」
そう言って
呼子 が部屋を出て行った。
直 は後姿を見送りながら、 ” あれっ! お風呂場 …?
”
確かお風呂場は 反対の方向だと記憶していたので、
少し大きな声で 「 呼子
!」
呼子 が 戻ってきて不思議そうに顔をみた。
「
お風呂場そっちだった。」
「 お風呂場は以前と同じ場所よ。」
指をさした。
「
そろそろ、 お湯たまっているわよ。」
「 えっ! 呼子
シャワーするんだろ~
一緒に入るということ?」
と、 直 は …???
「 直
さんはあっち! 私はこっちのシャワールームよ。
そうか? あの当時はお風呂場だけだったわね。
姉たちがここにお泊まりする時には、
最初に3人がもめるのが、 誰からお風呂を使うかなの。
ここのお風呂場、 小さくはないけれど、 大人3人は無理でしょ~
だから、 シャワールームを作ったのよ。」
直
は、そういう事かと変に納得しながら、 再度 呼子 の後ろ姿を見送った。
呼子
は、バスロープを脱ぎかけ、 ふと! 化粧台の鏡を …
鏡の中でもうひとりの 呼子 がいる。
きれい
…
起きぬけなのに
…
しばらく眺めていた。
眺めていたというのもおかしいが、 うっとりと
…
そんな自分に気がつき、 恥ずかしくなり苦笑した。
バスロープを脱ぎ、 シャワールームのドアノブに
手をかけかけたが、 恐る恐る鏡の前に
…
頬を赤らめながらうっとり裸体を眺めていた。
まっ白い裸体のふっくらと盛り上がった胸の先も
ツーンと形よく納まっている。
こんなに自分自身の身体を眺めるのは初めてかもしれない。
そ~っと胸に手を
…
目を閉じる。
吐息が …
体温が上昇するのを感じ
…
腹部の下の部分が
…
はっと気がつき、 ますます白い肌を赤く染めた。
荒々しくシャワールームの扉を開け、
シャワーを勢いよく頭から浴びた。
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