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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9766907/11574552
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続【koko … 白いぺージ】

 
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ 白いページ 】 は

【 koko の Valentine's Day♪ 】 の 続編です。






No 16 HIT数 6993
日付 2009/11/21 ハンドルネーム maako4
タイトル 16話 《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 16話
本文











《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 16話




「 ねえ~  ちょく さん。  気が変わらないうちって … 」


「 …… 」



直 は 呼子 を 見て笑みを浮かべた。



たった1日で一転した自分の行動とだぶり、 つい出た言葉だった。



「 あっ!  ちょく さん! 」



車は 急ブレーキで停車した。



「 ごめんごめん。 大丈夫? 」


「 大丈夫はないでしょ~  も~ 」



赤信号で停止せずそのまま直進しかけた。



信号が変わり、 直らしくないあらい発進に 呼子 が …



「 どうしたの? 」



車線変更を繰り返しプチレースのようなあらあらしい運転に



「 ちょくさん! 」



呼子 が 見かねてあら声で 直 を たしなめた。




園田家に到着した時には、 呼子 の 顔色は 蒼白だった。



紳士的な 直 らしくないあらあらしい運転で何とか

ガレージに車を止めると、  

園田家の玄関ドアをあけ、 靴は脱ぎ捨て迎えに出た 光子に



「 お話があります。  全員客間に … 」



そういったあと、 直 は すでに客間のほうに …



呼子  が 玄関をあけ、 入ってきた。



光子 が 直 の 行動にも驚いたが、 顔面蒼白の

呼子 を みて驚きを隠せない。



「 どうしはったん。 あんた顔色がわるいよ。

そうやね。  昨日の今日やもんね~ 」



まさか、 直 の あらあらしい運転で車よいとは想定外のことだった。



呼子 はため息をついた。



「 大丈夫どすか?  それにしても何があったのどすか~?

直 どうしたん。 なんや怒っているような感じどしたけど?

客間に召集がかけられましたんどすうえ … 」



華子も直穂子も玄関フロアーに出てきてやはり 呼子 の

すぐれない顔色を気にしていた。



「 大丈夫。 お水飲んできます。」



そう言ってキッチンへはいって行った。



あとをおい、 光子 が 冷蔵庫からミネラルウォーターを出し

コップに注ぎ手渡した。



飲みほした 呼子 が 「 おおきに … 大丈夫です。 

乗り物酔いしたみたい … 」


「 乗り物酔い? なんやさっぱりわかれしませんけど、

大丈夫ということやねんねえ~  はやおしたな~ 」



そこへちょくが入ってきて、 呼子 の 手をとり、 光子 に



「 早く、 客間の方に … 」


「 はいはい。 なんやわかりまへんけど行かせてもらいます。」



要領をえない 華子 直穂子  も  光子 の あとに続いた。



直 は、 父、 光太郎 の  祭壇の前に 呼子 を 座らせ、

線香に火をつけ、 りんをならし、 手をあわせた。



呼子 も 直 を 横目で眺めながら手を合わした。



座敷テーブルの前に 直 と 呼子 が 並び、

その前に 華子 ・  直穂子 ・  光子 が 座った。



「 どうしはったん?

直 帰ってくるなりえらい怖い顔で …


呼子 は 顔色わるいし… 」



車よいやて~
 

呼子 の 車よいなんて今まできいたことないわ。


なあ~ おかあはん。」



「 えっ! 」



直 は、 光子 の 言葉に驚き 呼子 の 顔をみた。



呼子 の 顔色が悪いのに気がつき



「 少し横になる。 車よいなの? 」



呼子 は その言葉に驚いた。



「 も~ 車よいなのはないでしょ~

無事に帰れたのがおかしなぐらいよ。」


「 うわ~ すなお が  呼子 に おこられてはる。」



ちょくは、 苦笑しながら頭をかいた。



少し場は和んだ。



「 それでなんどすの?  お話って …

それより  すなお。 園田のママがお風呂沸かしてくれてはります。


あんたお風呂長湯やねんて! アメリカではシャワーやろから、

ゆっくりと入らせあげたいというて … とにかくそうしなさい。」


「 お風呂は 呼子 の マンションではいってきました。」



その言葉に前に座っていた3人に目が一斉に 呼子 をみた。



呼子 は 目をそらし、 あわてて …



「 一緒に入っていません。」



と、 手でも否定した。



「 まあまあ~ ひとりでも二人ででもよろしい …  そうどすかあ~ 」



そう言いながら 光子 が また 呼子 を ながめた。



呼子 は 目線をさげ前の3人に昨夜の出来事を

見通されたようで、 顔が紅潮した。



「 そうどすかあ~ 呼子 の マンションで … 」



光子 が  呼子 の 様子から、 いたずらっぽい言い方を …



「 どちらにしてもお茶いれてきましょ~ 」


「 お茶はいいです。 光子さん!  これから僕がすべきことを

ご指示してください。 できるだけ早くすま … 」



そこまで言いかけると …



「 直 。 お茶を入れてきます。


お茶でいっぷくして、 お話しましょ~


昨日の今日どす。


勿論することは山のようにありますよ。


とにかく、 お風呂は入ったということで、

あんた! 二階の自分のお部屋にも挨拶してきなさい。


華子ママがいつ帰ってきてもいいように

いつもきれいにしてくれてますえ~ 」



そう言いながら、 光子 が たった。



「 おかあはん と ママは 園田のパパさんの子守おねがいします。


呼子 ちゃん 手伝ってね。

すなお は 着替えてきなさい。 」



押しきられて仕方なく 直 も 席を立った。



光子 が 部屋を出かけたが振り返り、



「 すなお 。  わかってはるやろけどラフな物はあきませんよ。

色あいも抑えたものにしてね。」



そう言って部屋を出て行った。



数分でどれだけ ” すなお。 すなお ” と呼ばれただろう。



と 直 は 思いながら、 考えてみれば10年前

はじめて園田家で出会い、 昨日、 そして今日。



これが血のつながりとでもいうのか? 



いや。 光子 の 人柄だろうが不自然差はまったくない。



呼子  と 直 は 光子 の あとを …




キッチンのドアの前でわかれ、 直 は 階段を上がっていった。








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