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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9623693/11431338
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続【koko … 白いぺージ】

 
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ 白いページ 】 は

【 koko の Valentine's Day♪ 】 の 続編です。






No 18 HIT数 7007
日付 2009/11/21 ハンドルネーム maako4
タイトル 18話 《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 18話 】
本文







《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 18話 】




華子 が 直 に


「 なお 。  この度は筒井さんに大変お世話になっているわ 。


ご挨拶してきなさい 。 」



華子はあの日以来 なお と声をかけたのは …



華子 は  直 に たしなめた自分に驚きながら

こみあげてきた熱いものをおさえた。



直 は  うなずき  光子 の  あとを …



呼子 も  光子 と 直 の 

いないその場の居心地の悪さを感じ席を立った。



料亭筒井  の あとを継いだ  剛  が 店の若い者と

手際よく料理が運び込まれた。



直 は ” おじたん ” と 慕ったおじたんの面影にしたりながら

筒井 剛 に、 この度のお礼の言葉を述べた。



剛 は 光子 と  夕刻の打ち合わせをし、 引きあげて行った。



光子 の  提案で、  客間ではなく、 キッチンで食事をとった。



午後から葬儀社、その他の訪問客を客間に通した時に

食べ物のにおいがこもったお部屋ではということでキッチンになった。



「 なあ~ あんた達には悪いけど おかあはん と 華子ママと

私 が 先によばれます。


おかあはん と ママさん に 声かけてきてくれはる。」



直 と 呼子 が きょとんと 光子 を 見ていると



「 そうやろ~ みんなで食べているところに、 どなたかが

お越しになられたら、 お口、 もぐもぐで、 お出迎えでけんやろ~


それから、 私はできるだけ、 早くいただいたあと

あんたらと変わりますけど、 あんたらはゆっくりでいいよ。


あのお二人の相手頼むわね 。 」



直 と 呼子 が 顔を見合わせ、 あらためて 光子 の

何から何までの心遣いにの配慮に驚きながら、 客間に …



華子 と 直穂子 の ふたりと入れ替わった。



直 と 呼子 は 客間の縁側のガラス戸をあけ腰をおろした。



踏み石に置かれた下駄に足を入れ、 手入れのいきとどいた

庭を眺め、 言葉を交わすこともなくそれぞれの思いに慕った。



背後から 光子 の  声が …



「 お先でした。 どうぞ … 」



二人は振り返り、  呼子 が



「 はや~ もう~ 」


「 そうや~ ぐずぐずしてられません。 

ああ~ そうそう。 あの二人はゆっくりさせてあげてね。


呼子ちゃんのこともあったから、 だいぶお疲れのようやから

少しやすんでもらいましょ~ 


食事中に話しておきましたけど、 園田のパパさんと華子ママとの

お部屋でやすんでもらうように … 


呼子ちゃん。 お食事のあと片付けお願いしますね 。」



呼子 達 が  キッチンへ入っていくと華子と直穂子は、

光子 と 

自分たちの済ませた食事の食器等のあと片付けをしていた。



呼子 は、 あわてて自分がするからと二人を 光子 から

話されたように部屋への移動を促した。



しかし、 二人は客間へと …



客間に入ると 光子 から注意されたが、

ふたりは香典の振り分けの作業をし始めた。



呼子 が、 客間にお茶を …



「 おおきに … はよ~ お食事してきなさい。」



そう言いながらお茶がのせられたお盆を受取った。



キッチンでは、 直 が  呼子 を 待っていた。



顔を見合わせ 「 いただきます 。」 と 箸を手にとり、

また、二人は顔を見合わせた。



言葉を交わすこともなく  食べ物を口に運んだ。



直 は、 ひと口、  口に運ぶたびに 呼子 に 目をやった。



それに気がついた 呼子 は 最初は恥じらいながら

笑みを返していたが 



「 も~ ちょく さん。 そんなに見られたら食べられへんわ。

いい加減にして! 」


直 は、 「 無理だ! ず~っと眺めていたい 。」


「 も~ 」



そう言いながら 呼子 は 「  ごちそう様でした。 」

と、 箸をおいた。


「 えっ! もういいの? 」


「 だって、 そんなに眺めらていたらのどごしが悪くて、

消化にもよくないわ~ 」



はあ~ とため息をついた 直 が



「 じゃ~ みないよ! 」



と、 少しふくれた感じで食事をつづけた。



呼子 は そんな 直 を  眺めながら、 お茶を口に運んだ。



二人であと片付けをし、 洗面所で歯磨きもならんでした。



ひとときも離れられない二人 …  いや、 直 だった。



呼子 は、 そんな 直 を あきれながら鏡の中の二人を

眺め 歯ブラシの手を動かした。



鏡の中に 光子 が …



「  も~ キッチンへいったら、 いてはらへんから、

探していたら … お二人さんで歯磨きどすか~


お熱いことで … 


そうやって、 いつまでも青春してはったらよろしおす。 」



そう言いながらも、 光子 は  安堵しながら鏡の中から消えた。



が、 またも鏡にあらわれ、



「  老いたお二人はがんばってはりますえ~ 」



いたずらぽく鏡の中にあらわれ、 す~っと消えた。



呼子 と 直 は 手を止めていたが何事もなかったように

また手を動かした。














 


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