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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9762581/11570226
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続【koko … 白いぺージ】

 
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ 白いページ 】 は

【 koko の Valentine's Day♪ 】 の 続編です。






No 22 HIT数 6637
日付 2009/12/04 ハンドルネーム maako4
タイトル 22話 《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】
本文









《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 22話 】




呼子 は、 職場をあとにし広い通りに出たが、

ふと! 立ち止まり 職場にまた戻った。



はじめての長期休暇。



できるだけ職場の仲間たちに迷惑がかからないように、

申し送りというか 仕事の手順等を

文章にまとめておいた方がいいのではと思つた。



職場に戻り、 仕事の邪魔にならないように、

パソコンに向かい作業をした。



机の上に置いていた携帯が振動した。



直 からのメールだ。



========


koko 今どこ?


= Re ======

職場。


= Re ======

そう。


= Re ======

そちらに行くのはもう少し時間がかかります。


= Re ======

じゃ~


= Re ======

じゃ~

 

 ===================




淡々としたメールに  直 は 心中定かではないが、


大きなため息をつきキッチンに戻り食事をした。



「 直 。  呼子 に 連絡してきたのでしょ~ なんて! 」


「 こちらに来るのは遅くなるらしいです。」


「 そうどすかあ~ なんで …? 」


「 さあ~ 」


「 も~ はがいいなあ~ 

さあ~ って 子供の使いじゃあるまいし … 」



光子 が  携帯を帯の間から取り出し、 

ダイヤルボタンを押した。



「 いや~ でれませんのメッセージですわ~ 」



光子 は  メッセージを残さず切った。



机の上の振動で携帯画面をみると 光子 からだった。



職場での電話はでれないというメッセージを流すようにしている。



呼子 は、 席を立ち廊下におかれた椅子に腰を下ろし、

携帯ボタンを押した。



イライラしていた 光子 の  携帯が振動した。



テーブルに置かれていた 光子 の 携帯が振動した。



「  呼子 からどすわ~ 」



と、 携帯画面を見た 光子 が  携帯を耳にあてた。



「 呼子 おそなるんやて! 」



いきなり、 元気印の 光子 の  声が携帯を通して聞こえてきた。



呼子 は、 少し携帯を耳からはなした。



「 ・・・・・ 」


「 なんでやのん? お休みとれなかったの? 」


「 とれました。 」


「 ほんなら、 なんでやのん … 」


「 帰ったらはなします。 」


「 も~ はがいいな~ 」



光子 が 話続けようとしたが …



「 じゃ~ 」



そう言い、 呼子 は 携帯を切り、 仕事に戻った。



光子 は、 切られた携帯携帯をにらみながら …



「 も~  呼子 ったら! 」



直 も  他の二人も食事の箸を置いて 光子 に  注目していた。



「 切られました。 お休みはとれたみたいです。


さあ~ さっさっとお食事たべましょ~ 


それにしてもなんであの子は あ~ なんやろねえ~ 」



つぶやきながら食事を始めた。



直 は、  いらいらしている 光子 とは反対に …



” 休みはとれたんだ。 ”  と、 胸をなでおろした。



呼子 は、 思い浮かぶままに書き記しておこうとした

作業はなかなかはかどらなかった。



あちら、 こちらから声がかかり 

さりげなく今まで過ごしてきた職場内での呼子の存在は

大きかった。 



「 加賀美先生。 すいません。

これはこれでいいのですか?」 



染色がうまくいかない? などとその他、 

声がかかり結局7時過ぎまで職場をあとにできなかった。



その間、 数回  光子 からメールや電話が入ったが、

返信しないでそのままにしておいた。



園田家では、 光子 の  いらだちの矛先は 直 に 行った。



そんな様子を見かね、 医師である夫に仕えた華子が



「 こお子ちゃん。  お医者さんはそんなもんです。」



と、 言いながらなだめた。



「 も~ あと少しで八時になります。

もう、 まてまへん!  私だけでもお食事します。」



と、 吸い物を温め直した。



「 そうどすね。 私たちもいただきましょうか? 」



と、 直穂子が …



直 は、 「 僕は、 呼子 が 帰ってからでいいです。 」


「 はいはい。 いつまででもまってなさい。 」



光子 が  席に着くと、 玄関があいた。



「 門のカギしめていいの~ 」



と、  呼子 の 声がした。



直 が 席を立ち



「 おかえり。 いいよ。 僕がしめてくるから … 」



玄関から少し先にある門扉にむかった。



呼子 が 玄関で待っていると、 光子 が  出てきた。



「 はいはい。 お熱いことで …  遅かったね。 おつかれさん。 」



そう言って 直 が  戻ってくる姿を 呼子 と 眺めていた。



3人がキッチンへ入っていくと、 

直穂子はお吸い物を温め、 直  と  呼子 の 前に置いていた。



「 さあ~ いただきましょ~ 」


「 待ってくれてたの~ ごめん。」


「 いいや~ 待たされてました。」



と、 冗談をいいながら



「 私たちは食べかけるところどした。


すなお は、 呼子 と、 一緒でいいです。

なんて、 いうたんよ。 」



直 と、 呼子 は 顔を見合わせほほ笑んだ。



「ほれほれ、 はよ~ 食べなはれ! 今日は、 どうします。 」



と、 直穂子 が 言った。



直 光子 華子は、 要領がえず、お互いに顔を見た。



呼子 は その言葉は理解した。



「 私は、 マンションへ帰ります。  明日は、 出勤しますさかい。」


「 お電話でお休みとれたいうてましたやん? 」


「 食事のあと、 直さんと相談してから、 報告します。 」


「 そうどすか? 」



呼子 は、 帰り道 明日からの休みを先に延ばそうと思い直した。



急な申し入れで、 そのうえ長めの休暇だけに休むことを前提に

もう少し、 しておかなければならないことがあった。



食事を済ませたあと、 光子 が呼子に


「 あと片付けは私たちに任せて、

直 と お話があるのでしょ~ してきなさい。」



直 と、  呼子 は 顔を見合わせ



「 そうさせてもらおうかな~ 」



二人は、 リビングに移動した。



しばらくすると、 華子がお茶を運んできた。




呼子 は、 気持ちよく教授が研修休暇ということで

休暇の許可を出してくれ手続きをしたあとの出来事から話だし、

休暇の手続きをすませ、  仕事の申し送り等を

簡単に済ませようとしたが、 急なことだけに少し無理な所が

いくつかあり、 帰り道思いついたことを ちょくに相談した。



直 は アメリカへ帰る時、 できれば一緒に行きたいと …



それまでは、 今までどおりに仕事にでて、 

留守の間の申し送りを済ませられないかと話した。



呼子は直 の 予定を具体的に  

いつ、ア メリカに帰るのかかということを聞いた。



明日、 今日出した休暇届を書きかえるため、

そのことは早急に話したかった。



直 も、  早朝、 自室でそのことは考えていた。



すぐに戻るつもりでの葬儀の出席で、 流れが変わり、

職場が気になりかけていた。



少し沈黙が続いたが、 一応、 初七日を終え 

いったんアメリカに引きあげ、 49日に帰り、

その期間で、 すべてを引きあげるということは、

無理だろうから、 再度渡米すると 直 が  提案した。




食事の後片付けをおえ、 光子 ・ 直穂子 ・ 華子が加わり

直  と 呼子 の 予定はもう少し話し合うという報告をし、

光太郎の亡き後の予定等を5人で確認しあい、 この日は、 

直 が  呼子達をマンションへ送りとどけた。



今夜は 直 と 華子は各自の部屋で休むことにした。









 


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