ブロコリ サイトマップ | ご利用ガイド | 会員登録 | メルマガ登録 | 有料会員のご案内 | ログイン
トップ ニュース コンテンツ ショッピング サークル ブログ マイページ
YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9866280/11673925
開設サークル数: 1238
[お知らせ] 更新のお知らせ
容量 : 211M/300M
メンバー Total :30
Today : 0
書き込み Total : 5205
Today : 9
続【koko … 白いぺージ】

 
《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ 白いページ 】 は

【 koko の Valentine's Day♪ 】 の 続編です。






No 7 HIT数 6932
日付 2009/10/08 ハンドルネーム maako4
タイトル 7話 《 続 》 【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 
本文







《 続 》【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】 7話




そして、 光子が



「 呼子ちゃんもようわかってる。

おかあはんもつらおしたな~

おつかれさんどす。 よう話してくれました。」



光子はそこまではなし、 呼子 と 直 のそばに行き


「 呼子 ちゃん。」


そう言いながら 呼子 を抱きしめた。



「 そうや~ あんたは私の自慢のいもうとや~

今まで … いいや~ もっと、 自慢のいもうとやで … 」


涙をふきながら、


「 ほんまに 呼子 のおかげやね~

そうでなかったら、 私、 父子家庭か母子家庭でした。」


そう言って 呼子 の顔をのぞきこみ笑って見せた。



そして、 すなおの方を見て、 少し声のトーンをあげ …



「 直。 ええか! 私の妹の 呼子 を

幸せにせえへんかったらこの光子さんが許せんからねえ~


なかすようなことがあったら、 あんたのおねえちゃんが許さへんよ。


ああ~ なんや! ややこしいな~ 」


と言いながら、 涙する光子だった。



その場から祭壇の前に行き



「 園田パパ驚きはったやろね。


そうか?


おじい様やおばあ様のお出迎えでお話知ってはりました。


小さい時の事って幼稚園の年長さんぐらいの事でも飛び飛びで、

そんなに詳しく思い出せまへんけど、 呼子ちゃんのあの日の事は

よ~に覚えています。


朝おきたら、 あんた今日からおねえちゃんやで~

ほら~ かわいいやろ~

呼子ちゃんやで …


その時の事はいまでも夢にようでてきます。


ほんまにかわいくて、 ず~っとそばにいてたように思います。」


「 そうやな~ あんたは扱いにくいお子で みんなぴりぴりしていました。


と言うより、 環境があんたをそうさせていたんやね。


その日をさかいに、 光子も変わりました。


変な話。 この子も笑うんだ。


笑顔がこんなにかわいい子だったんだ!


よく笑う子に …


ええおねえちゃんで …  といより小さなお母さん。


も~ 光子は 呼子の事になると大変で …

みんなよ~ 怒られました。」



「 いややわ。 おかあさん。 また! なみだが …


呼子は、 いつもひ弱い子で、みんながいらいまわっていましたな~。


ほら! 小学校入り立ての事。


あんた、 いつまでも下駄箱の前に立ってた事。


呼子ちゃん。 おぼえてはりますかあ~


あの日は、 私は、朝、おかあはんと学校行く前に、

しょーもない事で口げんかして、学校についてもいらいらしてて、

さっさと自分の教室に行きました。


しばらくして、 急に、 呼子 の事がなんや気になって

お教室のぞきにいったら、 あんたいなくて、これは、 えらい事や!

職員室に行こうとしたら、 あんた、下駄箱の前に

ランドセルせよたままたってましたなあ~


『 あんたこんな所で何してんの~? 』 


と怒って言ったら、 呼子は、にこにこ私の顔をみて 


『 光子ちゃん。 くつ! 』


入学式のあくる日からず~っと 学校に着いて、

下駄箱から上靴を出して、 靴を履き変えさせて

お部屋までつれて行くのが日課どした。



いつものように、はかせかけましたけど、ふと気がつきました。


『 ここあけて …  そうそう … 

ええか。 今度は上靴っだして …  そうそう … 

はいたら、 脱いだ靴は下駄箱にしまうの。

これからは、 こうして自分でするのよ。』


そう言って、 手をひきお教室へ連れて行こうとした時、

手をはなして、 『 koko 。 ひとりでお教室にいける?

いけるかなあ~ はよ~ いかないとお勉強はじまるよ。』


koko は 『 はい。』 と言って教室に …


行けるか心配であとをついて … 」


「 そやそや。 そうどした。 そのあとが大変で、

あんたの方が 私より、 呼子 の おかあちゃんどしたな~


食事の時も、 だれかが いつものように 呼子 のお手手に

お箸をもたせたら、 あんたが偉いけんまくで …


『 いつまでもそんなことしてたら、 お弁当がはじまったら

呼子 のことや。 お箸もたせてくれへんからって、

いつまでもお弁当箱前に食べへんよ。』


みんながそんなことって笑ったら、 下駄箱のお話してくれて、

それから、 あんたがあれもあかん。 

これもあかんと私達に指示しました。


困るのは 呼子 やで~ というて …


呼子 のおねえちゃんというよりおかあさんどしたな~ 」



華子が


「 なんや、 

その場にいなくても光子ちゃんの様子が目に浮かびますわ。


呼子 ちゃん怖かったでしょ~

このごろ、 

私達も光子ちゃんには、 あれやこれやとよく注意されています。」



呼子 もうつむき加減だったのが、 顔をあげ、 笑みを浮かべた。  
















前の書き込み 8話 《 続 》 【 koko...
次の書き込み 6話 《 続 》 【 koko...
 
 
 

IMX