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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9770400/11578045
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番外編【koko… 直呼(tyoko)】



 
番外編 【 koko の Valentine's Day♪  直呼(tyoko) 】 は

【 koko の Valentine's Day♪】

  《続 》【 koko の Valentine's Day♪  白いページ 】 の 続編です。




No 1 HIT数 4102
日付 2009/12/22 ハンドルネーム maako4
タイトル 1話 番外編【 koko の Valentine's Day♪  直呼 (tyoko) 】
本文








番外編 【 koko の Valentine's Day♪ 直呼 (tyoko) 1話 】




光太郎 の49日法要を済ませ予定通り日本をたち

アメリカでの生活も帰国前のリズムが崩れることなく続けられ、

直 の仕事も本格的に帰国に向け進められてた。



結局、年内には見通しがつかず、

年が明け3月いっぱいまでということに決まった。



その頃から、 呼子の様子が少し違った。



最初は、 直 も 父光太郎 の葬儀からの一連の出来事で

予期せぬ方向に進展したものの 呼子 もそれなりに

受け止め日々を過ごした。



しかし、 やはり 短期間での出来事で

一歩引いたというか、逃げ出すためのアメリカでの

生活の疲れが出始め 呼子 の様子がと、 呼子本人も直も思っていた。



ある日、 直の携帯に

呼子 が所属する職場の責任者であるドクターから、

呼子 の事で話があるから時間をつくってほしいと連絡が 入った。



すぐに時間が取れなかったのでいったん切り

かけなおすと言ったものの気になり場所を移動し かけなおした。



ふたりとも昼食がまだだったので院内の食堂で会うことになった。



席に着きすぐに呼子の話が話された。



最近 職場での 呼子 の 様子がおかしい。



少し休ませた方がという申し入れだった。



それとともに一度健康診断をした方がいいのではと忠告があった。



少し頑張り過ぎて疲れが出ているのではという言葉が

付け加えられたが、 顔色がすぐれないようだし、 

時々軽いめまいを起こして休憩を取りながら

仕事をしていることなどを聞かされた。



直 も気にはなっていたので今日は仕事を早く切り上げ

一緒に帰宅しょうと携帯からではなく、 

直接 呼子に告げようと 職場に足を運んだ。



職場には、 呼子 の姿がなかった。



直 を見つけた同僚が、 

気分が悪いと先ほどから隣の部屋のソファーで

横になっていると聞かされ あわてて 呼子 のそばに駆け付けた。



顔面蒼白で呼子がソファーに横になっていた。



「 呼子 … 」


「 直 さん … 」


「 大丈夫? 」


「 うん。 少し休んでいたら大丈夫。」



ノックのあと、 ドアが開いた。



昼間、 昼食を共にした上司だった。



「 いつもと様子が違うので 今、 診療部門に連絡をいれた。

ストレッチャー を今取りに行っているから … 」


「 ありがとうございます。」



こんな 呼子 の姿は初めてで冷静沈着な直は少しうろたえていた。



「 大丈夫です … 」



そう言いながら、 呼子は起き上がろうとした。



直 が起き上がろうとする 呼子 をあわてて停止させ、



「 呼子。 無理しないで …  」



そこまで言いかけたがそのあとは声にならなかった。



ドアの外がにぎやかになりストレッチャーが運び込まれた。



直 の手でソファーの 呼子 を ストレッチャー に移した。



同じ敷地内にある診療部門へと …



診察を終え、 

数分前とは違った 直 と 呼子 が 廊下のソファーにいた。



なんと! 呼子の胎内に新しい生命が …



呼子 は気にはなっていたが、 もともと月のものも不順で

環境の変化やありすぎた出来事で心身からと …



まさかこのような感激 ・ 感動 が訪れることなど

予期しなかっただけに 二人は戸惑いながら涙が止まらなかった。



心配していた職場の同僚にはすでにこのことは告げられていた。



同僚からの祝福を受け、 今や臨時研究員という立場を

超えた 呼子 の 皆からの信頼と仕事への影響は大きいとはいえ、

呼子 の身体に合わせて自由選択という配慮がされた。



直 としては、 自宅でと願ったが、 

呼子 の強い希望で言いだすとあとに引かない呼子の性格は

直 が  一番知っており、 安定期に入れば、 

なんら問題がないということで

賛同したものの、 これからの日々心中は定かではない。




自宅に帰った二人は、 

特に直は所狭しとばかりに部屋中をうろうろしていた。



落ちつかない。



その後も直は立ったり座ったり、  ため息をついたり、 

ニタニタ笑ったりで不審な行動が続いた。



やはり顔色の優れない 呼子 はなんとなく身体がだるく、

時折、  嘔気があるものの一般的な軽度のつわりと判断した。



その辺りは、  職業柄冷静に判断を下した。



早めの帰宅にもかかわらず気がつけば日が変わろうとしていた。



ず~っと  あれやこれやと話し込んでいた。



その間、  食事をとることも忘れるぐらいに …











 


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