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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9796969/11604614
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番外編【koko… 直呼(tyoko)】



 
番外編 【 koko の Valentine's Day♪  直呼(tyoko) 】 は

【 koko の Valentine's Day♪】

  《続 》【 koko の Valentine's Day♪  白いページ 】 の 続編です。




No 13 HIT数 2441
日付 2010/01/08 ハンドルネーム maako4
タイトル 最終話 番外編【 koko の Valentine's Day♪ … 白いページ … 】
本文








番外編 【 koko の Valentine's Day♪ 直呼 (tyoko) 最終話 】




3人は仏間に戻り、 直 が  箱を開けると 光子  が



「 いや~ かわいい … 」



ひとつひとつ手に取りかけた時、 

直穂子  と 華子 が  そばに …



「 いや~ これなんなん? 直 これふくらませて … 」

 

 

 



呼子が、 「 ああ~ それはお風呂で使うのよ。


使いだすと結構便利で …

少し前からベビーバスやめてお風呂に入れてるの。」


「 へえ~ ゆっくりというわけにはいかないやろけど、

ひとりで入れる時には自分も洗えるということやね。 」



そう言いながらまたごそごそと …



「 いや~ こんなの入ってたわ。 

カラフルでにぎやかやね~ 」

 

 

 

 

最後まで身の回りにあったものを詰め込んだ

箱の中身で 光子 直穂子 華子  は 目を細め楽しんだ。



その後、  結局 ちょこ  は  目を覚ますことなく

大人たちはそれぞれの部屋へ引きあげた。



直 と 呼子 は 客間で用意された寝具を整え休みかけると

ちょこ が  目を覚まし、 

想定内とはいえ二人は顔を見合わせ苦笑した。



鳴き声を上げることもなくご機嫌で 

空腹での目覚めだったのか

強い力で 呼子 の  乳房を吸った。



横で 直  が  眺めていたがそのうち寝息が …



呼子 も  睡魔と戦いながらの授乳だった。



ちょこ を 

ふとんに寝かすとご機嫌で手足をばたばたし遊び出したが、

呼子 も  本格的に睡魔と手を結んでしまった。



一瞬爆睡した 呼子  が  手探りで ちょこ  を …



重たい瞼をうっすらあけると ちょこ  の  存在がなかった。



飛び起き 「 直 さん! ちょくさん。 」



直 も  すぐに瞼を開けることができず声の聞こえる方に

ほそ目で顔を向けた。 



「 どうしたの? 」


「 ちょこがいないのよ?」


「 えっ! 」



直 は  飛び起き、 まわりをきょろきょろ見渡し、

寝がいりすらひとりできない ちょこ の 姿がない。



客間の障子は閉められたままだった。



二人は部屋を飛び出し、 

とにかく 光子  の  やすんでいる部屋に

行きかけると浴室の方に明かりが …



呼子 が  ノックもしないで浴室の扉を開けると浴槽に

ちょこ が  光子に抱かれ 4人が湯船に浸かっていた。



「 お目覚めですか? 」 と、 光子 が  ひとこと。


園田家の浴槽は、  大人二人だとゆっくり入れるが

細身の3人とは言え、少し窮屈にも思うが、

3人にはそんなことは問題ないようだ。



大人たちもご機嫌で、 呼子 の  後ろから

遠慮がちに 直  も  その様子を …



「 おふたりさんはお疲れのようやから

このあとは私たちに任せておきなはれ。」




あとで光子からの説明によると …



光子 が、 最後にお風呂に入り  戸じまり 火の元の点検で

家の中を見回っていると

呼子達が休んでいる客間の明かりがついており、 

おやすみと声をかけようと障子の外から小声で声をかけたが

応答がなかった。



疲れて電気をつけたまま休んだのだと、

その場を離れようとした時に、 

中から ちょこ  の  声が聞こえた。



そ~っと障子をあけると光子が得意げに ちょこ  と 

目があい?

ちょこ が  にこにこ笑い、  その横で 直  と  呼子 が  熟睡。



静かに部屋に入りちょこを抱き光子が部屋へ …



ドアを開きかけるとトイレに行こうとした華子と出会い、

そうなると 直穂子  も  仲間に入り結果お風呂に

入れてやろうということになったが、 誰が入れるか

3人は一歩もひかず、 結局 皆でいれようと話がまとまった。



光子が着替えやれいの物を部屋に取りにいった時も

直 と  呼子 は  目を覚ますこともなかった。



と …



二人は部屋には戻らず、 

キッチンで 呼子 は  ミネラルウォーターを

直 は  ワインを  …




こうして、 ちょこ  の  存在で両家の流れが大きく変わったのは

当然の事ながら、  今以上に 光子 直穂子 華子 は 

元気印に拍車がかかり、

光子  の  子供達 3姉妹もいとこ同士の関係というより

4人目の姉妹とちょこ を  受け止めているようだ。



数日で部屋の片づけや、 呼子  の  一部の荷物を

マンションから園田家に運び込まれた。 



直 は  大阪の大学の医学部の胸部外科の助教授として、

呼子 は  元の職場に復帰。



母乳も仕事の復帰とともに出が悪くなり、ミルクへと …


母乳からミルクへは、 お風呂上がりに

お白湯を哺乳瓶で与えていたので特に問題はなかった。



ちょこ の 世話は言うまでもなく 光子 直穂子 華子 の手で …



とはいえ、 やはり 光子 が  中心に事が運ばれたが、

お店の方の仕事もあり、 

園田家に入り浸りというわけにはいかず、

そうなると、 ちょこ ともども 

神戸と京都を行ったり来たりで、移動する日々が続いた。



そのうち雨がふれば今日は京都で お泊り。 



直 と 呼子 が 

仕事で遅くなると 光子 の  携帯に連絡を入れると、

だったらこのまま京都でお泊りということに …



最近では、 週のなか一日 と 

週末 直 と 呼子 の もとへちょこ が  帰ってくると言う流れに …



喜んでいるのは 光子 の  3姉妹は勿論だが、 

加賀美の父 良樹 も 

床に伏せがちだったが元気になり皆を驚かせた。




良樹 は  口には出さないが、 

胸の奥底では感無量で血のつながりを …



寂しさを隠しきれないのが 直 である。



しかし、  いつも 呼子 が  そばにいるという幸福感で

ごまかそうとしている自分に言い聞かせていた。




直穂子 は  あまりにも 呼子 に  瓜二つの ちょこ を  いとおしく

過去の白いページを埋められた思い出すべてがなつかくし

幸せをかみしめていた。




華子 も  何不自由のない環境の中で幼少を送り成長し、

成長に伴い過ごす日々のすべてにベールが掛けられて

すっきりした日々ではなかったが、 過去の白いページを

埋められたすべての出来事にかけられたベールがどこかに …


日々、 一点の曇りもなく心地よい今日を過ごしている。




光子 も ちょこ と  呼子 が  常に重なり、 



「 今日からお姉ちゃんよ。」



と、 告げられたその言葉は今だに耳から離れず、

呼子 との  出会いは鮮明に …



多くの大人たちに囲まれていたが、 

両親 ・ 祖父母も毎日仕事に追われ孤独の中で光子は

孤独だった。 



呼子が  

「 こおこちゃん こおこちゃん 」 と いつもそばから離れず、

大学の入学ではじめて離れての生活で、

あらためて呼子の存在感をかみしめながら寂し日々を過ごし、  

満たされない日々だった。



その後、 血をわけた子供達 3人も恵まれたが、 

ちょこ は  特別な存在で、 光子 に  とっては天使ちゃん。



神様からの大きなプレゼントとして受け止めていた。




ちょこの誕生で園田家と加賀美家の因果な多くの絡み、

こだわり すべて透明にし それぞれの白いページを塗り替えた。




白いページに綴られていく


誰もが知りえない輝かしい未来につながる今日が …


明るい日とかく明日が …



白いページの中に …


   ・
   ・
   ・
   ・
   ・


  《 完 》














 


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