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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9814669/11622314
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番外編【koko… 直呼(tyoko)】



 
番外編 【 koko の Valentine's Day♪  直呼(tyoko) 】 は

【 koko の Valentine's Day♪】

  《続 》【 koko の Valentine's Day♪  白いページ 】 の 続編です。




No 6 HIT数 4140
日付 2009/12/29 ハンドルネーム maako4
タイトル 5話 番外編【 koko の Valentine's Day♪ 直呼 (tyoko) 】
本文








番外編 【 koko の Valentine's Day♪ 直呼 (tyoko) 5話 】




それとも … 

のあとの言葉を口にしたら、 弱気なっている 呼子が簡単に 


「 うん 。 そうしょうかな~ 」


と、 返事がかえりそのままこちらに帰ってこなかったら、 

いや今の 直 には 呼子 と離れて生活をするなど考えられない。


” それとも日本へ … ”  


という言葉を飲み込み  よそよそしく …



「 光子さん 。 3人の出産の時はどうだったの。」


「 それが …  直さんがアメリカに発ってから

園田のおとう様やおかあ様を含み、 

みんなそれなりにいい関係で生活されていたの。


私は、 なんだか入れなくて仕事を理由に疎遠だったから

京都にも数えるほど、 それもよほどのことがない限り …

だから、 光子ちゃんが妊娠して出産したという連絡は

電話で、 詳細はまったく把握していないの。 」


「 そ~ そうかあ~

母は、 加賀美家の皆様には感謝しても感謝しきれない。

特に光子さんにはと話してた 。 」


「 そう~ よかったわ。 会うたびに皆が活気があって …

加賀美の母とあなたのお父様は、

私の考えすぎかもしれないけれど

少し距離を置かれていたように思えたわ。


ちょくさん 。 」


「 何? 」


「 日本に帰れって言わないでよ。」



直 は ドキッとし 戸惑いながら …



「 さっき 少し思った。」


「 も~ やっぱり! 」



呼子 は、 お腹に手あてがいながら



「 この子ね 。 ああ~ ちょくさん的には ちょこちゃん。


ちょこちゃんには両親揃ってこの小さな命を守って …

見届けてやりたいの。


多分、 記憶には残らない部分に 私 と ちょくさんができるだけ

かかわってやれたらと願っているのよ。


成長して、 小さい頃の話になるとどの子にも

お父さんとお母さんはね~ って … 


どう~ すてきでしょ~ 」



直 は、 少し慌てて … 驚いて …



「 ちょっと! 呼子 。 どの子にもって … 」



直は、 やや興奮し … 照れ、 顔を赤くした。



「 ちょくさん 。 どうしたの? 」


「 いや~ どの子にもなんて! 呼子は何人も産む気なの? 」


「 いや~ね~ そんなのわからないわ~ 」



呼子も 直 の 指摘で口元に手でおおった。



場がなごみ、 途中だった朝食の準備に戻った。



朝食を済ませたあと、 

呼子はシャワー済ませ少し気分もすぐれたが、 

今日はとりあえず直 を  見送り部屋で過ごすことにした。



「 じゃ~ いってくるよ。 行ってきます。 」



と、 直もはじめてのこのシーンに戸惑いながら

呼子 も 少しうつむき加減で 



「 うん 。 行ってらっしゃい 。」



映画のワンシーン以上に絵になるふたり。



直 が 呼子 に 近づき口づけを …



リビングに戻った 呼子 はしばらく余韻に慕っていた。



見送られ、 上の空で顔から笑みがいつまでも消えないまま

職場についた 直 。



朝は、 曇天の気持ちをどうすればいいのかなどと困惑していたが、

そんなものはどこかに飛んでいき、 顔見しりとすれ違うたびに、



「 おめでとうございます。 」 の 言葉にも酔いしれていた。



どのような時も冷静沈着な 直 。



自分でも驚いている。 まったく仕事が手につかない。



直 の クラスになると個室が与えられ、 秘書がついている。



少しは落ち着き、 いつものペースに戻りかけていた頃、

呼子 が 所属している室長が訪ねてきた。



呼子が特例で研究室所属にあたっても力を貸してくれた。



呼子の様子伺いの訪問だった。



すでに、 

4人の父親の室長は経験豊富で 30分ほど語っていった。



なかなか話が終わらず心強い味方が …



話の中で4回も妊娠初期を経験しているにもかかわらず

4人の子供 それぞれが妻の症状が違ったらしい。



ひどい子の時には、 室長自身がつわりのような症状で

5キロもやせたと話した。



しかし、 『 あれは何だったのかと思う日が一夜にしてくるよ。

神秘だよ。』



と、 いい残し部屋をあとにした。



神秘? 直 は その一言が気になりながら仕事を続けた。



部屋つきの秘書が何もなければ退社すると報告にきた。



日本と違い、

上司が仕事をしていても時間がくれば退社意思を告げに来る。



ああ~ もうそんな時間に…



「 お疲れ様 。 ありがと~ 」



と、 いつもの挨拶をし携帯のダイヤルボタンを押した。



呼び出し音が少し長めになり気になりだした時、



「 はい。 どうしたの~ 」



どうしたのはないだろ~ と 苦笑しながら …



「 何してたの~ ご飯食べた? どう~ 身体の方は …? 」



と、 つぎつぎ 思いのままに質問した。



「 ちょくさん。 待ってよ。  

順番に聞いてくれると答えやすいかな~?」


「 ああ~ ごめん! その調子だとまあまあ~ というところかな~」


「 ちょく さん。 私ね。 ほんの少し前に悟ったの。」


「 さとったって? 」


「 ちょく さん こうして話していてお仕事いいの~ 」


「 そうだな~ あまりいいことないかな~

秘書も今帰ったよ。 時差出勤だからもう少し働かないと …

でもこうして電話で普通に会話するのはじめてだよね。」


「 そうだったかな~ そろそろお仕事に戻って …  じゃ~ 」



そう言って 呼子 は 携帯を切った。



直 は、 不消化状態で携帯を眺めていたが

またダイヤルボタンを押していた。



今切ったところだけら、 すぐに電話に出ると思っていたが、

着信音が続いた。



直は、 席を立ち部屋をうろうろしはじめた。



いったん切ったが、 やはり気になり、 かけ直した。



今度は数回の呼び出し音で 呼子 の 声が聞けた。



「 はい 。 どうしたの~ 」



落ちついた声で何もないかのような返答だった。



「 話が途中だったから … 」


「 話 … ? 」


「 それにしても何してたの~

この電話の前かなり呼び出し音ならしたんだよ。」


「 私ね 。 今忙しいの 。 そうそう … お仕事何時頃まで? 」


「 あと2時間ぐらいかな~ 何を悟ったの? 

その前に、 何がいそがしいの? 」


「 今ね 。 なれない主婦というか食事の用意しているの。

だから邪魔しないでくれるかな~ 」



と、 プッンとまた切られた。



直は、 ” 主婦? 食事の用意 … 呼子が~ ” 



携帯を眺めながら仕事などしていられない!

とにかく飛んで帰りたい心境にかられたが、 

明日10時から行われる、 次回手術患者の検討会に

必要なデーターに目を通しておきたかった。 」



スムーズに事が進んでいたが、 

こんな時に限りひとつの検査の結果のデーターが抜けていた。



仕事に関しては人一倍厳しい 直 は、 

担当医師に連絡を入れ 確認作業に時間がとられた。



午前中 2時間時差出勤で19時過ぎには引きあげるつもりが、

結局、 帰宅したのが午後10時前になった。












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