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【ドンヒョク鬼のかく乱!…】 |
【 ドンヒョク 鬼のかく乱! はじめての病気 … 】 は
ある日 ある時 クールなドンヒョクが発熱
そんなドンヒョクの数日の出来事をお話に …
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No |
19 |
HIT数 |
5239 |
日付 |
2010/04/02 |
ハンドルネーム |
maako4 |
タイトル |
18話 【 ドンヒョク 鬼のかく乱! はじめての病気 … 】 |
本文 |
【 ドンヒョク 鬼のかく乱! はじめての病気 …
】 18話
申し送りの前の体温の測定をするはずだったが
ドンヒョクの変身した姿に驚き 退院を告げられ
ナースステイションに戻った看護師は カルテを前に呆然と
…
すでに 他の二人の夜勤の看護師は戻っており その様子に気がつき
「
ほら! 急がないと申し送りの時間に間に合わないわよ。
それでなくても訳のわからない出来事で 手順が狂っているのだから!
」
「 ねえ~ 何なの? 」 他の看護師が手を休める事無く
「 何が?
」
「 何者? 何者なの~ 」
「 何よ! ハッキリ話しなさいよ!
」
「 あなた達知ってたの? 3号室の患者さん! 何者? すごいじゃない
」
それからしばらくドンヒョクの話を
…
他の看護師が驚いたのは
この病棟では 患者のこのような話題で花を咲かすと言う事は珍しく
語りべの看護師も 堅物でこんなに興奮する姿に驚いていた。
他の若い方の看護師が
「 私は申し送りの準備も出来たから ちょっと部屋に行ってきま~す 」
「
ちょちょっと待ちなさいよ。 何もないのに行ったらおかしいでしょう 」
「 そこの所は まあ~ まかしておいて!
」
3号室の前で一呼吸し ドアをノックした。
「 失礼致します
」
ドアを開け 窓辺に立っているドンヒョクが振り返り
目と目があった瞬間 完全に固まってしまい
…
「 アアああ~~ あのう … お部屋を間違えました 」
そのままナースステーションに直行
。
ドンヒョクを知らない看護師の方は 横目でちらっと!
かたやもう一人の看護師は
「 ねえねえ~ すごいでしょう~
」
ドンヒョクの部屋から駆け込んできた看護師は 縦に首を2~3回振り
「 何よ? すご~い
… 私 言う事を決めていったのよ。
早朝の件ですが ご報告が大変遅れまして申し訳ございません。
つきましはハッキリと原因がわからないまま
…
どう~ いい案でしょう。
と 思い浮かんで行ったのですよ 目と目が合った瞬間!
『
お部屋間違えました 』 って飛び出してきてしまったわ。」
「そんなにすごいの? 」
「
とにかくすごいのなんのって! はあ~ 窓辺がよくにあって! 」
そこまで言いかけ また溜息ともに想いにふける
…
そんなやり取りをしていると
日勤の看護師や医師が ひとり ふたりと
…
日勤の看護師は 各受け持ちの患者のカルテに目を通し
夜勤の看護師から報告を聞く。
通常の病棟では
日勤と夜勤の看護師の引継ぎとは少し違った形である。
と 言うのも内密にと言うことも多々あり
担当看護師にそれぞれが報告し
責任者 この病棟の看護師長は全体を把握して内容により
報告すべきこと等の判断をしそれぞれに通達する。
夜勤明け看護師は
ドンヒョクの担当看護師へ病状の報告どころではない。
興奮冷めやらずの看護師は
「 あなた すごい患者さん受け持っているのね
」
こんな言葉からの申し送りの第一声ははじめての事で
ドンヒョクの担当看護師が
「
えっ! 」
「
シンさん! シン・ドンヒョクさんよ。
私 今日はまだ帰らないわ。
ご退院をお見送りしてからにするわ
」
ドンヒョクの担当看護師は 夜勤看護師の異様な対応も気になりながら
「 退院?
」
「
そうよ。 退院の報告は聞いていなかったけれど
ご本人はもう着替えてお待ちよ。
なんていっていいか? バシッと決めて! 回診 ご一緒していい
」
「 ちょっと! 退院ってどういう事? 」
そこへ ドンヒョクの主治医がキムがいつもの笑顔
…
看護師達が
「 おはようございます 」
「
はい! おはよう。 どれどれ
僕の担当の患者さんは変わりはないかな?
」
受け持ちの患者のカルテを 担当看護師が医師の前におき
「
先生 シン・ドンヒョクさんですが退院の許可だされたのですか? 」
「 いいえ~ だしてませんよ
」
と いいながらカルテを見始めた。
「
夜勤の看護師の申し送りで
もう服に着替えられてお待ちだそうですよ。
先生 退院のお話など出ていませんでしたよね?
」
「 昨日の段階では何も言ってなかったな? 朝の熱は … 」
「 36・8度です
」
「 まあ 問題はないと思うが …
」
主治医はそこまで話し少し間をあけ
「
昨日 ソウルホテルの社長と言う方から電話があり
ああ~ いつもこられている方ですが
退院するとどうしても
無理をするからできるだけ こちらでゆっくりさせて欲しいと
言っていたんだがな。 とにかく回診に行きますか
」
「 あっ! 先生 …
」
夜勤の勤務を終えた看護師が呼び止めた。
「 今日の早朝 ちょっとした怪事件といいますか?
」
「 怪事件? 」
「
はい。
夜が明ける前だったのですが 女性の叫び声のような悲鳴かな?
私もこの耳で聞いたのですが 悲鳴のような?
驚かれた患者さんやご家族が廊下に
… 」
煮え切れない説明に
「 で! 結局なんだったの?
」
と ドンヒョクの担当看護師が
…
夜勤の看護師はのらりくらりと。
「 それが何がなんだかさっぱり?
」
「 3号室の患者さんは その時はドアの外には奥様だけだったかと
…
ドアは開いていましたので
奥様の後ろにいらっしゃったかもしれませんが …
」
この時 ドンヒョクはドア越しに立つていた。
「 あんな事があったので と 言う事はないでしょうね
」
「 まあとにかく回診にいきましょ~
」
主治医がナースステイションを先に出て行った。
あとを担当看護師と研修医が
どうしてか夜勤明けの看護師も小走りでついてきている。
トントン!
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