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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9815917/11623562
開設サークル数: 1238
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【ドンヒョク鬼のかく乱!…】





【 ドンヒョク 鬼のかく乱! はじめての病気 … 】 は


ある日 ある時  クールなドンヒョクが発熱

そんなドンヒョクの数日の出来事をお話に …



No 24 HIT数 3492
日付 2010/04/08 ハンドルネーム maako4
タイトル 理事退院おめでと~♪ 【 ドンヒョク! 鬼のかく乱 はじめての病気 … 】 
本文






【 ドンヒョク! 鬼のかく乱 はじめての病気 …  】 理事退院おめでと~♪ 




ガチャ! 

 

ドンヒョクは、

多分同じ音だろうがこの音すら 新鮮で心地よく 

大きく深呼吸とともに目を閉じ ドアノブに手をかけ 

宝箱を開けあけるような心境だった。

 

いつもなら 中にいるジニョンに早く逢いたくて 

一気に大きく開く同じドアを

心臓の高鳴りを押さえ 少し … そして! また少し …

 

後ろから 


「 早く! 入りましょうよ~ 」 と …

そして! ジニョンが手を伸ばし一気にあける。

 

ジニョンがドンヒョクを押しのけ玄関フロアーに入り 

くるりとドンヒョクのほうに向き

 

「 おかえりなさい! 」 

 

ジニョンスマイルで迎えられた。

 

ジニョンの手が差し伸べられドンヒョクの手を …

 

ドンヒョクは 大きなため息をひとつ。

 

数日の留守にもかかわらず 長く家を空けていたという感じがする。

 

ドンヒョクとジニョンは むかい合い しばらく見つめ合っていた。

 

ドンヒョクは大波小波のおしよせる動悸を感じながら 

ジニョンを引き寄せ そっと包み込んだ。







ジニョンもドンヒョクの背中に手をまわし 

ドンヒョクから打ち寄せる鼓動感じながら


水鳥の羽のように やわらかく … 


優しく … 暖かく … 穏やかに …


ドンヒョクの腕の中に包み込まれ 温もりを全身で受け止めた。

 

ドンヒョクも ジニョンを愛おしく今まで以上にジニョンへの思いを

全身で … 心で … 感じ取った。

 


そして 見つめあい どちらともなく 唇を …

 

ドンヒョクは 数日前まで いや! 正確には 入院前までは

ジニョンという女神を 息が出来ないくらい強く強く力いっぱい 

しっかりと腕の中に 抱きしめ ジニョンを感じようとしていた。

 

どうしたというのだ?  シン・ドンヒョク!

 

今 この瞬間  僕の唇が 君の唇に軽く触れ

そして 見つめ合い ジニョン … 君を強く強く抱きしめなくても

ソ・ジニョンを 心で … 全身で … 

 

どうして! どうしてなんだ?

 

” はあ~ ”  っ と 大きな吐息を吐き ジニョンの顔を眺め

そしてまた胸の中に包み込み 

静かに時をの流れを感じながら … 


唇を重ね


どちらともなく お互いの唇の奥の温もりを …

 


けたたましくチャイムの音が …

 

ドアの外が騒がしい …

 

二人の世界が一転した。

 


二人はドアに目をやり 顔を見合わせながらドアに向かう。

 

ドアが開き 「 あっ ! あいているぞ 」 と言いながらテジュンが入ってきた。

 

そのあとに続き 手にそれぞれが何やら提げ 

制服のままのホテリアー達が ドヤドヤと!

 

「 退院おめでとうございます 」 


「 理事大変でしたね 」 


「 おめでとう♪ 」


「 お帰りなさい … 」 


「 もう大丈夫なんですか? 」 


「 入院なんて驚きました! 」

 

口々に それはそれは 収めどころがないぐらい賑やかに …

 

テジュンが


「 皆が退院を知ってお祝いを … お見舞いにいけなかったから … 」

 

スンジョンが


「 社長 違いますよ。 お見舞いにいけなかったからではなく

行かせてもらえなかったでしょう。 正確にお話してください!」


「 細かい事は抜きにして 急がないと時間がないぞ 」

 

ドンヒョクとジニョンは呆れ顔で顔を見合わせながら ジニョンが 

 

「 時間がないって? 」


「 休憩時間だ! 」

 

慌ただしく 持ってきたジュースをグラスに注ぎながら それぞれに配り

仕事中と言う事でアルコールはさけたようだ。

 

「 その前に ちょっとお待ちになって ! 」

 

そう言いながら スンジョンが ドンヒョクのグラスを手からとりジニョンに …

 

「 理事 御退院おめでとうございます。 

でも お顔色よろしくございませんが …


でも素敵! ああ~失礼致しました。


急な御退院で 

ソウル中 真紅のバラを捜し求めましたが 300本 間に合いませんでした。


少し足りませんが 

ソウルホテルの従業員全員の情熱の色と 同じ色の真紅のバラを … 」

 




テジュンが 「 どこから見ても足らない方が多いだろう? 」

 

スンジョンは 表情ひとつ変える事く
 


「 まあ~大変申し訳ございません。

この私が … 

10分の1に少し足りないと訂正させていただきます 」

 

大爆笑の中      

 

    …  乾杯  …

 

隅の方にいる料理長をドンヒョクとジニョンが見つけ 料理長のそばに …

 

「 この度は 大変お世話になりました。 ありがとうございました 」 

 

ドンヒョクが頭を下げた。

 

ジニョンも料理長に


「 差し入れが待ちどうしくて 入院が長くなっていたら

私の身体大変なことに … 」 

 

そこまで言いかけると 料理長が

 

「 案外早かったな 」


「 そうなのよ。 ドンヒョクさんが急に今日退院するなんて! 」


「 まあ とにかくよかった。 無理するなよ 」


「 はい! 」

 

テジュンが

 

「 さあ 交代しないと … 片付けて! 」

 

ジニョンが

 

「 交代って? 」

 

スンジョンが このサプライズのいきさつを説明しだした。

 

「 そうなんですのよ。 

皆が理事の御退院を知り 一目 お目にかかりお祝いを

誰が行くかで 抽選まで致しましたが まとまらず もめにもめ 

結局 本日出勤者全員がということに …


まさか 病み上がりの理事に

順番にまわっていただくというわけにはいきませんでしょう 」

 

「 私はかまいませんよ … 」 と ドンヒョクがにこやかに答えた。

 

ドンヒョクも こういう言葉もすぐに返す事が出来るように …

 

「 そこでですね。 

名案が … 3班に分かれまして 交代でこのような形をとりました。


従いまして理事 あと2回のカンパイを … 

お疲れでしょうがお願いいたします。 


乾杯は紙コップではなく せめてグラスだけはご用意させていただきました。 

それはわたくしが 提案いたしました。」

 

ドンヒョクとジニョンは 顔を見合わせ 幸せを噛み締めていた。

 

すばやく ホテリアたち達 あっと言うまに もとのリビングに …

 

いさぎよくひきあげた。

 

入れ替わりにレオが入ってきた。

 

「 テジュン連絡ありがとう。 

今 聞き 飛んできたんだ。 間に合わなかったみたいだな 」

 

スンジョンが 


「 いいえ まだ大丈夫ですよ 」


「 スンジョン 急がないと! なにしているんだ? 皆帰ってしまうぞ 」


「 社長! 私は 花束の贈呈というお仕事をこなさなくてはなりません。

あっ! 理事、その花束 お返しいただけますか? 」

 

すまして言うスンジョンに ドンヒョクも呆気にとられて 

苦笑しながら言われるままに 花束をスンジョンに手渡した。

 

レオが  「 ボス … 」 


声にならず 握手を … 目には光るものが …


「 ボス! お帰り … 」 


首を縦に軽く振りながら 「 よかった! よかった! 」

 

レオが 心なしか一回り小さくなったようにも?

 

「 それで まにあったのだな 」


「 はい! もう少しお待ちくださいね 」 

 

スンジョンは そう言って部屋のあちらこちらを探索しだした。

 

「 ドンヒョクさん ソファーに腰かけたら … 疲れない? 大丈夫? 

レオさんも テジュンもどうぞ … 」

 

テジュンが 


「 すまないな。 みんなも心配してたんだ。 後日と言ったのだが 

押し切られてしまったよ。

皆 熱いからな~ 

もう少し我慢してくれ。 出来るだけ早く切り上げるから … 」

 


また外が賑やかに …

 

チャイムがなり ドアが開き ホテリアー軍団 2班が …

 

スンジョンがどこからか現われ 仕切りだした。 

 

「 はいはい こちらで 飲み物の用意を … 

はい いいですか? 行き渡りましたね。


それでは 理事お誕生日じゃなくて 御退院おめでとうございます。


これは ソウルホテル従業員全員の思いを 

情熱は 300本以上でございます。 

どうぞ~ 」

 

そしてカンパイ!

 

ドンヒョク ジニョン テジュンは スンジョンの演出に笑いが止まらなかった。

 


嵐去りスンジョンは 「 理事 度々 … 」 手を差し出し花束を …

 

「 次回で この花束は理事の物になりますので 今しばらく … 」

 

レオだけが この状況を把握できずに落ち着きがない。

 

ドンヒョク レオ テジュン ジニョンと話が弾みひと息し 

スンジョンがいないのに気がつく。

 

あたりを見渡したが? ジニョンが不吉な予感? 寝室に直行!

 

「 先輩! 何をしているの? もう~ 」 

 

ジニョンの声に驚き 男性群が寝室に …

 

男性達の足音に気がつきジニョンが 慌てて 寝室のドアを閉め

 

「 大丈夫 ! もう少しあちらで待ってて … 」

 

男性達は お互いに顔を見合わせリビングへ

 

寝室の中では

 

「 どういうつもりなの~ 」


「 何が~ 」


「 何がって! 信じられないわ。 とにかく起きて 起きてください! 」

 

スンジョンが ベットの布団の中で枕を抱え横になっていた。

 

「 ジニョンって案外けちなのね 」


「 けちとかっていう問題じゃないでしょう! 」

 

スンジョンはしぶしぶ布団から出る。 

 

まだベットの上でごろごろと!

 

「 ねえねえ~ ジニョンはどっちに寝ているの? これだけ広ければ  」

 

意味ありげに 

 

「  まあ~あ! 広さは関係はないけれど … 」

 

ジニョンはスンジョンをベットから引きずりおろし 

なんとかベットを整え

スンジョンの手をひきリビングへ …

 

ドンヒョクが 

 

「 ジニョンどうしたの? 顔が赤いよ … 」

 

スンジョンが 


「 ジニョンに叱られました 」

 

また 男性達は要領を得ない顔を …

 

テジュンが 


「 スンジョン 3班おそいな 」


「 お電話でもなさったら … 」


「 なんだ! ご機嫌斜めか? 」


「 何か飲み物でも? 」


「 ジニョン! 3回も乾杯よ 」


「 そうね。 じゃ! 果物でも … 」 

 

ジニョンがキッチンに …

 

ドンヒョクも立ち上がると スンジョンが

 

「 あら 理事どちらへ! 」


「 キッチンへ … ジニョンを手伝ってきます 」


「 まあ~ お優しいのね。 それでしたらわたくしが … 」


「 お客様はごゆっくり … 」


「あら そう~ 」

 

テジュンが 


「 スンジョン! あらそう~ じゃないだろ~ 僕達お客じゃ …

まあいいか! 」

 

ドンヒョクがキッチンへ 

 

「 ジニョン何かあったの? 」


「 あっ! ドンヒョクさん 」 

 

ジニョンは 軽く微笑み 

むき終え切ったりんごを一切れドンヒョクの口に …

そして オレンジ等を体裁よく盛り付けリビングへ

 


外が賑やかに … 

 

3班到来 …

 

全く同じような流れで 事が運ばれ 退院祝いと称する 

ソウルホテルのホテリアー達による乾杯行事は無事に終わり

それぞれが各自の部署に戻っていった。

 


二人は リビングのソファーに深くすわり 

ドンヒョクとジニョンが同時に

大きな吐息をひとつ! 

顔を見合わせ口元に笑みを …

 


この一瞬の出来事に二人は しばらく放心状態が続く。

 

「 ねえ~ドンヒョクさん 私達ってしあわせよね~ いい人達に恵まれて … 」

 


 ………?
 


返事が返ってこない … ?

 

ジニョンは 深く座っていたソファーを浅く座りなおし ドンヒョクを …


ジニョンは 目も耳も疑った!


ドンヒョクが? 眠っている …  静かな規則正しい寝息を …

 

ジニョンは このようなドンヒョクの姿ははじめてだった。

 

いつもジニョンが  

眠ってしまい ドンヒョクは抱きかかえてベットへ …

 

それは私には不可能 しばらくはこのままで …

 

目を覚まさないように そ~っと ケットをドンヒョクにかけた。

 

ジニョンはこの予期せぬ出来事に あらためて幸せを感じながら …

 

今日は ジニョンが ドンヒョクの寝顔を …


                                 


 


                                

           ~・~・~ ドンヒョク と ジニョン の 仲間たち ~・~・~



















 


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maako4
みゃあさんさんそう言っていただいて何よりのご褒美です。ありがと~(^-^v) 2011/05/24 00:28
みゃあさん
入院したことで、ドンヒョクは見ていなかった大切なものに気づいてよかったですね。最後、ほのぼのと暖かい気持ちにさせていただきました! 2011/05/11 00:59
 
 

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