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【四月の雪をドンヒョク と …】 |
【 四月の雪 】 を
ジニョン と ドンヒョク が 見に行ったら …?
こんな感じでしょうか?
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No |
4 |
HIT数 |
1785 |
日付 |
2010/04/14 |
ハンドルネーム |
maako4 |
タイトル |
4話 【 四月の雪 を ドンヒョク と … 】 |
本文 |
4話 【 四月の雪 を ドンヒョク と …
】
ドンヒョクがドアを開ける前にドアが開き
「 何だ! 無用心だな~
」
ドンヒョクが肩を落としたのをテジュンは感じ取った。
「 残念でした。 ジニョンでなくって!
」
「
ドンヒョクの電話で目が覚めてしまった。
一人で飲んでいたが もう一人
今 飲みたいやつがいるのに気がついたから来てやった。
」
リビングのテーブルに 袋から持ってきたものを出しながら
「 何してるんだ気をきかせ。 グラス !
」
ドンヒョクがキッチンに …
手にグラスを持ち戻ってきた。
「
さあ~ 」
お互いに注ぎあいテジュンがドンヒョクのグラスに軽く
” カチャ!
” 二人は飲みほし それぞれが自分のグラスに注ぐ。
男二人が何も語らずして 少し早いピッチで飲み続け
あっという間にテジュンの手持ちの数本の焼酎を飲みほした。
ドンヒョクが足元をふらつかせながら
ワインセラーから数本ワインを
…
ワインセラーからワインを数本出した時点で 味あうどころか
男二人 ただただ流し込んでいるように見える。
ジニョンは薄目を開け 腕時計を見た。
午前6時5分
すぐには今の状況が理解できなかったが
”
はっ!” 口に手をあてた。
むくっと起き 身支度をし 少しドアを開け 廊下を覗いた。
運よく誰にも会わずにソウルホテルをあとにした。
勿論 慎重に人と会わないルートを選んだ。
ぐっすりと眠り足取り軽く家路へと
…
あれ! ドアが開いている。
ジニョンはドンヒョクが私の為に と 思いながらリビングへ
「
うわ~ なんなの? これは! 」
あちらこちらに 焼酎のビンが … ワインのビンが
…
ドアを開けた時からいつもとは違う空気は感じていたが
想定外のこの風景に驚きを隠せない。
テーブルの上には ワインのビンが倒れワインの雫がジュウタンに
…
ソファーで眠っていたテジュンが 人の気配を感じ目を覚ました。
「 なんなの? これは …
」
「
大きな声を出すな。 頭に響く!
何だとはなんだあ。
お前のせいだ。 とにかく帰る
」
そう言って立ち上がり キッチンへ
冷蔵庫からミネラルウォーターを出し 一口飲み
「
ジニョン! 俺を巻き込むな! いいなあ~
」
のみかけのミネラルウォーターを手に持ち帰って行った。
ドンヒョク と テジュンは 酔いつぶれ
テジュンはそのままソファーで
…
ドンヒョクはなんとか寝室へ着替えもせず
どこから見ても ベットに倒れこんだと言う状態である。
ジニョンは寝室を覗きドンヒョクの存在を確かめ
リビングを片付けだした。
「
もう 朝から!」
ぶつぶつ言いながら ジニョンにしては 手際よく
ガチャガチャと音をさせながら片付けていると 寝室のドアが開いた。
「
ジニ … ジニョン! ああ~~ 」
両手を頭に … 顔をしかめる。
「 おはよう …
」
いつもと変わらない笑顔を
…
ドンヒョクは まだ 昨日の出来事を引きずっていたので
いつも変わらない ジニョンの明るい声と笑顔に驚きながら
「
ジニョン! おはよう~ 」
” どうなっているんだ? ジニョンは? ”
「
ハイ お水でしょう。 」
「 うん!
」
いつもの凛々しさからは程遠いドンヒョク!
昨夜 映画館で分かれた服装のままで
勿論 上着はしわがいき ネクタイはゆるめられ
そのままでベットで酔いつぶれていたらしい?
ドンヒョクはのどの渇きで目覚め 手渡された水を一気に飲み干す。
ジニョンは 様子のおかしいドンヒョクに首をかしげ
当然 お目覚めの 口づけ
もなく
ドンヒョクはリビングのソファーに直行。
そして 長身のからだはソファーに横になる。
ジニョンは 不思議そうについていき
「
どうしたの? また 熱でも … 」
額に手をあて
「 熱はないようね。
」
「 テジュンは? 」
「
すごいかっこうで帰ったわ。
ドンヒョクさんもそのかっこうどうしたの?
二人でこんなにお酒飲むなんて!
何かあったの? いいお酒ではなかったようね。
テジュンが私のせいだなんて いやな事言いながら帰ったのよ。
口の悪いのは今に始まって事ではないけれど!
どうして私のせいなの~? ドンヒョクさんしっている?
」
「 ジニョン 少しボリーム下げてくれるかなあ。 頭に響くんだ
。 」
そういいながら ソファーの背もたれの方に横向きに
膝を曲げお尻をを突き出し 大きな身体を もてあましている。
「
ドンヒョクさん も もしかして二日酔い。 ああ~ 二日酔いだ~
」
ジニョンは鬼の首を取ったかのように喜びだす。
弱弱しい声でドンヒョクが 「
二日酔い? ドンヒョクさんも~って ? 」
「 テジュンが 『 大きい声を出すなって! 頭に響く
… 』
あれはきっと二日酔いよ? 」
ドンヒョクは
「
レオがよく 二日酔いって言っているけど
こんな事くりかえしているのか? ジニョンはもあるの? 」
話している声も弱弱しく耳をすまさないと聞き取れない。
「
あるわよ。 」
「 そんな時 仕事は? 」
「 休んだ事などないわ。 二日酔いと戦いながら …
」
「 えっ! 考えられない? こんな状況で仕事を … 」
「
じゃ! ドンヒョクさんは仕事休むの? 」
「 どうしたらいいかわからない。 ジニョン 昨日はごめん。
」
ただそれだけは 言っておこうとおもった。
ジニョンは 早朝のこの出来事で 朝帰りなどすっかり忘れていた。
「
昨日? ああ~ そうよ! 思い出したわ。
すごい力で腕をつかんだ所 見て見て ほら
こんなになっているのよ。 ああ~ 腹が立つて来た。
」
ジニョンは ドンヒョクの身体を上に向け いっそう大きな声で
「 ほ~らね。 ほらほら!
」 と 赤くなった腕をドンヒョクにみせる。
ドンヒョクは薄目を開け 少し頭を上げ
「
何? それどうしたの? ああ~ 痛~い! 」
頭をおさえる。
「 どうしたの? って! あなたが
… まあ言いか? 」
ドンヒョクは
” この人はどうなっているのだ。 こんなに心配をさせておいて …
”
それ以上 頭が働かない
。
そばにジニョンがいてくれている。
その事実だけを嬉しく思うことにした。
訳のわからない胸の辺りの不快感 と 頭痛 と 頭重 との戦いに挑んだ。
「
ドンヒョクさん朝食できたわよ~
」
ああ~ 今の私は しばらくの間一人になりたい!
音のない 匂いのない世界に行きたい!
1分1秒 ジニョンと離れたくないこの私に
そう思わせる二日酔いというのは魔物か?
リビングのソファーから起きてこないドンヒョクの所へジニョンが
「
早く食べましょうよ 。 朝からひと仕事したからお腹ぺこぺこ。 」
「 僕はいい … 僕の分も食べていいよ
。」
ジニョンが笑みながら
「 そう~
」
ジニョンは昨夜のバーガーを食べたあと 何も口にしていなかった。
ホテルで目覚ましなしで目が覚めたのは 空腹だったからだ。
とにかく! ひとくち いや みくち よくち を 早く口に運びたかった。
ドンヒョクは気分不快の中で 未知のジニョンワールドに
…
まだまだ修行の足らない自分に苦笑していた。
「 いただきます~
」
ドンヒョクは 丁度この距離で
ジニョンの音量が頭に響かず耳にスムーズに入る。
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