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【 短編 】 |
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No |
2 |
HIT数 |
1248 |
日付 |
2010/04/27 |
ハンドルネーム |
maako4 |
タイトル |
【 ジニョンの溜息? 】 |
本文 |
【 ジニョンの溜息? 】
2-3週間になるだろうか?
最初は気にも留めていなかった。
ここ数日まえから気になりだし今日こそ思いきって聞くことにした。
ジニョンのことだからそのうち
「 ね~ ドンヒョクさん! 聞いてくれる。 」
と、 言ってくるだろう思っていた。
この大きなため息は …?
聞こうと決めたものの、私としてはどういう形で切り出そうか?
複雑な取引以上に今日1日頭をなませている。
食事に誘いそれとはなしに…
それとも早めに切り上げ久しぶりに腕をふるいジニョンを出迎え …
たまには一緒に入浴し湯船の中で …
それは無理だとすぐに打ち消した。
それでは、ベットの中で …
そちらの方も無理だと気がつく。
ジニョンがものの数分で睡魔と手を結ぶだろ~
複雑に考えなくても今からホテルに出向きストレートに聞くか?
勿論 そんな私にレオが気がつかないはずがなかった。
3時過ぎ
「 ボスどうしたんだ!
何かあったのか?
1日中 何度も溜息をつくような案件はないだろう?
また、身体の調子でも悪いのか? 」
「 …… 」
部屋を出かけたレオが …
「 ボス。 ジニョンさん便秘なのか?」
「 ……? 」
「 そう言ってた。
テジュンに
ボスの来月のホテルの仕事の予定表を持って行った時 …
朝からボスが
そんな調子だから気になってジニョンさんに何かあったのかと聞いたんだ。
今日のボスは朝から溜息ばかりついていると …
そしたら、ジニョンさんがドンヒョクさんも便秘なのかしら … ? 」
「 ジニョンさん便秘なのですか?
と聞いたら、
『 お客様の都合で もよおしてきても我慢してたら
快便快食のこの私が最近おかしいんですよ。』
と、 いつもの笑顔で答えてた。
ジニョンさんって楽しい人ですね。
普通そんな内容ましてやあんな美人が
人ごとのようにけろっと話すのだから … 」
私はなんだ! そういうことだったのか?
と、 笑みがこぼれるのに気がつきあわてて体裁をつくろった。
レオは不思議そうに部屋を後にした。
私は一件落着したと思いながら
ため息の原因をレオから聞かされたことに面白くなかった。
受話器を手にした。
「 ジニョンにどんな仕事のシフトをくんでいるんだ!」
テジュンは受話器をあげるなりドンヒョクの声が …
「 何のことだ? 」
「 とにかくトイレぐらいいけるように … 」
と、 そこまで言いかけたが
「 もういい … 」
と、受話器を置いた。
テジュンは受話器を眺めながら溜息を …
ノックの後にジニョンが入ってきた。
タイミングがいいというか
「 お前、 ドンヒョクに仕事のことどういう風に話しているんだ! 」
ジニョンはテジュンの話している内容にきょとんとしていた。
「 まあいい …
なんだ! ご機嫌だな? 」
「 何よ? わけのわからないこと言って …
ああ~ スタッフの来週のスケジュール表をお持ちいたしました。」
「 それでなんでそんなにご機嫌なんだ!」
「 それがね … 」
と、 そこまで言いかけたが
いくらなんでもテジュンに話すことではないことに気がつき部屋をあとにした。
今までに経験したことがない。
こんなにお腹の中にたまっていたのかと思うぐらいの
排泄物に出会い感激していた。
ジニョンは何につけても楽天的に感動に結びつき
ジニョンスマイルに …
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