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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9811245/11618890
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【四月の雪をスンジョンと …】






 【 四月の雪 】 を

ジニョンとスンジョン が 見に行ったら …?

こんな感じでしょうか? 



No 1 HIT数 2754
日付 2010/04/17 ハンドルネーム maako4
タイトル 1話 【 四月の雪 を スンジョンと… 】
本文








6話 【 四月の雪 を スンジョンと… 】




ホテルの今の時期 走りまわらなくてはならないということもなく

ジニョンはスタッフルームで引き立てのコーヒーを味わいながら 

予約表の確認作業をしていると スンジョンが 



「 ねえ~ 次 映画いつ行くの~ 」 と 声をかけてきた。



「 えっ! 映画って? 」



「 このスンジョンが出遅れているのよね。 

ほら!  理事といった映画よ。

理事とではゆっくり落ち着いて見れなかったでしょ~ 」



ドンヒョクと一緒に落ちついて見れなかったどころか、

ほとんどスンジョン先輩と同レベルであの状況では

見たということにはならない。



かと言ってあの日の出来事をスンジョンに

話そうものなら大変なことになるのは予測できた。



「 おちびはダーリンに見させて行こうと思っているの。

ひとりでいくのもね~ ジニョン一緒に行こうよ~ 」



スンジョンはすぐにのってこないジニョンをにらめつけ 



「 ああ~  あなたはもう見たからいいわよね~ 」 



と ふてくされて席に戻った。



ジニョンも不消化のままで機会があればもう一度と思っていたので 

机の上に置かれていた携帯をしばらく眺めていたが メールを打はじめた。



「 いやねぇ~ 人の話を無視してメールなんて! 」



そんな言葉を耳にしながら送信ボタンをおした。




  * * * * * ジニョン  * * * * * *


レオさんこんにちわ。 お変わりなくお元気ですか?

その節はお世話になりました。


お忙しい時にごめんなさい。


今日 このメールをしましたのは そうそうその前に 

このメール ドンヒョクさんには内緒にしていただけるかしら …


実は何かとしなくてはいけないことがたまっていて 

ドンヒョクさんのお仕事が絶対に片付かなくて遅くなりそうな日に

片付けようかな~ と 思っているのですが 

ここ数日にそんな日があれば教えていただけたらたすかるのですが。

 

* * * * * * * * * * * * * * * * *



すぐにレオから返信メールが …



 * * * * * Re. レオ  * * * * *


うれしいね~

内容はともかく ジニヨンさんからボスに内緒の

メールをいただけるなんて!


はやく帰れる日を聞かれるよりず~っと答えやすいですよ。


今 結構込み入った仕事が重なっていて

当分早く切り上げるというのは無理ですが、 ボスの事。


先日のように今日は帰るなんて言われるとお手上げです。 


今日は、 予定が急に変更され夕方から商談があり 

その後、 資料の作成や情報収集でかなり時間がかかりそうです。


多分? 帰宅は日が変わってからだと思います。


* * * * * * * * * * * * * * * * *



ジニョンは心臓の位置がわかるぐらい胸の鼓動を感じながら 

自分に問いただしていた。



” ソ ・ ジニョン! そこまでするか? ”  と …



うそをつき 行動を起こそうとしている自分に驚きながら 

ドンヒョクのあの映画に対して異常な反応を思うと まあいいかと

メールの文字を打ちながらどうしても罪の意識からか

言い訳がましくだらだらと 何度も打ち直しながら、

わきの下にうっすら汗がにじむのを感じた。 



 * * * * *  Re. ジニョン * * * * *


レオさんお忙しい中、 そうそうにお返事ありがとうございます。

レオさんもお身体には気をつけてくださいね。

これからもドンヒョクさんの事 よろしくお願いいたします。


* * * * * * * * * * * * * * * * *



レオから返信メールがきた。



 
 * * * * * Re. レオ  * * * * *


いやいや ジニョンさんからよろしくなんて!

こちらこそよろしくお願いしますよ。


一度でいいからお茶などのお誘いのメールをいただけたらなんて …

これは失言。 ボスにころされそうだ。

お役に立てたかな~


* * * * * * * * * * * * * * * * *



ジニョンは ”  やった~ ”  と ガッツポーズをしながら レオに …



 * * * * *  Re. ジニョン * * * * *


はい。

是非 お誘いさせていただきますね。(^-^v)


* * * * * * * * * * * * * * * * *



メールのやり取りをしているジニョンの姿を横目で眺めていた

スンジョンがおとなしくしているわけはない。



ジニョンはうそメールを作成中 

知らない間にスンジョンが後ろに立っていた。



「 だれよ~ メールの相手は?  聞くまでもないか? 」



「 もう~! 驚かさないでよ~ 」



ジニョンは呼吸を整えながら 



「 レオさんよ! ドンヒョクさんの仕事の予定をきいていたのよ。」



「 ジニョン! という事は行くの~」



ハイトーンの声で叫んだ! 



「 もう~ 先輩耳が痛い!  それはそうと今日というのは無理よね~ 」



スンジョンは人先指を立て 軽く左右に揺らしながら 



「 おっ! の~ このスンジョンをつかまえて無理などという言葉は

死語ですわ 。 がんばってみましょ~ 」



と受話器を取り 「 もしもしわたくし! ね~ ダ~リン今日さあ~ 

おちびのお迎え頼んでいいかしら? 後輩のソ・ジニョンがさあ~

わたくしに おりいって相談事があるらしいの~ 

なんだかせっぱつまっているようで 断りにくくなって … 」



ジニョンは何をどう言っていいのやら あいた口がふさがらないと

言うのはこういう時に使うのかな~ と …



ジニョン は レオとのメールのやり取りでどぎまぎしていた自分に

まだまだ 修行がたりないなあ~ と … 思った。









 


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