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YongJoon-Room
YongJoon-Room(https://club.brokore.com/maakoyon)
ぺ・ヨンジュンさんのことは勿論、これから成長される若い俳優さん達の成長も楽しみに楽しくお話できたらいいな~と思っています。 そして♪ あなたの私のあんな事 ・ こんな事も …
サークルオーナー: maako4 | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 30 | 開設:2009.06.23 | ランキング:80(5485)| 訪問者:9770487/11578132
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【ドンヒョクピンチ!夜勤の…】







【 ドンヒョク ピンチ? 夜勤のジニョン … 】 は

ジニョンが 夜勤で巻き込まれた出来事の数時間を 

創作話に …




No 1 HIT数 1623
日付 2010/04/25 ハンドルネーム maako4
タイトル 1話 【 ドンヒョク! ピンチ? 夜勤のジニョン … 】
本文






【 ドンヒョク ピンチ? 夜勤のジニョン … 】 1話 




ジニョン の  素晴らしい 誰もが愛する微笑を僕にむけ

ゆっくりと手を振り 後に一歩 …  また一歩と僕から離れていく。



ジニョン の この不思議な行動に僕は少し首をかしげ

その場から動けず じっと眺めている。



夢であって欲しい? これは夢なんだ! と …

自分自身に言い聞かせている僕がいた。



いつも僕の左側に ジニョン が 僕の腕を枕にして

枕から外れ 僕の胸のあたりに顔を押しつけ 起用な寝方に

笑いをこらえられない時も 多々ある。



左手を無造作に動かし スリムではあるが丸みのある

暖かい感触が なかなか指先に触れない?



ゆっくりと少し目をあけ? ジニョン がいない? 



頭を持ち上げる? 



いない?



「 ああ~ そうだった。 ジニョン は夜勤だった。」 



独りごとを言いながら 起き上がる。



「 ああ~ ゆめ? か! 」 



何気なくテラスに出て 天を仰ぐ。



月明かりが薄っすらと 雲におおわれた空を見上げながら



「 ドンヒョク さん お月様がご機嫌よ。 

お星様も キラキラおしゃべりしているわ 」 



と ジニョンの弾んだ声を 一人 思い出し笑いをしながら 

リビングにタバコを取りに行く。



テラスにおかれた白いイスに腰をおろす。



足を組み 寝着に包み込まれた鍛えられた身体とは似つかない

スーッ と 伸びた指に挟まれたタバコに 火をつける。



静かに煙を吐き 少し物足りなさを味わいながら

それもつかの間 電話の呼び出し音が 部屋中に響き渡る。



タバコを灰皿の中で消し 

テラスから電話の呼び出し音がする部屋に顔を向け

一瞬 動きが止まり 心臓の鼓動が少し早くなるのを感じながら 

部屋に入る。



受話器に手をやりながら 置時計に目をやると

あと数分で午前3時になろうとしている。



この時の僕の頭の中は テープのはや回し状態で 

いろいろな事が …



レオか? いや? こんな時間にかけてくる仕事は手がけていない。



すると! 夜勤をしている ジ二ョン に … ? 



不吉な予感を感じながら受話器をとる。



「 はい! 」



「 理事 ホテルの方にすぐに来ていただくようにと連絡が … 」



そこまで聞き 心中は定かではない。



しかし ドンヒョク の癖のひとつ? 



いや! これを癖と言うだろか?



必ずこういう場合 冷静さを装ってしまう自分を感じながら

いつもよりおさえた声で



「 どういうことですか! 」



「 そう伝えるようにだけ … 」



「 誰にですか? 」



「 社長にです 」



「 社長は? 」 



ドンヒョク の口調が鋭くなる。



こんなやり取りをしていても …



ドンヒョクは電話を切り 



急いで早朝ジョギングに用意していたウェアーに着替え車に …




街は寝静まっている時刻 差ほど時間はかからずホテルに着いた。



車の中から 何度も ジニョン  と  テジュン に  連絡を取ったが

携帯の電源は切られており ますます心中 定かではない。



乱暴に車を止めホテルの中に …



ヨンジェ が  駆け寄り一枚のメモを手渡した。 



「 社長からの伝言です。 理事に先ほどお電話をおかけしたあと 

再び社長から連絡がありました。 この病院に来てもらうようにと! 」



ヨンジェ から渡されたメモを見て ドンヒョク は顔面蒼白に …



用紙には 病院の名前が …




ドンヒョク は  メモに記された病院に 車を走らせた。



” ジニョン! 一体何があったというのだ。 すぐ行くから … ”



一度も止まる事なく信号も無視。 病院まで  ドンヒョク が

事故に合わなかったのがおかしいぐらいのスピードで …



救急外来窓口には 連絡がはいっていたらしく 

すぐに救急外来に案内された。



病院内の廊下に人の気配が …



早足で 一歩また一歩と近づくと 


人の気配は ジニョン  と  テジュン であることがわかった。



ジニョン  と  テジュン も ドンヒョク の姿を見つけ駆け寄ってきた。



ドンヒョクは 息も絶え絶えに ジニョン に  かけより 



しっかりと胸に抱きしめた。



ドンヒョクの鼓動が ジニョン  の  胸にまでつたわってくる。



「 ドンヒョクさん! 痛いわ! 」 



ドンヒョク は 大きく縦に首を2~3回振り 胸から離した。



テジュン に向かい大きな声で 



「 どういうことなんだ! 」 



ジニョン  も  テジュン  の  顔も少し青ざめている。



ジニョンが 「 お客様が … 」 そこまで言うと テジュン が 



「 今日 ソウルホテルで結婚式を上げられたお客様が

お泊りされていて 二人の間で喧嘩を …



ホテルを飛び出した新婦を追いかけた新郎が車に …



救急車で運ばれ 僕たちもついてきたのだが 

出血がひどく輸血がいるらしい? 


それで ジニョン が … 」



「 保存血があるだろう。 何で ジニョン が  献血を …? 」



「 それがなんだか数少ない血液型らしい。

ドンヒョク! 知っていたか? 


ジニョン が RH マイナスのA型 だということを … 


保存血がすぐには間に合わないらしく 偶然 

ジニョンがその血液型なんだ。 


ジニョン は  献血にOKしたんだか 病院から 

まずは200cc採血するが、 保存血が間に合わなければ 

再度200cc 計400ccの採血をしたいと 申し入れがあった。


ジニョンはいいと言っているが こればかりは僕の判断では …


それで ドンヒョク お前に連絡をしたんだ!

お客様は 危険な状態らしい。 」



ドンヒョク は  大声で 



「 ダメだ! ダメだ。 ダメに決まっている。 」



ジニョン は 「 ドンヒョク さん 私の血液で命が左右するのよ。 」



ドンヒョク  は  テジュンの両肩を持ち 揺らしながら …



「 医者に何とかしろといえ。 ジニョン からの献血はダメだ! 」



ドアが開き看護師が出てきた。



「 夜中の病院ですのでお静かにしてください。

交差試験はOKがでましたので 献血お願いできますか? 」



「 こんな時の為に保存血があるのでは … 」



テジュンからの説明があったにもかかわらずドンヒョク が  看護師に詰め寄った。



看護師は テジュン の  方に 


「 この方は? 」



「 献血者の主人です。 」



看護師が 


「 ご主人様ですね。 それが事故の患者さんは 

奥様もそうですが  RH(-) という数少ない血液型なんです。 


一刻を争います。


勿論 全力で保存血の手配はしておりますので … 」



「 もし この人 ジニョンがいなかったらどうしていたのですか? 」



「 ご主人様落ち着いてください! 

今 現在いなかったらという過程の話ではなく

今 現在奥様が献血者としてこの場に

おられるということで話を進めております。 」



「 ドンヒョクさん! 」 



ジニョン は  ドンヒョク を睨みつけ


「 いいです。 採ってください。 どこにいけばいいですか? 」



「 こちらです 」



ドンヒョクは 頭を抱え訳もわからないうめき声のような? 

声を上げ両手のこぶしを壁に数回 たたきつけた。



ジニョン が 


「 ドンヒョク さん 私は大丈夫。 大丈夫だから …  」



「 じゃ! 少し … 少しだけ! 10cc とか 20cc とか ? 」



とても ハーバードを優秀な成績を収めた者の発言とは?



「 えっ? 」 と 看護師が …



テジュン が 「 そんなぐらいでいいのであれば 

輸血はいらないだろうが …

ジニョン は いいんだな~ 」



ジニョン は 小さく首を縦にふった。



あの 冷静沈着な ドンヒョク は  何処へ行ってしまったのか?



ドンヒョクが 看護師に


「 じゃ~ 横についていてもいいでしょうか? 」



「 どうぞ 」



ドンヒョク  は  ジニョン を  包み込むかのように肩を抱き 

看護師のあとをついていった。



テジュンは そんな二人の後ろ姿を見送りながら 

変な胸騒ぎを感じながら廊下の長いすに腰をおろす。




しばらくすると 少し離れた処置室が賑やかに …



そして ドンヒョク が  白衣を着た男性二人に両脇をつかまれ

部屋からつれ出されてた。



「 この方の … 」 


と 言いながら白衣を着た男性が キョロキョロしている。



テジュン が  立ち上がると ドンヒョク達の後からついてきた看護師が 



「 申し訳ありませんが この方の管理を … 

大変迷惑ですのでお引取りいただいた方が … 」



「 じゃ! ジニョン も  つれて帰る。 」



そういわれているにもかかわらず まだ! ドンヒョク は 

白衣を着た男性に食ってかかる。



ドンヒョク の  そんな様子に テジュン も苦笑いしながら 



「 大丈夫です。 わたくしが … 」 



ドンヒョク の  背中をポンポンと!



白衣を着た二人の男性は振り返りながら 

何やらぶつぶつと言いながら引き上げていった。



廊下に置かれている長イスに ドンヒョク を  座らせ 

テジュン も  腰をおろした。












 


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