★ニケの食べ物雑学
今日はこの掲示板をスタートした記念に、 韓国と言えば最初に思い出せる単語!? ハィ!「コチュジャン」! 韓国の国民性ととてもよく似ていると言われる 「コチュジャン」の話をしようと思います。 「コチュジャン」と言うと、皆赤唐辛子で作られた調味料だと思いますが、 その外にも多くの材料が入っています。 豆から得られるタンバク質と香ばしい味。 もち米、精麦などの炭水化物食品から得られる糖質や甘味。 唐辛子からの赤い色や辛味。 味を良くする為に使う醤油。 さらに一緒に塩味が加えられ、味はもちろん栄養バランスもよい、 優秀な食品です。
ここで唐辛子の由来を。 実は500年前、ある戦争がきっかけで日本から韓国に伝わったと言います! 今は韓国の代表的調味料ですが、もしその戦争がなかったとしたら、 韓国国民にとってなくてはならない「コチュジャン」は一体どの国の食文化を変えていたのでしょうね?
また、「コチュ(唐辛子の韓国名)」と言う名は「フチュ(胡椒の韓国名)」と似ており、その味が辛いと言うことで「辛いフチュ」と言う意味で名付けられたと言われています。
このごろは韓国の様々なスーパーだけではなく飛行機の中や、 世界中どこででも韓国の味として楽しめるのが「コチュジャン」です。 今でこそ簡単に手に入る「コチュジャン」ですが、 数十年前まではオモニの味として各家庭で年に一回作られていました。 オモニの手で作られた「コチュジャン」は、きれいな赤い色でおいしく出来るとその家は良いことがたくさん生じて吉運、カビ等が発生したりまずかったり、色が変わってしまった場合には凶運といわれるなど、「コチュジャン」でその年の吉凶を占っていたと言う昔話があります。
ジャア~!今日はここまで! 明日は「コチュジャン」に関わる面白いエピソードなどを紹介しますね。
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