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Milky Way Library
Milky Way Library(https://club.brokore.com/sunjyon)
「Hotelier」にインスパイアされた創作(written by orionn222)の世界です
サークルオーナー: Library Staff | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 732 | 開設:2008.11.22 | ランキング:51(8198)| 訪問者:141354/418765
開設サークル数: 1238
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Imagination
Cottage
Private
Congratulations
Gratitude
容量 : 39M/100M
メンバー Total :732
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書き込み Total : 898
Today : 0
D&J


こちらは、ドンヒョク&ジニョンを中心としたお話の部屋です。
私なりに想像した二人のその後・・・というお話になります。 婚約時代から、結婚後、ファミリーのお話・・・とありますが、時系列がばらばらだったりして、読みにくい一面もあると思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。
No 110 HIT数 1610
日付 2009/03/04 ハンドルネーム Library Staff
タイトル second impression
本文
『second impression』




この部屋に来るのは何度目かしら?

初めて来たのは・・・・そう貴方がアメリカから帰ってきてすぐだったかしら?

「この部屋にしようと思うんだ」

貴方がそう決めたのは、この河のせいね

ここからの眺めがあのサファイアヴィラと少し似ていたからかしら・・・

そして、今日で何度目かの貴方の部屋。
でも、あの夜からは初めて訪れる貴方の部屋ね。

なんだかちょっとぎこちない。

いままで平気だった貴方のしぐさが・・・軽く触れる手も、肩にまわされた腕も・・・

なんだか今までとは違う意味を持つようで・・・

「僕が襲いかかるとでも?」
そんな私を横目で見て、おかしそうに笑う貴方の声・・・

その笑い声の中に、どこか真摯な響きを感じ取ってしまうのは、もう私が貴方の全てを知ってしまったからなのかしら・・

貴方によって開かれた秘密の花園・・・
その入り口にたたずんで私は少し戸惑っている。

自分が自分でないみたい

そんな開きかけた私の花をどうか急いで咲かそうとはしないでね
水をやって、光を当てて・・・愛情という手間をかけて・・・

ゆっくり、ゆっくり咲かせてね。

貴方の瞳の中にせつない問いかけを見た。

私に聞くの?
いつだって答えは貴方が用意しているくせに・・・

やがて、まわされた腕がゆっくりと意味を持ち始める。

瞳を閉じればもう、それが貴方への微かなサイン

きっと貴方は見逃さないわね。
いつだって、どこだって・・・・

貴方のキスによって開かれる秘密の花園への扉

小さく震える私をゆっくりと優しく抱きしめて、今貴方が扉を開けた。




2005/07/19(Tue) 15:59 Milky Way UP

 
 
 

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