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| D＆J |
こちらは、ドンヒョク＆ジニョンを中心としたお話の部屋です。
私なりに想像した二人のその後・・・というお話になります。
婚約時代から、結婚後、ファミリーのお話・・・とありますが、時系列がばらばらだったりして、読みにくい一面もあると思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。
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| No |
282 |
HIT数 |
1467 |
| 日付 |
2009/03/04 |
ハンドルネーム |
Library Staff |
| タイトル |
ひらひら |
| 本文 |
『 ひらひら 』
「ひらひら？えーっと、そうねぇ・・・
あっ、ほら、前にあの海辺のコテージに行った時に、雪が『ひらひら』って舞ってて、とっても綺麗だったわよね」
「そうだね。」
「あー、でも、あの時は、大変な目にあったわよねぇー。
春にしてはなんだか寒い日で、朝からどんよりしてたのに、
ドンヒョクssiったら、気象情報も見ずに出かけちゃってーおかげであんな事に・・・」
「そうだったかな。」
「そうよ！『あー雪が降ってきたわよーひらひらって綺麗ねー』なーんて、言っ
てるうちに、どんどん吹雪いてきて、
真冬並みの天気になったのに、ドンヒョク
ssiったら、『大丈夫だよ』って言って・・・」
「大丈夫だと思ったんだよ。」
「本当かしら・・・・1泊2日の滞在にしては、なんだか用意万端だったじゃな
い？食料だって、まるで籠城するくらい用意してあったし」
「危機管理能力に優れているからといって、非難される謂れはないな。」
「非難しているわけじゃないけど、あまりに用意周到な感じがしたのよ。 策士シン・ドンヒョクssi」
「ああ、そういえば、ジニョン」
「なあに？」
「さっき、クローゼットを見たら、何かが「ひらひら」はみ出していたようだけ ど・・」
どきっ！！！！！！
あ、あれは、わざわざ国際宅配便で送って、無事にオフィスについたものを、
やっぱり、手元にって・・
今日持ち帰ったばかりなのよ！！
それなのに、思ったより早いドンヒョクssiの帰宅で、さっき慌ててクローゼット
に押し込んだばかりなのにーーー
ドンヒョクssi・・・・もう、気づいたの・・・
「あ、あれは・・・その・・・ちょっと・・・入れ替えをしていたものだから・・・
あ、あとで、ちゃんと片付けておくわ。」
「ああ・・もう問題ないよ。」
「えっ！？！？な、なんで？」
「僕が片付けておいた。」
！！！！！
か、片付けるってぇーーーなにを、どこに、片付けちゃったのーーーー
ドンヒョクssiーーーーーー
『”ひらひら”と、聞いて、貴方は何を思い浮かべますか？』
「ひらひら？なによ、それ」
「ひらひらって言ったら・・・」
「な、なに？どこを見てるの」
「それは・・やっぱり・・・」
「やっぱりって・・・な、なにが？」
「一緒に選ぼうって言ったのに、かれんがなかなか一緒に行かないから・・・」
「そ、そっち系？」
「だから、こうしよう。ほら、これ」
「えっ？通販のカタログ？」
「素敵なのが、たくさん載ってるよ。」
パラパラパラ・・・
「！"＃＄％＆’（）＝～｜｛｝＊？」
「かれんは、どれがいい？」
「な！！！！！！」
「ああ、こういうのはどう？この色・・・パープル系はかれんの肌によく合うと
思うよ。
あ、それとも、この真紅がいい？でも、やっぱり、黒かな・・・」
「な、何色とか・・・そういう問題じゃなく・・・
こ、このデザイン自体が・・あり・・
なの？！」
BODY STOCKINGS？？タンガ？？サイドリボンって、なんなの？これーー！？！？
「こっちの紐系は、解く楽しみがあるし・・・ああ、かれんは、フロントホックのも
のは、持ってなかったよな。じゃ、これもいいな。」
「あ、あのねぇ・・・こういったものの、本来の目的は・・・」
「あ、このガーターベルトは、ひらひらしていて可愛いな。」
！！！！
ひ、ひらひらーーー？！？！
一体、これらの意図は？？趣旨は？？真意はーーー？！？！
「んーー、でもやっぱり、実物を手に取って選んだほうがいいかな・・
じゃ、行こうか」
「はっ？？！！ちょ、ちょっと！！どこへ行くのよーーは、放してーーーーー」
『”ひらひら”と、聞いて、貴方は何を思い浮かべますか？』
「ひらひらと言ったら、ほら、あれだ・・・あーーこの前行った・・・」
「ええ・・・あの植物園には、たくさんの珍しい蝶がいましたよね。」
「そうそう。それに、ほら、この前、食べた・・日本食の・・・あーーなんだ・・・」
「ええ、しゃぶしゃぶ。あのお肉も一枚一枚が薄くてひらひらしてましたね。」
「・・・・日本・・・」
「・・・・・・」
「そういえば、空港へ迎えに行ったとき、着ていたブラウスもひらひらしてた な。」
「・・・ええ・・まぁ・・・・襟元が、ちょっと・・」
「あの時、俺は、向こうから歩いてくるソヨンを見て、本当に嬉しかったのに。
あの飛び切り美人で上品で才媛の女性が、俺の愛する人だて、密かに誇 らしい気持ちになったのに・・・」
「あの・・ですから・・・」
「でも、あの時、そのひらひらした服の下のハートは、俺じゃなく別の奴を思っ ていたなんて・・・」
「いえ・・・ですから、そういうことではなく・・・環境問題的な・・・」
「あーあー！！全く、女って奴はなぁーー。
ちょっと目を離すと、あっちへひら ひら、こっちへひらひらと飛んでいくもんなんだなぁーー」
「いえ・・決して、そのようなことは・・・」
「俺は今までの経験で学んだことがある！
言いたいことは、その時、しっかり
と言っておかないと駄目だという事だ。」
「・・ええ・・・」
「というわけで、俺は反対だ！」
「・・・はぁ・・・」
「・・・だから・・・ちょっと、ひらひら、飛んで行くときは・・・俺にわからないよう にやってくれ！」
「テジュンssi」
「全く！ジニョンの奴！余計なことに引っ張り込みやがって・・・あの夫婦はい つだってトラブルメーカーだな！」
くすっ・・・・
『”ひらひら”と、聞いて、貴方は何を思い浮かべますか？』
「えーーーひらひらですかぁーーー」
「ひらひらなぁ・・・・」
「あーーー、なんだか、今の私みたいですねぇーーふっと吹かれたら、ひらひ
らーーーってどこかに飛んでっちゃいそうですぅーーー」 「まぁ、そう気にするな。」
「つくづく、自分の力のなさを思い知りました。薄っぺらいひらひらな奴なんで すよー私って・・・・」
「今回は相手が悪かった。あの百戦錬磨のクライアントじゃな・・
カーヤでは、 まだ敵の本当の目的にまで気が回らんさ。」
「レオssiが、再調査してくださったから、よかったものの・・・
あのまま契約ま
で進んでいたら、どれだけの損失をうちのオフィスが、被ったか・・・」
「ま、直前回避ってやつだな。」
「うっ・・・このまま、ひらひらーーーって、どっかへ消えちゃいたいですぅーーー」
「失敗も経験のうちだ。ボスは、そんなことはたいして気にしないさ。それより、ボスが目を光らせるのは、その後のお前さんの動向だな。
この失敗をプラスに転じるのも、マイナスのままで終わらせるのも、カーヤ次
第という事だ。」
「・・・はい。わかりました・・・」
「よし！それなら、この株価チャートを一から検証していくぞ。」
「はい！あーー気持ちが切り替わったら、なんか、お腹が空きましたねぇー レオssi、なんか、頼みます？」
「そうだな・・・ピザか、麺類か、ドーナッツかフライドチキンでもいいな。」
ひらひらひら～
「あ、レオssi、なんか、落ちましたよ。」
「あ！それは・・」
「えーーーなんですかーーこれーーー！！」
「いや・・その・・・」
「この前やった健康診断の結果じゃないですかーーー！
レオssi！！
メタボですよ！！メタボ！！ピザなんか食べてる場合じゃじないですよ！！」
「いや、まぁ、それは、その・・・」
「この際、しっかりとダイエットに取り組んで、身軽に、
ひらひらーーって回転 できる体にしなきゃーーーー！！」
「いや・・ひらひらって・・・・」
「あ、バナナがいいですよ！朝バナナダイエット！！いいですか、
レオssi、
明日から朝はバナナだけですからね。
ドーナッツなんか、食べちゃ駄目です からね！
私は、ひらひらから脱却しますから、レオssiは、ひらひらを目指して
ください！！」
「？！？！？！」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「ひらひら」をお届けしましたーー
何故に、ひらひら？？と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
一番疑問に思っているのが、この私です（爆）
ある日、突然「ひらひら」のイタコが舞い降りてきてーーー頭の中を占領するもので・・
こうして、創作にしたことで、ようやく昇華できました。
ほっ
という、今回は、特になんの意図もないお話でしたーーぴゅーーー
ちなみに、脳内BGMは、平井堅の「きらきらしている君の唇にホップ・ステップ・ジャンプーー（タイトル不明・歌詞いい加減）と「きらきらきらーー心は揺れるーーｂｙ小田和正でした。
って、両方とも、ひらひらじゃないしーー
（2008/07/17 Milky WayUP)
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開設サークル数： 1238
サークルオーナー： Library Staff |
サークルタイプ：
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