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Milky Way Library
Milky Way Library(https://club.brokore.com/sunjyon)
「Hotelier」にインスパイアされた創作(written by orionn222)の世界です
サークルオーナー: Library Staff | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 732 | 開設:2008.11.22 | ランキング:51(8198)| 訪問者:139989/417400
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Imagination
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Congratulations
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D&J


こちらは、ドンヒョク&ジニョンを中心としたお話の部屋です。
私なりに想像した二人のその後・・・というお話になります。 婚約時代から、結婚後、ファミリーのお話・・・とありますが、時系列がばらばらだったりして、読みにくい一面もあると思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。
No 283 HIT数 1919
日付 2009/03/04 ハンドルネーム Library Staff
タイトル I SPY   
本文
『 I SPY 』




「あら、ジニョンssi?なに会議室なんか覗いてるのよ?」
「せ、先輩・・・べ、別に、なにも・・・」

「あーーーら、怪しいわねーーー、ね、白状しなさい!」
「先輩・・・白状って・・・あ、ほら、無線が鳴ってますよ。」

「どうも怪しいわねぇ・・・後で、きっちり聞かせてもらいますからねーーー」

ふぅ・・・・危ない、危ない・・・
別にこんな風に隠れなくてもいいんだけど・・・
実は、これは、私の密かなお楽しみ・・・
退勤のついでに、ドンヒョクssiの会議をこっそり盗み見すること・・
だって、ビジネスモードのドンヒョクssiって、とにかく文句なしにかっこいいんだもの♪

それはもちろん、私といるときのリラックスしてるドンヒョクssiだって、かっこいいことに変わりなないけど、
たまにこんなふうなクールで鋭くってちょっぴり非情なドンヒョクssiだって、見たいじゃないー

あ、ほら、ドンヒョクssiがなにか発言してる♪

みんなの視線が一斉にドンヒョクssiに集まって・・・
その中で、堂々と、理路整然と問題点を指摘するドンヒョクssi・・・
話の内容はちっとも理解できないけど、ドンヒョクssiが素敵なことだけはしっかりと理解してるわ♡

あーーー本当に素敵・・・・

こうして、私の知らない世界にいるドンヒョクssiは、ほんの少し遠くに感じられて、そこがまた胸がきゅん・・と切なくて・・・
だからこそ、私の元に帰ってきてくれた時の愛しさも倍増するってものよねー

こうやって、ドンヒョクssiが気づかないように、こっそり彼の姿を見るのがいいのよね
これぞ、盗み見の醍醐味よ。
ま、これも、ホテルで働いている役得よね。

「何してるの?」
「ドンヒョクssi!!!」」

「ジニョン?」
「べ、別に・・・何ってことはないんだけど・・・」

「覗いてた?」
「まさか!の、覗き見なんてしてないわよ!!退勤して、ロッカールームに行くついでに、そういえば、ドンヒョクssi、今日うちで会議だったなって思い出して、ちらっと見ただけよ。」

「ふぅん・・・」
「なに?疑ってるの?」

「最近は、どこも情報管理には厳しくてね。しっかりセキュリティーをしておかないと。」
「・・・そうでしょうね・・・」

「以前、うちでも大切なクライアントの合併の情報が、事前に漏洩したことがあってね。」
「・・・ドンヒョクssi・・・・それって・・・」

「だから、それ以来、産業SPYには、気をつけているんだ。」
「まぁ・・・そうでしょうね・・・・」

「で、ジニョン」
「はい?」

「君がSPYかもしれない。」
「はぁ?!?!」

「どうやらずっと会議を覗き見ていたようだし、お友達には新聞社の人もいるしね。」
「な、何を言ってるの?!ドンヒョクssi!!私がSPYなわけないでしょう!!」

「SPYはみんなそう言うよ。」
「あのね、ドンヒョクssi」

「ストップ。動かないで。」
「えっ?」

「密かに書き取ったメモなんかを、どこかに隠し持っているかもしれないな。これは緊急に調べてみないと。」
「ちょっと!!ドンヒョクssi!どこへ連れて行くのよーー」

「ちょうど、仕事用に部屋をキープしてあるんだ。そこで、ジニョンの全身をくまなく調べてみよう。」
「く、くまなくって・・・」

「SPYというのは、想像もつかない場所にあれこれ隠して持ち去るらしい。例えば・・・」
「た、例えば?」

「こんな胸の谷間とか・・・」
「ドンヒョクssi!」

「さぁ、ソ・ジニョン。君をSPY容疑で拘束及び連行する。
その後は長時間にわたる取調べが行われるよ。覚悟はいいかい?」

「・・・・そう。そんな言いがかりをつけるんなら、私にも考えがあるわ。もし、誤認逮捕で、私の無実が証明されたら、ドンヒョクssiはどう責任をとるつもり?」

「その時は・・・」
「その時は?」

「今度はジニョンが名誉毀損で僕を拘束して取調べればいい。」
「そう?ドンヒョクssiがあんまり無茶を言うんなら、私だって容赦しないわよ。」

「どうぞ、存分に取り調べてくれ。なんなら縛ってもいいよ。」
「な、なにを“#$%$&‘()(’&$#)」

全く・・・・
こんなSweetで、ちょっぴりBitterな罰が待っているとしても・・・
きっと・・これからも・・・


                               I SPY


**************************

「I SPY 」をお届けしますー♪

このタイトルの「I SPY 」というのは、私の大好きな絵本の名前です。
日本語訳では「ミッケ」となっています@糸井重里




(2008/12/18 Milky WayUP)

 
 
 

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