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D&J |
こちらは、ドンヒョク&ジニョンを中心としたお話の部屋です。
私なりに想像した二人のその後・・・というお話になります。
婚約時代から、結婚後、ファミリーのお話・・・とありますが、時系列がばらばらだったりして、読みにくい一面もあると思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。
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No |
284 |
HIT数 |
2140 |
日付 |
2009/03/04 |
ハンドルネーム |
Library Staff |
タイトル |
waiting for you |
本文 |
『 waiting for you
』
ぱたん・・・・ そっとドアを開けると、薄闇のなかで、君の規則正しい寝息
ただいま・・・・ その安らかな寝顔に小さな声で告げる。
君の眠りを妨げないように、またそっとドアを閉めると、僕はやっと一日中纏っていたビジネスの空気を脱ぐことができる。
たとえ、君が寝ていても・・・
この家中に、君が溢れているから、僕は素顔に戻って寛ぐことができるんだよ。
文字通りビジネススーツを脱ぎ捨てると、僕は熱いシャワーの飛沫の下に立った。
ごめんね・・・
君の寝顔を思い浮かべながら、心の中でそっとつぶやく。 今夜も遅くなってしまった。
「今日は、ちょっと早く帰れるかもしれない。」 そう君にメールした夕方を境に、事態は急変した。
締結寸前だった契約が白紙に戻りそうになり、駆け引きやら、パワーゲームやら、小切手の数字が、あちこちを行きつ、戻りつして、レオのため息が安堵の色に変わる頃、日付も変わった。
ごめん、ジニョン 僕が一番悪いね。
たびたび、約束の時間に遅れる君だけど・・・ 約束を破るより、守れない約束をする僕のほうが、もっと悪いね・・・・ 濡れた髪をタオルで拭きながら、君の心づくしの夕食の席に着く。
『いいわよー起きて待ってるわ』 そう言ってもらえるのは、とても嬉しいけれど・・・
僕は、これで十分だよ。 だって、この家に君がいる・・・
夜勤の君を想うより、確かに君がここにいるという事実だけで、僕は癒されるんだ。
軽くスコッチを一杯 君の寝顔の乾杯しよう。
そして、バスローブを脱いで、君の隣に横たわるとき、僕はただのシン・ドンヒョクに戻り、君だけの男になる。
そっと腕を伸ばして、君をこの胸に包み込むとき、僕も君に包まれているんだ。
君の瞼に、おやすみのキスをひとつ・・・ ジニョン・・・ いつもいつも待たせてばかりで、ごめんね・・・・ でも、必ず君のところの帰ってくるから・・・ 今夜も、待たせて、ごめんね・・・
(2008/12/24 Milky WayUP)
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