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D&J |
こちらは、ドンヒョク&ジニョンを中心としたお話の部屋です。
私なりに想像した二人のその後・・・というお話になります。
婚約時代から、結婚後、ファミリーのお話・・・とありますが、時系列がばらばらだったりして、読みにくい一面もあると思いますが、よろしければお付き合いくださいませ。
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No |
285 |
HIT数 |
2712 |
日付 |
2009/03/04 |
ハンドルネーム |
Library Staff |
タイトル |
恋愛借用書 |
本文 |
『 恋愛借用書 』
「と、いうわけだから、ジニョン」
「はっ??」 「これ」
ドンヒョクはジニョンの目の前に一枚の用紙を広げた。
『 借用書
貸主 シン・ドンヒョク
借主 ソ・ジニョン 』
「借用書???なに?これ??」
「ジニョンのものだよ。ほら、ここにジニョン自身のサインがある」 「いつ、どこで、私がこんなものに、サインしたっていうのよー。第一借用書ってなに??」
「ほら、二週間前の夜、この部屋のソファーで・・・」 「あ、あの時の・・」
ジニョンは、絶句した。
あれは、ベッドに行くのも待ちきれず、ドンヒョクの書斎で・・・ 思い出したジニョンの頬が真っ赤に染まった。
そういえばあの時、後ろからドンヒョクに抱かれ、デスクに押し付けられながら、「これに、サインして・・」と、ペンを持たされた。 激しい愛撫で、ジニョンの目も潤んで、何がなんだか、よく分からなかった
「サ・・・サイン・・・って・・・あっ・・・ドンヒョク・・・」
後ろから回されたドンヒョクの器用な指先で胸の頂を弄ばれて、ペンを持つジニョンの手も震えた。
「何度もランチやディナーをキャンセルしただろう。悪いと思ってるなら、ここにサインして・・」
耳朶を優しくかまれながら、深いベルベッドボイスでドンヒョクにそう囁かれると、ジニョンは朦朧としてしまい、指し示された場所に震える手でサインをした。
その後は、あまりに激しいひと時だったので、そのサインことは、よく覚えていなかったのだ。
「あの時の・・・・」 ジニョンは、きっとドンヒョクを睨みつけた。
「ジニョンが、自分でサインしたんだよ。」 ドンヒョクが平然と言い切った。
「自分でサインって・・・あの状況では、サインでもなんでも、せざるを得なかったでしょ」
ジニョンがそうなじってもドンヒョクはジニョンの目の前で、平気な顔で借用書をひらひらさせている。
「ドンヒョクssi、一体なんの借用書?私がドンヒョクssiに何を借りたっていうのよ」 ジニョンが、そう詰め寄ると・・・
「愛」 「はっ??」
思いもかけないドンヒョクの答えに、ジニョンは言葉を失った。
「あ、愛??」 「そう、ランチやディナーをキャンセルされて・・・僕はジニョンと一緒に過ごす時間を随分失った。だから、その分ジニョンは、僕に借りがあるんだよ。」
「それは・・仕事で・・・」 ドンヒョクは、もう一度借用書を指し示した。
「ほら、ここに書いてあるよ。いかなる理由も受けつけないって」 「ドンヒョクssiーーーー」
「そろそろ年度末だ。借りはきっちり返してもらわないとね。」 「きっちり返すって・・・どうやって?」
「こうやって・・・・」
妖しい笑みを浮かべると、ドンヒョクはジニョンの返事も待たず、そのままソファーに押し倒した。
「ドンヒョクssi!今日は大晦日なのよ。今から、いろいろと・・・」 ジニョンの抗議の声は、ドンヒョクの熱いキスの中に消えていった。
「だから、こうやって年を越そう。愛し合ってひとつになったまま・・・」 「ド、ドンヒョクssi?!?!」
「貸主、シン・ドンヒョクは、借主、ソ・ジニョンに年度末決済を要求する。支払いが滞った場合は、貸主による、借主の軟禁、拘束及び・・・」 「もう!ドンヒョクssi」
「それじゃ、お支払いを・・・奥様」 そんなドンヒョクの言葉に、ジニョンもとうとう観念した。
「どうやら、随分高額みたいだけど・・・どうか、お手柔らかに・・・優しく取り立ててね・・・・旦那様」
そう言うと、ジニョンは、自分から腕を伸ばしてドンヒョクの胸に包まれた。 今年も一年、ドンヒョクssiには、寂しい想いや、切ない想いを随分させてしまったのかもしれない。
だから、こうして・・・
ジニョンは、ドンヒョクのキスに甘く蕩けながら、そっと耳元で囁いた。
「今年も一年お世話になりました。来年もよろしくね。債権者、シン・ドンヒョクssi」
ドンヒョクも、ジニョンの髪を優しくかき上げながら、首筋に埋めた唇で、熱い吐息と共に返事をした。
「こちらこそ、来年も、再来年も、ずっとずっと・・・永遠に・・債務者ソ・ジニョン」
そう笑い合い、やがてひとつにとけあった二人を乗せて、ゆっくりとnew
yearが訪れた。
こんな世界中の愛し合う甘い恋人たちに・・・
A Happy new
year
今年もどうぞよろしくね・・・
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皆様、ここリビングにも年末年始創作をお届けさせてください。m(__)m
本当に今年は、ここリビングでは、たくさんたくさん遊びましたー♪ とっても、楽しかったです♡♡
お付き合いくださった皆様 ありがとうございましたー
レスを下さった方々・・遠路はるばるお越しくださった方々も(greenさんにカウント数を見てごらんーーって言われて、ああ、来てくださってているんだなって実感) 今年も一年ありがとうございました。m(__)m
作品一覧のお部屋でも、ここリビングでもまたは、どこか違う所でも・・・場所はどこでもいいです。こんな風に、創作をお届けして、読んでいただければ・・・
そして、皆様の心の端っこにでも、ちらっと触れることができれば、こんな嬉しいことはありません。
そんな感謝の気持ちをこめて・・
本年も大変お世話になりました。 来年もどうそよろしくお願いいたします。
(2008/12/31 Milky
WayUP)
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