| 容量 : 39M/100M |
| メンバー |
Total :732 |
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| 書き込み |
Total : 898 |
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| K＆R |
こちらは、ドンヒョクとジニョンの娘『かれん』と、その恋人『レウォン』のお話のお部屋です。
二人とも全くのオリジナルキャラクターですので、それでも、OK,OKとお思いの方は、どうぞお付き合いくださいませ。
尚、『レウォン」は、太王四神記で青龍の守り神を演じた「イ・フィリップ」ssiをイメージして創作しております。
かなーーり、個人的な趣味に走ったお部屋ですので、「まーこーゆーのも、ありよねーー」とお考えの方のみ、お入りいただけると嬉しいです。 |
| No |
32 |
HIT数 |
1415 |
| 日付 |
2009/03/08 |
ハンドルネーム |
Library Staff |
| タイトル |
September |
| 本文 |
『 September』
「旅に出よう」って、君が言ったから、あわてて飛び乗った君の古い車
ウインドウを全開にして走り出せば、流れ込んでくる夏の終わりの青草の匂い
ちょっと気の早い秋の風を追い抜いて、君がアクセルを踏み込んだ。
二人だけの気まぐれな旅の始まり
ハイウェイを疾走する君の横顔を、昇り始めた朝日が照らし出す
その緑の瞳の中を、走り去る切り取られた夏の断片
「ちょっと！！スピード出しすぎよ！！」なんて、私のクレームにも、少し眉を上げただけで
サングラス越しに、君のウインク
街を抜け、山を越し、谷を抜けて・・・
立ち寄ったドライブインのバーガーとポテトフライにさえ
ちょっと塩辛い夏の残照
やがて、ゆっくりと傾きかけた夏の夕日に誘われて、辿り着いた小さな街
君の思い出の場所・・・・
ハイスクール、グランド、可愛いらしいティールーム・・・
図書館にGameCenterに街路樹の向こうには小さなＰark
ここで、君はゆっくりと少年を脱ぎ捨てたのかしら
それとも・・・急いで？
なんて、ちらっと君の横顔を覗いてみるけれど・・・
そして、夕暮れの中に聳え立つ瀟洒なマンション
ふぅーん・・・ここに住んでいたの？
「高校生のくせに、こんなところで暮らしてたの？生意気ね」
「あの頃はね」って、笑う君の笑顔は屈託がない
でも
「高校生で、外国で、一人暮らしなんて寂しくなかった？」って、聞くと
「一人が好きだったんだ。誰も傷つけないですむから」って、シニカルに笑う君に、小さな秋の気配
きっと、君は誰よりも寂しがりや
だから、こんな旅に私を誘ったの？
あの頃の君にそっと寄り添うように、二人で街をそぞろ歩く
「あのね、こんど韓国に帰ったら、私の一番好きな場所を案内してあげる。」
「楽しみにしてるよ。」って、笑って、私たちは街を後にした。
Ｂye-Bye あの頃の君
少しは、寂しさが紛れたかな・・・・
小さなモーテルは、少しさびれてまるで、夏の忘れ物
古びたドアを開ければ、ここが私たちのSweetRoom
「なんだか、駆け落ちしてきたカップルみたいね」って、笑い合う私たちに、涼やかな夜風
その爽やかさに乗じて、こんな場所にちょっと詳しすぎる君への追求はなしにしてあげるわ
スプリングの軋む小さなベッドで、確かめ合う二人の愛の形
私たち、これから、何がどう変わろうと、繋いだこの手だけは、離さずに歩いていこうね
Kissの合間に、胸に誓う
若さと言う少し苦い痛みと共に・・・・
夜明けと共に、走り出す私たちの上で、空が少し高さを増した。
微かに変わった風の色の中で、もうすぐ再会する友人たちの顔を思い浮かべてみる。
この夏・・・
みんな、どう過ごしたのかしら
素敵な出会い、楽しい出来事、新しい恋？
それとも、哀しい別れや、寂しい夜があったのかもしれない
どんな夏でも・・・
さぁ、また新しいmonthの始まり
君と夏をこの肌に刻みこんで、また新しい季節を始めよう。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊
「September」をお届けさせてください
今日から9月ですねーーー
皆様、この夏はいかがでしたか？
ただただ、暑かったような・・・
特に意味のない創作ですが・・（爆）
百人一首風に解釈すれば、「特にこれといった夏ではなかったが、なにか夏の思い出のある方は、申し出て欲しいことよのう」(笑)
もう学校は卒業してしまいましたが、また元気に心の新学期をはじめましょー
（2008/09/01 Milky Way UP)
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開設サークル数： 1238
サークルオーナー： Library Staff |
サークルタイプ：
公開
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メンバー数：
732
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開設：2008.11.22 |
ランキング：51(8198)|
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