こんにちは！このスレはいよいよ来週の２５･２６･２７日開催のＢＳＪ・ＷＥＳＴのお誕生日企画

 

の「おまけ」=「じゅんぺいさんのお部屋」に連動する「リレー創作」です。

創作物がお嫌いな方はスルーしてください。



「ヨン妻物語番外編・Ａ型の彼女たち」京子編、最終回です。

今までつたない創作にお付き合い下さってありがとうございました。

読んでくださった方はもちろん、

レスつけてくださった方、ブロメでそっと応援してくださった方、

ＢＳＪヨロブン、ありがとうございました！

歌島さんにレポート送って三日後の朝、私はメゾンを出ることにした。
ソウルの夏の朝もどこからかセミの音が鳴り響く。
別れを言う理由が余りに恥ずかしくて、
メゾンを出てからみんなに一斉にメールをする事にした。
空港に向かうタクシーの中で携帯メールを打つ…


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おはよう。
・・・ごめんなさい。
私は日本に帰ります。

実は私、日本のマスコミにjoonのこと取材するよう依頼されてたんです。
取材といっても、その依頼はスキャンダルを含むスクープ性のあるものでした。

そして先日依頼主にレポートを送り終えました。

でも、誓っていいます。
私の大事なメゾンでのこと何一つ書きませんでした
joonがお掃除にうるさいことも
結構ダサい部屋着を好んで着ることも
そして、「あの女性のこと」も。

だけど、私…
想像したんです。

joonを売って自分をマスコミにアピールすれば…と
どうしようかと迷ったんです。

私はそのときからメゾンを出るべきだった。
たとえ一瞬でも迷ってしまった。
ひどい話です。

だけど、かつての先輩に
「目的をしっかり考えれば自然と答えは出るはずよ」
と言われて我に返ることができました。

私は私なりのBYJレポートを提出しました。
だけど卑劣なことをほんの少しでも考えた私が
このままメゾンに留まる事は当然許されません。

本当にごめんなさい。
みんなと暮らしたこの２ヶ月あまり
本当に楽しかった。

みさちゃんには少しヤキモチ妬かせちゃったけど
それも今はいい思い出です。

みさちゃん、お仕事しっかりね。 あんまりjoonを心配させないでよ。
いつだって彼はあなたしか見ていないんだから。

moonさん、みさちゃんを頼むね。
蝶々追いかけて、大事な野菜踏むの、気をつけてね。

別棟に行ったじゅんぺいちゃん、あんまり手伝えなくてごめんね。
子虎君によろしく。

そして…ヨンジュンさん、
私達の大事な友達を大切にしてくれてありがとう。
あなたの作った無農薬の野菜はとても美味しかった。
こんな去り方でごめんなさい。
ドラマの成功お祈りしています。

みんな、さようなら。
いつも健康でお幸せに…

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送信してからすぐに携帯の電源は切ってしまった。
みんなからの返信が怖くて・・
空港に着くまで涙がとまらなかった。

・・・バカ京子。

依頼通りの記事も書かず、安定した就職の道も、
楽しいメゾンの共同生活も、
結局どちらも手放しちゃった。

日本に帰ったら、一からやり直そう。
だけど・・だけど・・
私のバカあ～～～！！

泣き腫らした目で空港のカウンターでチケット購入しようと
クレジットカードを差し出したら、
カードを見たお姉さんが、ハッと顔を上げて私を見る。

（な、なんだ？まさかカード、アウトなの？）

と、たじろいだ私に

「チャムシマン　キダリセヨ」（少々お待ちください）
と言って奥に引っ込んじゃった！

（な、なんなのよ～・・）

そしたら、その奥からお姉さんの上司らしきおじさんが出てきて
「ヨギロ　オディジュセヨ」（こちらへどうぞ）
って、私をどこかに案内しようとする。

あ～きっとカードが使えなくなってたんだ・・どうしよ～
こわいよ～
おじさんの後にうなだれてついていくと
何か様子が違う・・ここってVIPのスペースだよね？

あれ？

おじさんが、コンコンとドアをノックして私だけを部屋にいれた。
恐る恐る部屋に入ると、目に入ったのは・・

「ヨ、ヨンジュンさん！みさちゃんも、moonさんも、じゅんぺいちゃんも～！！？？」

面食らった私に、みさちゃんが飛びついてきた。

「ばかばか～！！京子ちゃんのばか～！
　黙って行こうとしないでよ～
　ほんと心配したんだから～！うわ～～ん」

「だって、私みんなを心の中で裏切ったんだよ」

厳しい表情で私たちを見つめていた、joonが口を開いた。

「京子さんは、本当にボクを裏切った？
　事情はこの方々に聞きました。
　さっき、京子さんと入れ違いにいらしたんですよ」

「へ？この方々って？」

みんなの後方から、現れたのはなんと！
歌島さんと、里子先輩だった！

「歌島さん、里子先輩！？なんでここに？！」

歌島さんが、あきれた顔で、
「おまえさあ、レポートと一緒に手紙つけてただろ？
　私は私のやり方でいくとか、日本に帰っていちからやり直すから、とか～
　何か心配になって里子に連絡したんだよ～
　そしたら、こいつ【お前がどっかいっちまう。
　そしたら２度と連絡取れなくなるかも～】って
　大騒ぎするんだよ。それでここまで引っ張ってこられたってワケ。
　案の定メゾンについたら、お前が去ったって大騒ぎになってて・・」

里子先輩がもどかしそうに、歌島さんをさえぎった。

「ばか京子！歌島さんは最初からあんたが
　ヨンジュンさんを裏切る分けないってわかってたんだよ！
　あんたがこの窮地をどうやって乗り切るのか試してたの！
　ナニが大切かちゃんと見極めることができるかをね。
　そういうこともわからない人、雇えないでしょ！」

「え？雇うって・・・」

「就職試験は終わり！お前これからうちの韓国支社の記者として
　ヨンジュンさんの新ドラマ取材しろ！」

「ええ～～ほんとですか？！あ、ありがとうございます～！！」

「わ～～ん、よかった～～」と
moonさんと、じゅんぺいちゃんが駆け寄ってきて
みさちゃんと四人でうわ～～んとしばらくVIPルームは
大音響の４重奏となってしまった。

・・・・空港で日本にとんぼ返りする歌島さんと、先輩と別れ、
私たちはメゾンへの帰路についた。

メゾンに帰る車を運転するのは、なんとjoonだった。

助手席にはもちろん、みさちゃん。
みさちゃんは、ずっと泣いてる・・
そのみさちゃんを、優しく気にしながら
joonは手を伸ばして時々頭を撫でてあげてた。

moonさんとじゅんぺいちゃんと後ろの席でその度に
顔を見合わせて、
「く～～っ！！」ってやってたら
moonさんがそっと耳打ちしてきた。

「あのねえ、さっきの空港来る時のヨンジュンはん、
　京子ちゃんに見せたかったなあ・・
　歌島さんに事情聞いた途端
　私ら車に乗せはって・・
　カーチェイスさながらに運転しはるんやから・・
　みさちゃんがなんかいうても、
　【ケンチャナ!】
　ってだけ言いはって・・
　てきぱき空港の職員にあんた捕まえるよう手配もしはって・・
　うち、（目の前にいるのはシン・ドンヒョクか～～？！）って眩暈したわ～
　ええもん見せてもらったわ～～」

って、目をつむってmoonさんうっとりしる～～～

う～また自慢してる～～！見たかったなあ、ドンヒョクjoon・・

ってふくれてたら、信号待ちで止まってる間に
joonが後ろを向いて、私たちに
「今日はこの夏最初で最後の花火大会しようよ」って言って
パチッとウインクした！！！

ああ～～～！！げ・き・ち・ん～～～～～！！！


・・・え?
「そんなとこで沈没してないで
moonさんとバーンとドアの中に入った後どうなったか教えろ」って?

そうでした！あのドアの中は…

な、なんと京都会場三階の「じゅんぺいちゃんおまけ部屋」につながっていたのです！
女?いましたよ そこに…
誰かって?
それは行ったらわかるよ～

「だってあの意味深な会話はなんなのよ?」って?
それも行ったらわかるよ～

(イベント終わったらその<女>から報告あると思います
京都に行けない方は待っててね)

ついでに歌島さんに
(こんなラブレターみたいなレポート、
いらねえから 京都に送っといたぞ)
と勝手に送られた私の(BYJレポート)も三階に置いてます。↓これ！

「 いらねえ」と言われた位なので、大した代物ではないですが
良かったら、 見てやってくださいね～～

京都でメンバーもお待ちしてます
謎の女もお待ちしてます(笑）
ぜひお越しください＾＾
物語は京都へ・・・・

******************A Story continuance is in Kyoto***********************************

じゅんぺいちゃんの心意気に勢いでのって早二ヶ月余
創作文は初めての上に
コラボがくっついて悩みに悩んだ２ヶ月でしたが
学生の時の学園祭のような空気の中で
わくわく、どきどき楽しい日々でもありました。

大らかなでいつも元気なイメージだけど、
実はノミの心臓ですんごい繊細なじゅんぺいちゃん。

小柄でかよわそうなんだけど、姉御肌で冷静なmoondoropsさん。

大事に作り上げてきた「ヨン妻ワールド」を快く貸し出してくれた、みさ千代さん。

そして、コラボには絡まないけど、
「謎の女役」でみんなの相談役＆ムードメーカーになってくれた
〇〇〇〇〇〇〇さん（誰かは京都で確認してね）
と、いっぱい話しをしたこの２ヶ月、
私にとって忘れられない夏になりました。
ありがとう。

そして、ここの住人ならみんな知ってる物語「パイライト」より、
「里子」と「歌島」という大切なキャラクターを惜しげもなく
「お好きに使っていいよ～」と貸し出してくれた、
ウリオーナーsatovicさん、
私の呼びかけに応えて、忙しい中「里子」の着ぐるみ（笑）をまとって
「返信」までしてくださいました。
私の「宝物」になりました。
その深いお心遣いに心から感謝いたします。
ありがとうございました。
今日は準備で徹夜だとか・・プラネタリウムの成功お祈りしてます。


最後に私達の相談相手となってくださった、
関西スタッフの皆様、ありがとうございました。
これから準備はシルミドなのでしょうね。
オカンアート展のご成功、心よりお祈りしています。　joonee