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B.S.J.
B.S.J.(https://club.brokore.com/bsj)
会員にならなくても、どなたでも、愛と笑いのある書き込みなら大歓迎!「はじめまして」の挨拶はいりません。 ずっと前からいたような顔をして スッ!と参加しちゃってくださいね
サークルオーナー: satovic | サークルタイプ: 公開 | メンバー数: 5773 | 開設:2004.08.05 | ランキング:4(69306)| 訪問者:4660377/10221164
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四月の雪せつなさ大賞!
四月の雪せつなさ大賞!
No 24 HIT数 989
日付 2005/04/23 ハンドルネーム hitchkock
タイトル 最後の外出
本文 「スリップの跡がありませんから...」

警察官の言葉にインスはあぜんとした....

「残念ですが....海底に障害物があってひきあげることができません。
 重機の到着をまってもらえますか?」

暗い海面をみつめながらインスはうなづく気力もなかった....
あれから1年... ようやく決意した外出だったのに....
ほんの一瞬だったのに....!
車からはなれなければよかった...
2本の缶コーヒーを手に インスは呆然とたちつくした...

「一応...身元を確認して欲しいんですが.... 
 これが....助手席の女性がしていたものです。」

潜水服の男がインスの掌に光るものを落とした
インスがあげたハートのヘッドのペンダントだった.

なぜだ.... どうしてだ... ソヨン!

インスは天を仰いだ

それから... こちらが運転席の女性のものです。

インスは言葉の意味がわからなかった
ふたりだけの外出だったのに.......
ソヨンを助手席にのせたまま 海底に眠っているのは誰なのだ?!

インスの手にプラチナの指輪を渡そうとして 潜水服の男は小さくアッと声をあげた

インスの薬指には..... 同じデザインの指輪が 光っていた。






 
katti
hitchkockさま、ご職業は警視庁捜査一課警部補でしょうか。 2005/05/03 22:27
花散里
ぞわぞわっと背筋に冷たいものが走りました。女って怖い? 2005/04/25 18:23
ゆこまる
このサスペンス、面白いですね~、鈍い私はしばし考え込んでしまいました(笑) 2005/04/25 17:20
nirin
ミステリアス・・・まさしく女性の怨念か! 2005/04/24 20:50
 
 

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