容量 : 374M/400M |
メンバー |
Total :5773 |
Today : 0 |
書き込み |
Total : 12076 |
Today : 0 |
|
|
No |
25 |
HIT数 |
1201 |
日付 |
2005/04/23 |
ハンドルネーム |
美春 |
タイトル |
三陟(サムチョク)のある病院の看護婦のインタビュー証言 |
本文 |
『駆けつけられたご主人のお嘆きは、それはもう、見ていられないほどで、
大変なショックを受けているご様子でした。
それほど、奥様を愛してらしたんですね。
だから・・・ちょっと言いにくいんですけど、もうひとかた、一緒に事故にお合いになった
人がいることを知ったときに、あの方は、すぐには理解できなかったようで・・・
そりゃそうですよ、奥様の事故だけでも気が動転しておいでなのに、そのうえ、
知りたくも無かった、奥様の秘密をいやおうなしに知らされたのですから・・・
ほんと、皮肉な話です。
それでも、意識不明の奥様に付き添われ、一生懸命看病されてましたよ。
どういうお気持で、とお聞きですか、そりゃもう、他人がどうこういえる話じゃございません。
でも、面会時間を終え、モーテルにお帰りになる時に、少し飲みに行かれているようでしたよ。
そりゃ、飲まずにはいられませんって、
思いをぶつけられる知り合いも、この地方の田舎じゃ、いやしません。
お辛い気持ちをお一人で耐えておられる感じで、見ていて痛々しかったですね。
深夜勤務の帰り道、ちらっとみかけましたが、酔ったあの方が道端でしゃがんで吐いてました。
あまりにも可哀想な気がして、お声をかけようと、駆け寄ろうとしたんですが、
お側にどなたかいらっしゃることに気づいたんです。
ソヨンさんでした、え、そうです、事故に合われたもうひとかたの奥様です。
背中をさすっておいででした、そりゃもう、抱きかかえるように。
しばらくして、わかったんですが、インスさんはおいおい泣いてました、
ソヨンさんの胸に顔をうずめ、まるで子供のように・・・
事情を分かっているだけに・・お二人にしかわからない気持ちがあると思いまして、
私もそっとその場から離れましたよ。
帰り道、他人の私でも切なくてね、バカみたいですけどね、
もらい泣きしてしまいましたよ、ほんとに、やりきれませんね。』
------------------------------------------------------------
はじめての投稿です。
第三者の視点で書いてみました。
初めて書いたフィクションですが、こういうのもありでよかったでしょうか。
|
|
anmayu
|
|
私は、つい市原○子さんを想像して読んでしまいました!看護婦は見ていた~! |
2005/05/01 00:07 |
|
|
ayu4
|
|
ひざをポンとたたいて、座布団一枚!ついついこの女優さんは誰に演じていただきたいか...なーんて考えました。七変化のユジンママは? |
2005/04/29 05:15 |
|
|
suiko33
|
|
おいおい泣くインス・・・私ももらい泣きしてしまいました。せつない・・・・・ |
2005/04/24 21:52 |
|
|
ottokke
|
|
そう言う見方もあるんですね!面白いですね~、アングルが違うのって。 |
2005/04/24 08:52 |
|
|
|