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No |
3 |
HIT数 |
2242 |
日付 |
2005/04/22 |
ハンドルネーム |
minyeong |
タイトル |
ABOUT MOVIE |
本文 |
再び恋が来た。「8月のクリスマス」では、愛がやってくる時のわくわくする心を、「春の日は過ぎ行く」
では永遠に続きそうだった愛が変わっていく過程を描いたホ・ジノ監督が、再び、恋の時間を準備する。
今回は、絶対に恋など始まるわけのない絶望の時間にやってきてしまう恋である。 日常の中で、微妙
な感情の流れを繊細に表現するホ・ジノ監督。彼の3回目の恋の「4月の雪」は危なくて切ない。
「4月の雪」は配偶者の事故と裏切りを同時に経験し、人生のバランスを失ってしまう二人の男女の話
である。憤怒と当惑感に身を震わし、絶望で迷っているが、予測もできなかった愛が始まり、二人はそ
の愛のことでためらい、また苦しむ。
男と女は、夜明けのがらんとした手術室の廊下ではじめて出会う。連れ合いの交通事故のことを聞い
て駆け付けてきた二人は、お互いの配偶者が「不倫」の関係だったことを知ってしまう。最初はお互いを
警戒していた二人は、少しずつ、自分達が同じような悲しみを持っていることに気づいてい・・・
前作で「写真」と「音」を使って過去のある瞬間をとらえる職業を通して恋を語ったホ・ジノ監督は、「4月
の雪」では、ある「特別な状況」におかれた男女を通じて恋を語っていく。そのように、「4月の雪」 は以前
のホ・ジノ監督の映画と同じようで、また違う。結婚した人達の物語で、その特別な状況のせいで感情
の幅が大きくなり、そして、人物を眺めているカメラも当然変わるからである。
危うい恋に落ちる男女は、ペ・ヨンジュンとソン・イェジン。ぺヨンジュンは妻の事故を切っ掛
けで、彼女の不倫まで知ってしまう悲しい男、「インス」 。ホ・ジノ監督は、和やかさと強さという二つのイ
メージを同時に持っていることが、ペ・ヨンジュンの魅力だと語った。その魅力は、不幸な状況から生まれ
た、隠せない恋の感情を表現するにもとてもよく似合う姿になりそうだ。 多くのファンを魅了させた彼のや
さしい笑顔に、今回は妻に裏切られた寂しい男の悲しい顔が重なって、彼の新しい魅力を感じらせる。
ソン・イェジンは、夜明けのがらんとした手術室の廊下で泣いている悲しい女、「ソヨン」。 「永遠の片思
い(恋愛小説)」から「私の頭の中の消しゴム」まで、涙腺を刺激してきた彼女は、いろいろな色の愛を表
現することが楽しいと語る。 瞳を見るだけで涙を連想させるソン・イェジンは、ひしと抱きしめてあげたくな
る可憐さも備えている。限りなくきれいで、限りなく可憐な彼女。「4月の雪」を通じて、ソン・イェジンは今
までよりもっと成熟した女の姿になり、「メロ・クイーン」というタイトルに遜色のない女優として訪ねてくるは
ずだ。
ホ・ジノ監督は前作で、俳優達から、それまでは見られなかった実感の出る姿を引っ張り出して新しいキ
ャラクターを作ってきた。それは、多くの観客が彼のラブストーリーを注目するもっとも大きい理由でもある。
「8月のクリスマス」のハン・ソッキュ&シム・ウナ、「春の日は過ぎ行く」のユ・ジテ&イ・ヨンエのように、「4月
の雪」のペ・ヨンジュン&ソン・イェジンも時間が経った後にも忘れられない恋として記憶に残るはずだ。
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satovic
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これだけの翻訳を打ってくれたminyongさんどうもありがとう! |
2005/04/22 01:53 |
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