ENZOさんへ
おへんじ遅くなってすいませんでした。 私は、公式の頃から、オシャレでちょっと苦味のきいたユーモアと熱い心で、読むとスカッとするENZOさんのスレッドの大ファンでした。ですから、こういう形ででも、あなたと腹を割って話をさせていただけるのは、とても嬉しいことです。 2004年の8月、BSJ初の大阪のイベントで、私の真ん前の席に座られた真っ赤なスーツ姿のあなたを見て、かっこいいな、いつか直接、ゆっくりとお話ししてみたいな、と、ずっと思っていました。お久しぶりですね。
さて、今回のブロコリ存続問題のことで、ENZOさんが心を痛め、利用料金をおさめるように呼びかけていらっしゃるのは「この、ぬるくてステキな世界」という、ブログの記事で知りました。 私も、個人としてはENZOさんと同じ思いです。ずっとお世話になったブロコリが無くなってしまうのは寂しいと思っています。すでに料金も振り込んでいます。 しかしながら、サークルオーナーとしての私は、少しあなたと考え方が違います。
ENZOさんのおっしゃるように、利用料金が来年3月までの分を含むのであれば、2月までの存続を宣言したB.S.J.にも、IMXさんからの回覧板を提示して、会員のみなさんそれぞれがどう思うかの判断にまかせるべきだというのはごもっともです。 それをしなかったのは私のミスです。ですから、10月7日にIMXさんから各オーナーあてに協力依頼があった、「ブロコリ自治会紹介」のスレッドは、このスレッドと同時に建てますね。
しかしながら、私は、このサークルで、私の口から、利用料金を支払うようにと呼びかけるつもりは全くありません。と、いうよりも、私は、このB.S.J.でも公式でも、何かをしようと、呼びかけたことは一度もありません。
L.S.H.(李秀賢顕彰アジア奨学会)への寄付にしても、これこれこういう企画をやりますので、「よろしかったら御参加下さい。」と、言うだけで、「募金金額を達成しよう!」「みんなで寄付しよう!」というような言い方は一度もしたことがないつもりです。
ひとりひとりを大事にしたい だれも居心地悪い状態をつくりたくない、という願いを胸に、B.S.J.をやってきました
ブロコリに利用料を払いたい人もいるでしょうし 払いたくない人、IMXさんのやり方は違うんじゃないかと思っている人もいると思います。
だから、絶対に! 何かを強制したり、よびかけたりはしません。 意見の違う人達が、居心地の悪い思いをしないように、オーナーの私は中立であるべきと思っています。
掲示板では、他人に自分の意見を押し付けない。その意見と反対の人が罪悪感を感じるような雰囲気にさせない、ということのために最大限の注意を払ってきました。
だれも否定されない。
それがB.S.J.
だからこそ、みんながくつろいでくれた 私たちのB.S.J.はそんなところ
最後まで そんなところ
そう思っています。
ましてや、「10/31までの振り込み件数が2009年4月からの新体制、利用料金を決定する重要な鍵だからです。」と、ENZOさんがお書きになっているように、来年4月からの体制を占う性格のものであれば、すでにやめることを宣言したサークル運営者が、しのごの言うべきではないと、いうのが筋だと思います。 例えば、もう別れることが決まった夫から、将来のことをあれこれと指図されたら怒るでしょう?私はそういうことをしたくないんですよ。
それにENZOさん御自身が「いろいろな不都合に目をつぶっていることはよくわかっています。まるで契約書をよく読んでいない人にはんこを押せとせかしているようだなと思ったりします。」とおっしゃるように、今回の利用料金の性格があまりに獏としすぎていて、寄付なのか?カンパなのか?利用料金なのか?どういう性質のお金なのかがハッキリしない以上、私は、自分は払っても、他人様に払って下さいとはよう言いません。
私自身は、孫さんにお世話になったなあ、という思いがあるので、自分では、よくわけがわからないお金でも、今までありがとうございました、という意味で払いましたが、他人様に同じように思うようにせっつくことはできません。
お金を払う以上、そこにともなう権利と義務が明示されるべきですが、払っても払わなくてもいい。払う時に名前も書かなくてもいい。金額も自由でいいというのではわけがわかりません。そしてQ&Aでわかったのは「今後のコミュニティ運営に際し、課金システムを導入するにしても、有料化へ向けた機能を追加していくにしても、そもそも費用を掛けて開発をしたところで利用されるユーザがどれほどいらっしゃるのか、ブロコリのコミュニティはユーザに必要とされているのか、また弊社としても事業として運営していけるのかを検証する目的が第一にございました。(B-10への回答)」ということでした。
だとすれば、一時的なキャンペーンによって払う気になった人が5000人いたとしても、その人達が次回から継続的に支払うつもりがなければ、莫大な開発費をかけて新しいシステムを築くべきかどうか?の、参考にはならないのではないでしょうか? 払わない人がsilent majorityであるならば、それは企業としてのIMXさんが道を間違わないためにも、受け入れなければならないことのように思います。
もちろん、ENZOさんのおっしゃるように、公知不足によるものであれば、レスの中であなたが責めていらっしゃるように、私にもその責任の一端はあるかもしれませんね。ごめんなさい。
公式の頃からENZOさんは、とっても冷静で、筋の通ったことをいわはる方だと思って、尊敬していました。ですから、このスレッドと、そこにつけられた叫びのようなレスの熱さに少し驚きましたが、大切なブロコリを守りたいという熱い思いで、「書かずにいられなかった」と、おっしゃるお気持ちは、やはり私の大好きなENZOさんだなと思いました。また、ENZOさんのような魅力的な書き手の方がブログをもたれて、おもしろいことを書きだされたのは、魅力的なコンテンツがひとつふえて、ブロコリには何より強い援軍ですね。有言実行の人だな〜と感心していました。
ただ、各論については、誤解されていることも多いようですので、ひとつひとつお返事しますね。
まず、孫さんのスレッドと、それに対する私のスレッドの削除理由がいまひとつわからないということですよね。経緯をいいますと、孫さんのスレッドは、私が見て、お返事を書いている間に消えていました。私は見ていませんが、消える10分ほど前に孫さんが追加したコメントによれば、誰か、サークルとsatovicのことをいたく心配してくださる方が、孫さんにメールを送り、削除要請をしたようです。孫さんは、「言われてみれば、たしかにsatovicさんの言うように、ものにははじめがあって終わりがあるものですね。このスレッドは10分後に削除しますので、不愉快におもわれたらすいません お元気で」というようなコメントをつけられたそうですが、私は見れていません。
ま、どっちにしても.....私も困りましたよ。
だって、あなたのおっしゃるように「削除済みであってもかなりの方の目に触れています。」というのはそう私も思いましたよ。しかし、それ以前に、孫さんのスレッドは、ENZOさんのスレッドと同じ、「satovicさま」ではじまる 私信だと言うことに驚きました。
公開私信。なんでかな〜〜〜??? 私信であれば、ブロメでくれりゃいいのに、ややこしいなあ〜と、思いましたよ。しかも一年で一番忙しい時に!笑 でも、わざわざスレッドにしてあげるということは、孫さんは、それなりに、スレッドで訴えたい意味がおありだったのでしょう。どうしたものか...悩みますがな....。で、とりあえずこう考えました。孫さんは、公開で私信をくれた。ならば私も公開で私信としてお返しすべきだろう。削除したのは、削除要請に反応したためで、孫さんの本意ではなかったのだから、お返事をさしあげるべきだろう、と。
で、書きましたがな。おへんじ 、を。 そしたら、孫さんからレスがつきました。 「削除した書き込みに対してお返事いただき、ありがとうございました。」で、はじまっていましたので、削除したものは、もうソッとしておいて欲しいということかしらん?と思いましたし、B.S.J.にきた方々も、元の孫さんの手紙がないのに、それに対する返事だけ掲載してあっても、混乱しますよね? 他人の手紙を勝手に復活させるわけにはいかないし...。でも、このままだと、私の「おへんじ」から想像して、元の手紙の文言を想像したり、誤解されたりすると、なおさらややこしくなりますので、鶏がないなら卵もナシ!ということにさせていただき、消しました。
以上のような経緯ですので、ENZOさんがお書きになった、 「どちらのスレも削除しなくてはいけなかった理由がいまひとつわかりません。削除要請は過干渉であるし、削除要請に応えたのは過敏であったと私は考えます。」 という質問は、すいませんが、私じゃなくて、孫社長に聞いてくださいね〜。
えーと...次の質問はコレですね。 「メンバーが支払う1200円の支払いにより、satovic様は精神的圧迫があるということでしょうか。」
ありますよ。
「対価に見合うケアやサービス」satovicさんが受け取るわけでもない利用料に対してなぜあなたが責を負うのでしょう。」
もしB.S.J.があるからブロコリに行くという人が一人でもいるとしたら、 そのために1200円出している方の期待に私は応えたいですね〜。 芸人体質なもので。笑
責はおいませんよ。私がお金もらうわけではないんですから。 もちろん、有料化になったあとも、いままでみたいに、メンバーさん達に甘えて、おまかせにさせてもらっても、もちろんいいんです。道義的には。 でも、それでは嫌なんです。ボスには及びませんが、そういうへんな完璧主義、それが私の個性ですからしょうがない。
「この部分が他サークルオーナーの判断に影響を与えるということをお考えになったことはあるでしょうか。」
ありませんね。 第一このメールは、「孫さんから私への私信」に御答えした「私信」なんですよ。 孫さんもsohnのHNではなく、孫と本名で書かれていましたから、私も本名でおこたえました。 そのモードで御答えしているんだからね。ということで本名さらしました。 そして、私信であっても、公開で聞かれたから、公開で御答えしたまでで、 私は、私のサークルのことに関して聞かれているので、私のサークル運営の方法について御答えしたまでです。運営方法や考え方が色とりどりに違う他のサークルへの影響を、なぜ私が考えなければならないのでしょうか?それは各サイトのオーナーさんに失礼なお話です。
それぞれ違った1400のサークルのオーナーさん達が、みんな自分のサイトを大切に思われているわけで、みなさんそれぞれに自分のサイトを愛して真剣に考えていらっしゃるわけですから、大きいところがこうだからと言って、それにただ追随するようなことはなさらないと思います。
第一、みんな条件が違いますでしょ? たとえば、ENZOさんのサークルは会員制ですから、フルオープンのB.S.J.とは全く違いますよね。趣味のあう、決まった方々を御相手になさっているわけですから、B.S.J.とはオーナーの仕事も少し違いますでしょ?
B.S.J.はフルオープンで、とおりがかりの嵐さんでさえも書き込めるんです。その逆に、いろんな人が通りがかりに、ヨッコラショって腰をおろしていくところなんです。ですから、仲間内だけではなくて、誰がきても、居心地がいいようにしておくのが私のオーナーとしての勤めだと思っています。 いろんなケースを想定して、サイトが荒れたり、だれかが責められたりすることがないように、もしも傷つく人がありそうであれば、スタッフでなくてもメンバーの誰かがサッとフォローしてくれたりして。 そういう「あ・うん」の呼吸で、あたたかく、気持ちのいい場所になってきたんだと思います。
でも、そのためにはスピードやタイミングが大切ですから、たとえ一年に一度の一番重要な学会総会の前日に、打ち合わせ資料の締め切りが間に合わず、宿題かかえて8月31日夕方の小学生みたいな切羽詰まった状態で新幹線をおりた途端に、「satoさーん!掲示板にENZOさんから公開質問状があがっています〜〜!」という電話をもらうこともあるわけで。アタフタしながらネットが使える喫茶店を探してとりあえずお返事だけでもしておこう、なんて思ったら、日曜まで待てない!なんておこられちゃうし〜! ましてや、今回は嵐じゃなくて私が大好きなENZOさんだし、BSJのメンバーさんだし、熱い愛情で憤っていらっしゃるのはわかるし...もう、気になっちゃって気になっちゃって...この秋はじめて食欲おちましたよ...。笑 おまたせして申し訳なかったですが、私も、すごく辛かったですよ。 まあ、それは私自身の問題ですけれども、こういう状態でB.S.J.のオーナーをやっていくことはもう出来ないな、と思うわけです。これは、satovicというオーナーとB.S.J.というオープンサイトにおける問題であって、有料になったら、もっと完璧にしなくちゃいけないと思ってしまう私の個人的な性格によるものですよ。それを「私信」の中で書くのに、個性が違う他のサイトのオーナーさんのことまで気にしなければならない理由はないと思います。
次は....著作権のことでしたね。
sato wrote >たとえば有料化された時には、うちのサークルに掲載されている翻訳や写真などの著作権の問題なども、今までとは別のことが派生してくることでしょう。
ENZO wrote →私も同じくサークルオーナーであります。有料化すなわちサークル利用料をIMXに支払うことにより、無料時代と違ってどのような問題が発生するのが具体的に教えていただければありがたいです。 管理が大変になると誤解し、閉鎖または引っ越ししようとするサークルが出てくるのではないでしょうか。
起こりうるかもしれないトラブルから会員さん達を守るというのもサイトを管理するオーナーの仕事だと思いますので、私は、自分なりに調べて、B.S.J.の特性から起こりうる問題をシュミレーションしてみました。危惧する点がありましたので上のように書きましたが、それはあくまでうちのサイトのことです。それを一般化して書き連ねると、かえって不安を煽るでしょうし、IMXさんが下記のように、何の心配もないから安心して下さいと言われているのですから、それを信じればよろしいのではないでしょうか?
**ブロコリ自治会 Q&A の A-06より********************************** 上記から、ブロコリコミュニティの有料化によって、著作権、肖像権に関する問題が大きく発生する可能性はほぼないということがご理解いただけると存じます。 引き続き、安心してブロコリでお楽しみください。 *******************************************************************
で、最後は...この部分でしたね。 >私には6000人の会員の方に対する責任があります。その方々が、利用料を払うか払わないかの決断をなさる前に、サークルを存続させないことを通知しておくことがフェアだと思いましたので、このようなタイミングにさせていただきましたことをお許し下さい。
ENZO wrote →ここが本当にわからない部分です。satovic様がサークルを解散させることと、九月から来年三月までのサークル利用料の支払いの決断がどうつながるのでしょうか。決断する前に知らせることが誰に対してどうフェアなんでしょうか。satovic様は利用料の支払いが伸びなければブロコリの存続が危ぶまれることはご存じですよね?6000人が利用料を支払うよりは払わない選択のほうが望ましいとお考えなのですか?
たとえば、来年4月から入居の新しいマンションを買うために手付金を払うとします。そしてモデルルームを買ったので、家具や絨毯もついてくると思ったら、いざ入居してみたら、それらはついていなかった。ってなことがあったとします。ガッカリしますよね?どうして契約の時に言ってくれなかったんだ?手付金を払い込む前に知る権利がある。と思いませんか?私ならそう思います。
ブロコリを存続させるため、というゴールからお考えになると、なぜこのタイミングなのだ、と言われるかもしれませんが、私にはメンバーさん達の心の自由が優先です。 B.S.J.なんかなくても他のサイトがあるかブロコリに来るわ、という人もいるでしょうし、B.S.J.しか行かないから、なくなるんなら払う意味がない、とお考えの方もいるでしょう。 ですから、決断をなさる前に情報開示をしておくということ、インフォームド・コンセントをきちんと行うことがフェアだと私は考えます。それが9月から3月までの利用料ならば3月からは使う予定がないからいくら...という具合に決断なさる方もいるかもしれませんしね。
また、この去り方で礼を尽くしたと言えるかどうか? この去り方では、井戸をきっちり埋めて去るのと同じではないか?
とのことですが、もし、私が今日閉鎖を宣言して、明日いきなり閉じるのであれば、サイトにおいでくださる皆さんにも、IMXさんにも礼を欠いた行為かもしれません。 また、他所へ引っ越すなど、IMXさんの商売敵をもりあげるようなことがあれば、それも礼を欠いたことになるでしょう。しかし4ケ月の移行期間をもうけ、その間に、新しい集まり場所を作るのであれば(もちろんブロコリの中に作ってもいいわけですから)、どんどん宣伝してください、と言っています。IMXさんは大家さんとして感謝しています。ゆるやかで愛にあふれた場所を作ってくださいました。。
しかし、IMXさんは企業です。孫社長は、たしかに、ENZOさんのおっしゃるように、味わい深く弱気なところがあるように見えますが、立派な実業家です。 「おへんじ」にも書いたように、まだブロードバンドもなかった時代の日本で、たったひとりでデイパックを背中に韓ドラの荒野を切り開いた人です。 この困難も、きっと切り抜けていかれることと思います。
話は変わりますが、今、ブロコリNewsのところに、三谷幸喜さんが「笑いの大学」を韓国で上演することになったことについてのインタビューが載っていましたね。 昨日、久々にブロコリにアクセスして、お?!と思った私は、思わずクリックしちゃいました。いつもは、ヨンジュンさん以外のタレントさんに興味がないので、読みたい記事もないのですが、今回は、日本の演劇人が韓国にどう切り込むつもりなのか?とても興味があり、クリックしました。 ブロコリに集まる人達はみんな多かれ少なかれ、韓国のことを知りたい、日本と韓国の関係がよくなったらいい、と思っていると思います。ですから、スターの動向だけに集中した韓国芸能界のマニアックな情報だけではなく、こういう、少し広い視野にたったニュースもあれば、ポータルサイトとして、魅力的なのになあ...と思いました。
いままでのブロコリと、どう変わっていく「芽」が、あるのか?それを示してもらえたら「その夢に賭けたい!」と思って払う人も増えるのではないかと思いました。それを示すのは孫さんのお仕事であり、会員のみなさんに、直接利用料の支払いをよびかけるのは、私ではなくIMXさんのお仕事だと思っています。私がたとえサイトをやめなくても、それは同じだと思います。
長いスレをお読みくださいましてありがとうございました。 個人としては、ブロコリの存続を願って、ENZOさんの益々のご活躍を読ませていただけることを祈っています。
どうぞお元気で
ありがとうございました。
Love forever satovic
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