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*JOONといっしょ*
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図書室
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No 113 HIT数 97
日付 2007/02/28 ハンドルネーム ぷうすけ
タイトル 【創作】インスとソヨンの恋(学生編) ③
本文 カジョク ヨロブン アンニョンハセヨ~!
(家族の皆さん、こんにちは~!)

大変、お待たせして、すみませんでした。

やっと、創作3話が書けましたので、UPしますね。



***********************************************


~数日後の昼休み~

お弁当を食べ終わったソヨンは、セナに話しかけた。

「ねぇ、セナ。インスさんの元彼女って、

 どんな人かなぁ・・・?」

「ソヨン、そんなこと気にして、どうするの?」

「別に。。。ちょっと、気になっただけよ。」

「いい、ソヨン。インスさんは、もう昔の彼女とは

 きっぱりと別れてるんだから、何も気にすることないの。

 ソヨンは、もっと自分に自信を持たなくちゃ。」

「そうね。セナ、ありがとう。」

 

~数日後の夜~

ソヨンの家の電話が鳴った。

「もしもし。」

「もしもし、キム・インスと申します。

 ソヨンさんは、いらっしゃいますか?」

「ええ、ちょっとお待ちくださいね。」

ソヨンの母は、保留ボタンを押すと、

「ソヨン、電話よ。キム・インスって人からよ。

 知り合いなの?」

リビングのソファーでテレビを見ていたソヨンは、

母に呼ばれて、電話の子機をとると、

自分の部屋に行き、ベッドに腰掛けてから電話に出た。

「もしもし、ソヨンです。」

「もしもし、こんばんは。インスです。

 この間は、先に抜けちゃってごめんね。

 この間のお詫びをしたいんだけど、

 今度の土曜日、空いてるかな?」

「ええ、土曜日なら、空いてますけど。。。」

「そう、よかった。どこで待ち合わせようか?

 どこがいいかな?」

「セナとジニさんの家、知ってますか?」

「ああ。ジニの家ならわかるよ。」

「私の家と近いんです。ジニさんの家の近くの

 コンビニの駐車場とかどうですか?」

「そうだね。そこにしようか。

 時間は10時でいいかな?」

「はい。」

「あっ。それから、なるべくGパンかズボンを

 はいてきてくれるかな。」

「じゃあ、Gパンをはいていきますね。」

「そうしてくれると、ありがたいな。

 よろしくね。じゃあ、土曜日に。。。

 おやすみ。」

「はい、おやすみなさい。」

ソヨンは、電話を切ると、子機を持ったまま、

ベッドにあお向けに寝転んだ。

初デート。。。って思っただけで、

胸がドキドキして、頬が赤く染まった。

どうしよう。。。

ソヨンは、熊のぬいぐるみを抱きしめて

部屋の天井を見つめた。

しばらくして、気持ちが少し落ち着くと、

ソヨンは、リビングに電話の子機を戻しに行った。

「ソヨン、インスさんって、どういう人なの。」

「お母さん、あのね。。。セナのお兄さんのお友達なの。」

「そう。じゃあ、大学生なのね。」

「うん、そうなの。」

「ソヨン、お付き合いしてるの?」

「違うわ。ただの知り合いよ。」

「あら、そうなの。」


~土曜日~

ソヨンは、目覚まし時計が鳴る前に目が覚めた。

朝食を食べた後、ソヨンは、

待ち合わせの時間まで、

時間がたっぷりあるので、

シャワーを浴びて、

ゆっくり身支度をした。

そして、インスとの約束の時間より

少し早めに着くように、家を出た。

コンビニの駐車場に着くと

腕時計を見た。

まだ、10時15分前だった。

待つ時間は、とても長く感じられた。

時々、腕時計を覗いては、

ため息が出そうになった。

約束の時間が近づくにつれて、

ドキドキしてきた。

約束の時間の10時、5分前になった。

一台のバイクが、コンビニの駐車場に入ってきた。

その男は、駐車場の片隅にバイクを止め、

バイクから降りると、

フルフェイスのヘルメットをとった。

インスだった。

インスに気づいたソヨンは、

インスのところに行った。

「こんにちは。」

「こんにちは。ソヨンちゃん、待たせちゃったみたいだね。

 待たせて、ごめんね。」

「いいえ、そんなに待ってませんから。

 気にしないでくださいね。

 バイクかっこいいですね。」

「ありがとう。今日は、これからバイクで出かけようと

 思ってるんだけど、大丈夫かな。

 これかぶってみて。」

インスは、ソヨンに少し小さめのヘルメットを渡した。

ソヨンがヘルメットをかぶると、

インスは自分も、ヘルメットをかぶり、

バイクにまたがった。

エンジンをかけると、

「後ろに乗って。」

と、ソヨンに言った。

ソヨンは恐る恐る、バイクにまたがった。

「ここを持って。」

と、インスはソヨンの片手を自分のおなかに持ってくる。

ソヨンは、もう片方の手も、インスのおなかに回した。

「ソヨンちゃん、片方の手は、シートの後ろをつかんでみて。」

「こうですか?」

「そうだね。それでいいよ。そのほうが体が安定して、

 怖くないから、しっかりつかまっていてね。」

「はい。これから、どこに行くんですか?」

「僕のお気に入りの場所だよ。

 着くまでのお楽しみだよ。

 もし、途中で疲れたら言ってね。

 休憩するから。」

「はい、わかりました。」

インスは、アクセルをふかすと、

バイクを発進させた。

ソヨンは、少し緊張しながら、

インスのおなかに回した手を離さないように、

しがみついていた。

ソヨンはだんだん、景色を見る余裕が出てきた。

見慣れたソウルの街が、新鮮に見えた。

秋の風を感じながら、流れていく景色を見る。

バイクの振動にも慣れてきた。

どれくらい走ったのだろうか、

インスはバイクのスピードを落とし、

ゆっくりと、路肩に止めた。

「ソヨンちゃん、着いたよ。降りて。」

「はい。」

ソヨンがバイクから降りると、

インスも降りて、ヘルメットをとった。

ソヨンもヘルメットをとった。

目の前には、海が広がっていた。

「ソヨンちゃん、疲れてない?

 ちょっと、海岸を歩こうか?」

「はい、大丈夫です。」

「そうだ。ちょっと、ここで待っていて。

 すぐに戻るから。」

「はい。」

インスは、小走りに自販機のところに行くと、

コインを入れて、缶ジュースを2本買った。

「お待たせ。はい、これ。」

インスは、缶ジュースをソヨンに差し出した。

「ありがとうございます。」

二人は、缶ジュースを、飲みながら、

浜辺を歩いた。

ここの近くに、仁川国際空港があり、

時々、飛行機が飛んで行くのが見えた。

潮風が、頬を撫でていく。

夏の海と違って、秋の海は人影も、

まばらで静かだった。

打ち寄せる波の音が、耳に心地よい。

「時々、バイクを飛ばして、

 一人でここに来るんだ。

 雄大な海を眺めていると、

 自分の悩みが、ちっぽけに思えてくるよ。

 潮風と波が、悩みを消し去ってくれる。

 水平線の向こうに、明るい未来が待っているように

 思えて、元気が出るんだ。」

「海を見ていると、心が洗われるようで、

 落ち着きますね。

 海には、夏しか来たことがなかったけれど、

 秋の海も、素敵ですね。」

「おなかすいたでしょ。

 この近くにチャイナタウンがあるから、

 おいしいものを食べに行こうか。」

「はい、中華のご飯いいですね。」

二人は、バイクでチャイナタウンに向かうことにした。

インスとソヨンは、中華のランチでおなかを満たした。

そのあと、ランチを食べたお店の前に、

バイクを置かせてもらい、

二人は、チャイナタウンのお店を見てまわった。

雑貨屋さんで、パンダのぬいぐるみを

見つけたインスは、ソヨンにプレゼントした。

「これ、今日の記念に。」

「わぁ、かわいい~。ありがとうございます。」

ソヨンは、小さめのパンダのぬいぐるみを

バックにしまった。

「そろそろ、帰ろうか?」

「はい、そうしましょう。」

二人は、バイクで、ソウルに戻ることにした。

帰り道、ソヨンはインスの体につかまりながら、

男の人の背中って、広いなぁと思った。

ソヨンは、インスの背中に安心感を覚えた。

漢江に架かる橋を渡ると、見慣れたソウルの街の中を、

バイクが駆け抜けていく。

しばらくすると、朝待ち合わせたコンビニに着いた。

「ここでいいかなぁ?」

「はい、今日はありがとうございました。」

 とっても楽しかったです。」

「僕も、楽しかったよ。

 いつもは、一人で出かけることが多いからね。

 じゃあ、またね。」

「さようなら。」

ソヨンは、インスがバイクで去るのを見送ってから、

家に帰った。



ソヨンは、家に帰ると、自分の部屋のベッドに、

寝転んだ。

はっと、思い出したように、起き上がると、

バッグから、インスがプレゼントしてくれた

パンダのぬいぐるみを取り出して、眺めた。

小さなのパンダのぬいぐるみは、

とっても愛嬌があって、かわいかった。

ソヨンは、ぬいぐるみを見つめながら、

インスと過ごした一日を、思い出した。

そうしてると、また胸がドキドキしてきた。

ソヨンの恋が、静かに始まった。


                       ~つづく~


*今回も長くなってしまいましたが、

   最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

 
ぷうすけ
バイクに乗ったインス、超かっこいいでしょうね。auのCMみたいに。。。バイクに乗せてもらったのは遠い昔で、思い出しながら書いてみました^^。 2007/05/27 12:40
ぷうすけ
Qちゃん、読んでくれて、ありがとう~!初デートは、みんなドキドキしちゃうね。私、パンダ大好きなの。癒し系だよね。中華街でのお土産、何が良いのか悩んだけど、高校生のソヨンには、ぬいぐるみがいいかなって。 2007/05/27 12:37
naturalQ
バイクの彼はauの彼を想い描いてよみました。う~ん カッコいい!!バイクの後ろの乗り方,片手は後ろなのね!ぷうすけサン,経験あるんだ~。私はバイク乗ったことないなぁ。ヘルメット渡されて乗ってみた~い♡ 2007/05/26 21:13
naturalQ
ぷうすけサン,こんばんは!超カメさんですぅm(__)m 読みながらソヨンといっしょにdokidokiしたよお~☆ ぬいぐるみキュッとする気持ちもわかるなぁ。Joonベアを想像しちゃった。 2007/05/26 21:10
ぷうすけ
もう明日から四月~。カレンダーも作ってないし、創作も途中までしか考えてない~。全然ダメダメなのですぅ。でも、頑張るよぉ~。ありがとう~♪ 2007/03/31 17:31
ぷうすけ
kimちゃん、覗いてくれてありがとう~!続きを書かなくちゃと思いつつ、フォトの加工して遊んじゃったり、そうこうしているうちに春休みに突入しちゃって、バタバタしていてなかなか書けましぇ~ん。(>_<) 2007/03/31 17:29
Kimyongjoon
私も創作の才能が欲しいわ。何の才能もセンスも無いんだもん^^ これからも、頑張ってね! 2007/03/31 09:16
Kimyongjoon
久しぶりに図書室を覗きました。ミアネヨ!毎回読めなくて。。。。頑張っているのね。私何て、PCに振り回される日々です。古い方は3度目の初期化をしなくちゃいけないし、newは覚えるのが大変で^^ 2007/03/31 09:14
ぷうすけ
お土産にインスが買ってくれたパンダを見るたびに、インスのことを想う。。。またインスと、会いたいよね。次回はどうしようかな。がんばって考えま~す^^。 2007/03/05 08:20
ぷうすけ
かんみんちゃん、読んでくれてありがとう~!遠い昔、初デートでドキドキしたことを思い出しながら書いてみました。みんなの初デートはどんな感じだったのかな?ソヨンの恋は、まだ始まったばかり。。。 2007/03/05 08:18
かんみん
これからどう発展するのかな~。逢ってもまたすぐにでもインスに逢いたい♡私もソヨンになって、次インスに逢えるのを楽しみに待ってるわね~!!ありがとう~! 2007/03/04 15:49
かんみん
ハァ~ぷうすけちゃん、またもや私はソヨンになってドキドキしながら幸せ気分いっぱい味わっちゃいました~(//∇//)ついに初デート!ソヨンのドキドキがリアルに伝わってきたわ~。 2007/03/04 15:46
 
 

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