-朝-
ジョンとナヨンは、パパとママの寝室に入ってきた。
「パパ、おはようございます。」
といって、joonのお腹の上へダイビング。
joonは、突然の奇襲攻撃にノックアウト状態です。
「うーっ、痛い。パパは、まだ寝ていたのに・・・。ジョン、ナヨンおはよう。」
ジョンとナヨンは、パパの頬めがけてキス攻撃です。我先にとパパを独占できるようにがんばっている。いいライバルである。
レイは、その光景を見て、joonって本当に誰でも惹きつけちゃう。ママを差し置いてパパよと世間じゃママでしょう。ママが1番でしょう。と思っていた。
joonは、まどろむ時間もなく起こされてジョンとナヨンを抱きしめてひざの上に座らせる。
「ジョン、ナヨン。歯は、磨いたの?顔は、洗っの?」
「もちろんよ。パパ。パパにお願いがあって早起きしたの。ジョンからお願いして。」
「どうしたんだい。ジョン?]
「あのね。パパ。 ライシュウのドヨウビ幼稚園に来てほしいんだ。みんなのパパもくるんだよ。」
口数の少ないジョンが目で訴えている。絶対来てねと。
joonは、いつもレイにもジョンやナヨンにも淋しい思いをかけて申し訳ないと思っていた。
「今日、会社に行ったら頼んでみるね。ジョンもナヨンもパパがお休み取れるように祈るんだよ。」
「パパ、おまじないのように毎日何回もお願いします。ジョンもお願いするよね。」
ジョンは大きく頷き、うんうんと何回も頷いていた。
「レイ、今日、ヤン室長に頼んでみるよ。」
とjoonはレイに話した。そして、レイは、joonの言葉を聞いて作戦を決行すると決めた。
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