「ヨンジュンssi、スケジュールは、埋っています。撮影日を変えてもらうようになるとたくさんの人に迷惑がかかります。」
「ヤン室長、確か来週の土曜日は、打ち合わせのはずですが違いましたか?」
ヤン室長は、あわててスケジュール表を確認した。joonの顔がほころんでいた。
「ヨンジュンssi、打ち合わせが入っています。」
「それでは、打ち合わせは、午後に変更しましょう。各関係者にかかる迷惑が最小限ですみます。」
joonは、第一関門突破と嬉しくなり、どんどんヤン室長に交渉しはじめた。
「では、行き帰りの警備ですが、プライベートのことですし、今でも事務所へ来るときは一人できます。何も問題はないと思いますが、どうですか?」
「それはそうですが、事務所に来るのとは、状況が違うと思います。」
「ペ・ヨンジュンだとわからなければ、世間が気づかなければよいということですね。」
「結果的には 、そういうことですが、難しいことです。」
joonはニヤッとした。やる気満々である。
「それでは、1、もクリアです。2、も気がつかなければOKということですね。3、はレイが何とかやってくれるでしょう。4、は僕のスケジュールを漏らさないことと僕だとわからなければこれもOKだと思うのですが、室長どうですか?」
「ヨンジュンssiどうしても行きたいのですね。」
「当たり前です。初めての参観日ですよ。ヤン室長だってご自分のお子さんの参観日にはいったでしょう。」
「それは、そうですけど・・・」
ヤン室長は、頭を抱えはじめた。いろいろな心配が堂々巡りし始めた。
joonは、室長の許可をとったので、次の作戦をたて始めた。
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