ブロコリ サイトマップ | ご利用ガイド | 会員登録 | メルマガ登録 | 有料会員のご案内 | ログイン
トップ ニュース コンテンツ ショッピング サークル ブログ マイページ
*JOONといっしょ*
*JOONといっしょ*(https://club.brokore.com/0404)
    *★☆★ペ・ヨンジュンさんをはじめ、いろんな話題で井戸端会議しちゃいましょう。楽しい仲間が、待っています。★☆★
サークルオーナー: ★joon | サークルタイプ: メンバー制 | メンバー数: 629 | 開設:2005.05.16 | ランキング:22(14749)| 訪問者:2600389/2946211
開設サークル数: 1238
[お知らせ] 更新のお知らせ
容量 : 88M/100M
メンバー Total :629
Today : 0
書き込み Total : 8609
Today : 0
図書室
創作文、感想文、本の紹介等は、こちらにどうぞ。
No 147 HIT数 182
日付 2007/12/19 ハンドルネーム ぷうすけ
タイトル 【創作】タムドクの恋~現代版~ ⑤
本文

酒屋の女将のパソンが、開店準備中の

居酒屋『玄武』に配達にやってきた。

パソンは居酒屋『玄武』の裏口のドアを開けると

「こんにちは。まいど~。注文の品を持ってきたよ。」

店の奥からスジニが顔を出して

「パソンオンニ、ありがとう。そのへんに置いといて。」

「あいよ、このへんに置いとくよ。
 スジニ、こんなものをもらったんだけど、
 行ってみるかい?」

「えっ、オンニ何もらったの?
 見せて、見せて。。。」

スジニは、パソンが差し出したチケットを覗き込んだ。

「ヨガ無料体験チケットねぇ。
 オンニ、ヨガって体に良さそうだね。
 タダなら、行ってみようよ。」

「スジニが、行きたいなら行ってみようかね。」

「うん、うん。いつ行こうか?」

「明日の午後は、どうだい?2時からのクラスとか?」

「オンニ、明日の2時からのクラスでもいいよ。
 お店の開店までに戻ればいいからさ。」

「じゃあ、決まりだね。明日の1時過ぎに迎えにくるよ。」

「うん、わかった。オンニありがとう。
 明日が楽しみだなぁ。」



~翌日~

スジニとパソンは、スポーツクラブの受付で

ヨガの無料体験チケットを見せて、

ロッカールームの鍵をもらった。

2人は、ロッカールームで、トレーニングウエアに着替えた。

着替え終わるとフェイスタオルを持って、

トレーニングスタジオに向かった。

スタジオに入ると、スタジオのすみに置いてある

薄いヨガマットを敷いて、その上に座って、

ヨガの先生が来るのを待った。

少しして、ヨガインストラクターのキハが

スタジオに入ってきた。

キハは、生徒達の顔を一通り見渡して

「はい、それではレッスンを始めます。
 初めての方がいらっしゃるようですが
 無理をせずに、できる範囲でついてきてくださいね。」

と言った。

スローテンポの曲が流れる中で、

1時間のヨガレッスンを終えたスジニとパソンは

心地よい汗をかいた。

2人は、シャワールームで、汗を流した後に

ロッカールームで着替えた。

「ねえ、オンニ。ヨガの先生なんだけどさ、
 どこかで逢ったことがあるような気がするんだけど。。。」

「そうかい?商店街じゃ、見かけない顔だけどね。。。
 スジニの店のお客さんかい?」

「お客さんじゃないと思うんだ。
 でも、昔どこかで逢ったことがあるような気がするんだ。
 でもさぁ、もし知り合いだったら、
 ヨガの先生も気づくはずだよね。
 そうしたら、話しかけてくるよね。
 やっぱり、気のせいかなぁ。。。」

「そうだねぇ。よくわからないけどさ、
 縁があったら、またどこかで出会うはずだよ。
 話は変わるけど、スジニ何かいいことがあったのかい?」

「えっ。オンニ、するどいなぁ。ばれてたか。。。
 うちの常連のタムドクさんがね、
 この間お連れさんと飲みに来てくれたんだ。
 そのお連れさんは、うちの店は二回目なんだけどさ、
 見るからに高級そうなものを身につけていて、
 パリッとしていて、爽やかでかっこよかったんだ。
 うちの店には、不釣合いなんだけどさ、素敵だったの。
 きっと、すごいお金持ちだよ。」

「スジニ、その人に惚れたのかい。
 目がハートになってるよ。」

「やだ、オンニったら~。」

スジニは、照れながら、パソンの腕を軽くたたいた。

「また、うちの店に来てくれるといいなぁ。」



そのころ、ホゲは会議を終えて、

副社長室に戻ったところだった。

デスクの前に座ると、携帯電話を取り出して、

タムドクにメールを打った。

『よっ、元気か?最近、俺ストレスが溜まってるんだ。
 週末にでも、空手の稽古をつけてくれないか?』

タムドクは、取引先の病院の待合室から外に出ると

携帯電話を開いて、メールを読んだ。

そして、

『ホゲ、大丈夫か?
 空手の稽古なら土・日のどっちでもいいよ。
 夕方子供達の稽古が終わった後に
 相手してやるよ。
 それとも、時間があるのなら、
 午後からの子供達の稽古を手伝ってくれないか?
 気晴らしになるかもよ。
 そのあとに、じっくりおまえの相手してやるよ。』

と、ホゲにメールの返事を返した。

『そうか、じゃあ早めに行って子供達の稽古を手伝うよ。
 今度の土曜日、何時ごろ行けばいい?』

『そっか、ホゲありがとう。助かるよ。
 そうだなぁ。3時には始めたいから
 3時15分前くらいに来てほしいな。』

『タムドク、了解した。
 その頃行くから、よろしくな。』

『ホゲ、土曜日楽しみにしてるよ。
 こちらこそ、よろしくな。』

ホゲは、携帯電話を閉じると

オフィスの窓辺に立ち、外の景色を眺めた。


                                     ~つづく~


 
ぷうすけ
karisanちゃん、スジニはホゲのことが気になってるのよね。お金持ち大好き?!タムドクの方が男前なのにね。 2008/03/17 08:05
karisan
なになに~スジニは何となくお金持ちのホゲに・・気があるような?かんじですね。 2008/03/14 19:33
ぷうすけ
catちゃん、タムちゃん主役なんですけど、ホゲの方が気になっちゃって。。。(^^ゞ つづきをなかなかUPできなくて、ミアネヨ。m(__)m 頑張って考えます。。。 2008/02/05 09:38
cat402
ぷうすけちゃん、現代版、ホゲを応援したくなる気持、ウンウン、わかるよ~スジニも登場で、どんな展開になるか、ワクワク~脇役の方達が、どんな役で登場するのかも、楽しみ~(^^) 2008/02/02 11:43
ぷうすけ
名脇役さんたち、いろいろ登場させたいんですけどね。。。設定に悩みますぅ。ホゲは、本当はいいやつなんだよね。本編では、キハに利用されて冷酷非道になっちゃうけどね。。。 2007/12/24 08:43
ぷうすけ
aiちゃん、読んでくれてありがとう~!テサギの現代版って、何でもありかなぁ。。。いろんな登場人物の会話が頭の中でぐるぐる回ってるの。新種のテサギ中毒ですから。。。(^^ゞ 2007/12/24 08:39
ai44
ぷうすけちゃん、現代版にするのってすご~い。ホゲの応援したくなっちゃうぷうすけちゃんの気持ち・・ちょっとわかる・・若い時、好青年なんだもん。 2007/12/23 17:56
ぷうすけ
ホゲがキハに再会したら、どうなっちゃうんでしょうね。。。危ないストーカーに変身か???あくまでも、主人公はタムドクなんですけど、なぜかホゲの応援したくなっちゃうの。。。 2007/12/20 08:45
ぷうすけ
★joonちゃん、読んでくれてありがとう~!パソンは、頼れる近所のオンニってことで、酒屋の女将にしちゃいました^^。ヒョンゴのお店ですから・・・玄武にしとかないとね。^m^  2007/12/20 08:40
★joon
パソンは、酒屋で、スジニは居酒屋の看板娘?店の名が玄武・・・笑えるぅ~こんな設定楽しいね。いよいよホゲとキハが会うのかぁ・・・。 2007/12/19 13:40
 
 

IMX